株式会社ユー・シー・エル 中国アリババの越境e-コマース新サービス 「官網同購(カン・ワン・トウ・コウ)」に 参加することで合意
~7月より、同社が運営する「セシール旗艦店」が新サービスに参加予定~
2016.06.01 18:00
株式会社ユー・シー・エル(本社:東京都渋谷区道玄坂1-18-3、代表取締役:陳 海波、以下「ユー・シー・エル」)(*1)は、アリババグループの越境eコマースサイト「天猫国際(Tmall.HK)」(*2)の「官網同購」(*3)という新しいサービスを7月スタートを目標に利用開始することに合意しました。
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アリババグループ 石碑
■サービスの概要
「官網同購」は、中国の天猫国際のeコマースサイトと海外のeコマースサイトを連動させるための様々なAPIを提供するというものです。本サービスを利用することで、運営管理コストを抑えながらリアルタイムで、多くの商品アイテムを中国のeコマースサイト上にアップすることができます。
官網同購: https://pages.tmall.com/wow/import/act/gwtg-new
現在、同サービスは韓国、台湾のファッションメーカー企業等が先行して利用しており、日本企業は1社のみの参加でしたが、この度、ユー・シー・エルは天猫国際と7月からのサービス開始の準備に合意しました。
ユー・シー・エルは、同社のグループ企業が2015年7月より運営している、通販ブランド「セシール」の商品を取り扱う「セシール旗艦店( https://cecile.tmall.hk/ )」でこのサービスを開始する予定です。
■天猫国際との交渉について
今回の天猫国際との交渉から、今後のシステム開発とサービス開始後の運営管理業務まですべての業務は、ユー・シー・エルが行っています。
ユー・シー・エルは、天猫国際より同プロジェクトを推進する日本の主要な窓口の一つとして国内の複数企業にプロモートを行っており、今後も同サービスの利用推進を図っていきます。
(*1) ユー・シー・エル
中国のIT技術者を採用して様々なソリューション開発を行うのと並行して、日本と中国の企業、政府間のコンサルティングを主たる業務としてきた日本企業。今回のeコマース事業にも自社で開発した「J-MALLシステム」を活用。日本の同社のDBと天猫国際のDBをシステムで繋いでいる。eコマースの運営面で言えば、昨年、アリババグループの天猫国際(T-MALL.HK)におけるeコマース旗艦店の申請~運営までの請負事業を開始、同社の中国のグループ企業は、今年から正式な天猫国際パートナーズとして認定された。
(*2) 天猫国際(T-MALL.HK)
https://www.tmall.hk/
(*3) 官網同購(カン・ワン・トウ・コウ)
天猫国際が進めるAPIを通じた各メーカーの本国のeコマースサイトのデータと天猫国際上のデータを同期するシステム。システムのサービスとして、自動翻訳機能や決済機能を有する。
https://pages.tmall.com/wow/import/act/gwtg-new
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