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インテック、「ID管理ソリューション」にログオプションを追加

~ユーザアカウントの申請・承認・差分情報など、ログの統合管理を実現~

2009.03.25 13:00

 ITホールディングスグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役執行役員社長:金岡 克己、以下 インテック)は、企業内の様々なシステムのID情報を一元管理するID管理ソリューション※1(以下、IDMソリューション)の「結人(ゆいと)※2」「束人(そくと)※3」に、IDM関連のログを統合管理するためのオプション製品「ログオプション」を追加し、2009年4月1日より提供を開始いたします。

■開発の背景
 インテックは、役職の兼務や業務の引継ぎ期間といった日本企業特有の組織形態や商習慣に適応したIDMソリューションを開発・提供してきました。今回は、さらなるIT全般統制※4やコンプライアンス対応のため、IDMソリューションのログの統合管理を希望されるお客さま向けに「ログオプション」を開発し、提供を開始いたします。

■ログオプションの導入メリット
(1) 結人・束人のログを統合管理できる
 ID情報の登録・変更・削除や、各システムのデータ同期の際などに、ログが出力されます。これらのログを統合管理する「ログオプション」機能は、各システムのログを横断して検索し、「いつ・誰が・どのようなID情報を登録・変更・削除したのか」の確認を容易にします。

(2) 監査にも対応可能なログのレポート作成ができる
 監査にも対応可能なログの統計情報をグラフや表形式で表示でき、PDFファイルへの出力や印刷も可能です。レポート作成の負荷を軽減し、内部統制や企業コンプライアンスなどへの対応を強化することができます。

(3) ログの高速検索、自動暗号化、長期保管ができる
 ログオプションは、インテックの統合ログ管理製品「快速サーチャーLogRevi(ログレビ)※5」をベースに開発しています。1,500万レコード/秒のスピードで目的のログを高速検索できるほか、ログの自動暗号化(AES128bit暗号)や、ログの圧縮保存による長期保管といった特長があります。

 なお、インテックは、5月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催される「第6回情報セキュリティEXPO」に、IDMソリューション結人・束人とログオプションを出展いたします。プレゼンテーションで製品を詳しくご紹介します。また、デモンストレーションコーナーにて、各製品の画面等をご覧いただけます。

■お問い合わせ先
株式会社インテック N&O事業推進部
TEL  : 045-451-2398
FAX  : 045-451-2387
E-mail: net_info@intec.co.jp


≪別紙1≫

◆ID同期・統合システム結人・束人とログオプションの連携について
 社内人事DBで管理(登録・変更・削除)されたID情報を結人・束人で自動的に取り込み、ID情報の登録が必要なシステムのフォーマットに変換して同期します。
 ログオプションは、結人・束人が出力するCSV形式のログを自動的に取り込み、一元管理します。取り込んだログは、暗号化されたセキュアな状態で長期保管され、横断検索やレポート作成が可能となります。

※1 IDMソリューション
 企業内に散在する様々なシステムのID情報を一元管理し、システム管理の煩雑さや、セキュリティの強化、管理コストの削減などの問題を解決するソリューションです。お客さまのご要望に応じて、ID同期システム「結人」(別紙1参照)と、ID統合システム「束人」(別紙2参照)を提供しています。2009年4月1日より、バージョン1.2を提供開始します。

※2 ID同期システム結人(ゆいと)
 異なる種類のディレクトリシステムやRDBなどが保持する様々なデータ形式を吸収し、システム間のデータ同期を行うことが可能なシステムです。日本の商習慣に対応した事前同期機能などを基本搭載しており、またシステム間の同期設定を画面上で容易に行えるよう設計されているため、システム導入までの構築期間を短縮することができます。同期を行う前に予めリハーサルとして同期を行った場合の実行結果をファイルに出力することが可能です。
製品ホームページ: http://www.intec.co.jp/service/network/yuito.html


≪別紙2≫

※3 ID統合システム束人(そくと)
 結人を利用したデータ同期に加え、幅広いID情報のライフサイクル管理を行うことを可能にしたシステムです。ID情報のライフサイクル管理に必要な申請・承認フローを設定可能です。また、同期システムによる利用者の登録・変更・削除といった証跡ログをGUI で確認できるため、不正なユーザアカウントの登録防止や削除漏れなどの追跡・対応が可能です。また、「束人(Ver.1.2)」からは、ユーザメンテナンス画面で、申請時に入力した項目を他の属性にコピーして使用することが可能です。例えば、姓と名という別々に入力した項目を「名前」という属性に一つにまとめて格納することが可能になります。
製品ホームページ: http://www.intec.co.jp/service/network/sokuto.html

※4 IT全般統制
 業務プロセスにおいて使用されるアプリケーションシステムが機能するための環境や情報、システム全体の企画・開発・運用・アクセス管理などに関する統制のことです。アプリケーションや使用するデータに対して、ID管理やパスワード管理、アクセス制御が適正に行われているかなどもその定義に含まれます。

※5 快速サーチャーLogRevi(ログレビ)
 企業内に存在する様々なシステムのログを統合管理する製品です。お客さま自身が自由にログを取り込むことができ、形式の異なる複数のログを一画面に表示することが可能です。検索エンジンは、チューニングを必要としない高速エンジンを搭載しており、該当のレコードを数千万レコードから数秒で検索することが可能です。また、取り込んだログは、暗号化して保存されるため、改ざんを防止することができます。
製品ホームページ: http://www.intec.co.jp/service/sercher/logrevi/index.html


◆株式会社インテックについて
 インテックは1964年創立の独立系総合IT企業です。ITコンサルティング、システムインテグレーション、ソフトウェア開発、アウトソーシング、ネットワークを柱に、製造や流通、金融、行政、医療などさまざまな分野のお客さまに最適なトータルサービスを提供しています。経営戦略に沿った情報化戦略の立案から、情報システムの設計・開発、ネットワークの構築や基盤システムの運用保守まで、お客さまのITパートナーとして幅広く事業を展開しています。
参考) インテック ホームページ http://www.intec.co.jp/


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