JMP、Linux版ベータ評価プログラムを発表
SAS Institute Japan
探索型データ分析ソフトウェア「JMP(ジャンプ)」日本語版のLinux版ベータ評価プ
ログラムを発表
~ 2003年7月17日よりLinux版JMP日本語版のベータ版をリリース ~
SAS Institute Japan株式会社(サスインスティチュートジャパン、本社:東京都中
央区勝どき1-13-1、代表取締役社長:堀昭一) のJMPジャパン事業部は、2004年第1
四半期に発売開始を予定しているJMP*日本語版の新プラットフォーム対応版、「Linu
x版JMP日本語版」のベータ版評価プログラムを2003年7月17日より開始します。
* JMP(ジャンプ)は、対話的にマウスでメニューから項目を選び、出力される統計
量と共に表示されるグラフとテーブルから、視覚的にデータのパターンを発見したり
、外れ値を識別したり、モデルをあてはめたりできます。ユーザーが指定する変数の
尺度や役割に基づいて自動的に適切な分析手法が選択、実行されます。このように対
話的に試行錯誤し、データから結論を導き出すように設計されていることから「探索
型データ分析ソフトウェア」と呼ばれています。
JMPソフトウェアは、現在、Windows XPとOS Xにネイティブ対応したWindows版とMaci
ntosh版を発売中です。3つめのプラットフォームとなるLinux対応の製品版リリース
は、2004年第1四半期を予定しています。Linux版も、プラットフォーム特有の機能を
除き、発売中の2つのOS版と同等の機能を備えます。JMPソフトウェアの特長である分
析結果を数値とデータに連携したグラフで多彩にわかりやすく表現する、データを探
索的に分析できる機能のほとんどすべてをLinuxデスクトップ環境で使えることを実
現します。
「Linux版JMP日本語版ベータ評価プログラム」は、Linuxデスクトップ環境でのデー
タ分析に関心を持つ企業ユーザーおよびアカデミックユーザーにベータ版を無償提供
し、製品発売開始に先立ち機能評価をいただくプログラムです。JMPのホームページ(
www.jmp.com/japan/)にて7月17日より詳しい案内と試用のお申し込み受付を開始しま
す。
【JMPについて】
JMPは、米国SAS Institute Inc.の創設者の1人であり、同社の取締役副社長を務める
ジョン・ソール(John Sall)が開発した探索型データ分析ソフトウェアです。
JMPは、1989年に米国で販売が開始されて以来、主に企業の製品企画開発部門や品質
管理部門、データ分析担当者および医師の個人利用、大学および公共の教育機関など
において統計学のリファレンス的ソフトウェアとして利用されてきました。
日本では1990年に販売が開始され、1998年にJMPのマーケティングおよび営業活動を
専任とするJMP事業部を設立して以来、主に製造業の品質管理や大学、教育機関向け
ユーザーに支持され、毎年2桁の伸びでユーザー数を増やしてきました。2001年には
初めてJMPソフトウェアの日本語版を市場に投入し、より多くの日本のユーザーに提
供できるよう努めています。
JMPソフトウェアは、以下の優れた特長を提供することで、主に口コミなどで市場に
浸透し、幅広いユーザーの支持を受けてきました。
データとダイナミックにリンクするグラフを使用した、直感的で人間の感覚に近い優
れたユーザーインターフェースとプレゼンテーション機能により、視覚的に問題を発
見しやすい
利用するデータサイズに制限を持たない(OSやメモリーサイズに依存)
工学系から医学系、社会科学における解析までカバーしている
統計学習において、優れた教材として利用できる
コンパクトで動作が軽快である
解析ソフトとしては非常に低価格である
【JMPとSASシステムについて】
SASではJMPの他にもデータ分析ソフトウェアとしてSASシステムを提供していますが
、JMPはスタンドアロン型のソフトウェアであるところに特徴があります。SASシステ
ムはSASサーバ上の大容量のデータを高速で処理・分析するツールですが、JMPはスタ
ンドアロンのパソコン上でデータを分析するツールであり、SASサーバから独立して
いる点で大きく異なります。
一方で、SASとJMPのデータは相互に利用が可能です。SASシステムで作成されたSASデ
ータセットをそのままJMPで読み込め、また、JMPで作成したデータテーブルをSASシ
ステムの移送用ファイルとして出力することも可能です。こうしてJMPとSASシステム
の両ブランドは互いに補完し、さまざまに変化するユーザーニーズに応えています。
今後、SAS Institute Japanでは、全てのユーザーに、求める用途によってJMPとSAS
システムの幅広い選択肢を提供し、同社製品のさらなる普及拡大を目指していきます
。
【SAS Institute Japan株式会社について】
SASは、ビジネス・インテリジェンス・ソリューション分野におけるリーディングカ
ンパニーとして、日本国内で現在、1,500社2,300サイトの導入実績を誇ります。大規
模データからインテリジェンスを創造するには、Intelligence Value Chainを実現す
ることが不可欠であり、SASはその必要なソリューションを一括提供できる唯一のベ
ンダーです(Intelligence Value Chain:計測可能なROIを導き出し、それに基づい
てデータウェアハウス・分析ならびにBIアプリケーション群を統合すること)。バラ
ンス・スコアカード、カスタマー・インテリジェンスなどの「業種横断的ソリューシ
ョン」、またバンキング・インテリジェンス・ソリューションやテレコム・インテリ
ジェンス・ソリューションなどの「業種別ソリューション」を先進企業に数多く提供
し、その成功に寄与しています。
27年前に米国で創業、日本においては17年間“The Power to know(知る力)”を顧
客に提供し続けています。SASブランドの一層の日本市場への定着とBIソリューショ
ン・ビジネスの拡大策の一環として、2003年2月から、社名を「SAS Institute Japan
株式会社」に変更しました。(本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Wo
rldwide 約8,700名、/ 日本法人設立:1985年10月、社員数約180名、東京本社、大阪
支店を拠点に事業展開)。同社に関するさらに詳しい情報は、同社ホームページ(ht
tp://www.sas.com/japan/)より入手可能です。
* SASおよびその他の製品は米国およびその他の国における米国SAS Institute Inc.
の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登
録商標です。
本件に関する一般読者からのお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社
JMPジャパン事業部 セールス&マーケティンググループ
Linux版ベータ評価プログラム担当
TEL: 03-3533-3887
FAX: 03-3533-1600
E-mail: jmpjapan@sas.com
http://www.jmp.com/japan/
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社
JMPジャパン事業部 セールス&マーケティンググループ
広報担当:野田 昭夫
TEL: 03-3533-3887
FAX: 03-3533-1600
E-mail: jmpjapan@sas.com
http://www.jmp.com/japan/
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