カスタマイズターゲティングで 効果を出すオフライン広告 ~エリア特性を活かし、潜在層へアプローチ~
2016.06.29 16:00
DSPの開発・販売などを行うマーベリック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:美留町 督、以下 マーベリック)は、自社開発のビッグデータ解析技術を活かし、折込広告などオフライン広告で活用できる新たなエリアマーケティングシステムを開発いたしました。
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図1
■概要
今回の開発で、当社が持つWeb広告リクエストデータ及び自社DMPデータと公的なデータを掛けあわせ、ヒートマップとして表示すること(図1)が可能となりました。
主要セグメントである「世帯主年収」「世帯主年齢」「家族構成」の設定の際に、広告主によってセグメントごとのカスタマイズ設定ができます。加えて、広告主の用途によって新たな情報を取り込み、エリアターゲティングの精度をあげることが可能となります。
ヒートマップを元にした配布エリアの選定は、ワンクリックで完了(図2)し、すべてクラウド上のサービス提供のため、管理画面上から配布日の設定、用紙のサイズやカラーの選択、見積もりなどを一括して行えます。
図1
https://www.atpress.ne.jp/releases/106385/img_106385_1.jpg
図2
https://www.atpress.ne.jp/releases/106385/img_106385_2.jpg
■折込広告の潜在層への働き掛けについて
様々な配信手法を用い、Web広告でも潜在層へのアプローチは可能となりました。しかし、生活に密着し受動的に情報を受け取ることが可能な折込広告は、潜在層を顕在化させる上で未だ大きな役割を果たしています。
情報伝達ツールとして既に確立している折込広告と、マーベリックの持つデータ解析技術を掛け合わせることで、折込広告の内容とユーザーがより密接に結びつき、ユーザーの興味を強くひくことができます。また、ポスティングなどその他オフライン広告手法にも展開していく予定です。
今後マーベリックでは、「Sphere Paper」とDSP「Sphere」、インフィード広告配信システム「Sphere Infeed」と連動し、ウェブとリアルをつなぐ、新たなユーザーコミュニケーションを開発してまいります。
【マーベリック株式会社について】
マーベリックは、広告配信プラットフォーム(DSP)(*1)事業を展開しており、DSPの開発・販売、RTB(*2)インフラやDMP(*3)の構築支援を行う企業です。また、新たな取り組みとして、ビッグデータ解析技術を活用し、O2O(*4)を推進するエリアマーケティングの新システムの開発を担います。
本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル3F
代表者 : 代表取締役社長 美留町 督
事業内容 : DSPの開発・販売、RTBインフラの導入支援など
創業 : 2013年
URL : http://www.mvrck.co.jp/
(*1) DSP (Demand Side Platform)
複数の広告枠の配信最適化および、効果検証などの一元管理を目的に開発された広告主向けのシステムを指します。
(*2) RTB (Real Time Bidding)
広告の表示毎に閲覧ユーザーや広告掲載面、1ユーザーあたりの表示回数などの情報を分析して、最適と判断できる場合のみオークション方式で入札と配信が可能となる仕組みです。
(*3) DMP (Data Management Platform)
各種Webサイトのアクセスデータ・広告配信・顧客・その他の外部サプライヤーのデータを管理し、広告配信や分析調査などのデータ活用チャネルと連携するデータ統合管理システムを指します。
(*4) O2O (On-line to Off-line)
オンラインとオフラインの購買活動が連携し合い、オンラインでの活動が実店舗などでの購買・来店に影響を及ぼすようなマーケティング活動を指します。
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