乳児の夜泣き・長泣きの原因に 腸内フローラが関係していることが判明
「L.ロイテリ菌」を主成分とするサプリメントで育児の悩み解消に貢献
バイオガイアジャパン株式会社は、2016年6月11日(土)・12日(日)に開催された「第27回 日本小児科医会総会フォーラム」(鳥取県米子市)に参加し、ハニア・シャイエスカ医師(ワルシャワ医科大学小児科)と服部 益治医師(兵庫医科大学小児科学)と共同で「腸内細菌叢とInfantile Colicの関係について」と題した教育セミナーを行いました。本セミナーでのシャイエスカ医師によるプレゼンテーションにて、乳児疝痛の原因が腸内フローラに関与していたという興味深い事実が判明したことをお知らせいたします。
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「バイオガイア チャイルドヘルス ベビー」5ml ボックス
■“疝痛”とは
国際小児科学会が示す健康な月齢3ヶ月前後の乳児が「1日合計3時間以上」「週に3日以上」「3週間以上継続して」号泣する状態(「3の法則」)であり、全体の約26%の新生児がこれに該当すると言われています。シャイエスカ医師は、疝痛のある乳児とそうでない乳児の糞便を調べ、疝痛のある乳児の糞便には大腸菌が多く、ビフィズス菌や乳酸桿菌が少なかったと述べ、乳児疝痛は腸内フローラに深く関与していたと発表しました。
■夜泣き・長泣きに対策を
乳児の夜泣き・長泣きは、日本では常に育児の悩みのトップに上がっており、ネット上でも毎月約20万件の検索(※)がされている重大関心事であるにも関わらず、これまで有効な対策はなされてきませんでした。(※Google、Yahoo!にて検索した合計/当社調べ)
「赤ちゃんは泣くのが仕事」「夜泣きは母親の修練」といった古くからの育児文化が依然として存在する中、近年日本では女性の社会進出、産後の早期の仕事への復帰率の増加、育児分業化が進むにつれ科学的根拠に裏付けされた有効な対策がより強く求められています。また、夜泣き・長泣きは増加し続ける乳児虐待や、乳児の頭を激しく揺すって外傷を負わしてしまう「揺さぶられっこ症候群」など、社会問題に繋がる原因としても挙げられており、その抑制には大きな期待がかかっていると言えます。
■今、注目を集める「L.ロイテリ菌」
日本と比較して女性の社会進出率が著しく高いスウェーデンでは、早くから夜泣きに対する有効な対策商品のニーズが多く、ノーベル医学・生理学賞の審査本部として著名なカロリンスカ医科大学と、イタリアの小児科病院の共同研究を進めてきました。その結果、激しい夜泣き・長泣きの原因は乳児疝痛であると突き止め、対策として母乳由来で初乳に含まれ乳児が摂取する乳酸菌「L.ロイテリ菌(学術名:Lactobacillus reuteri)」を一定量与えることで、1日3時間以上であった夜泣きが95%以上の確率で50分以下まで減少することを突き止めました。この発見は、「L.ロイテリ菌」以外のプロバイオティクスや医薬品では同様の効果は確認できておらず、小児科学術誌として最高権威を誇る「ペディアトリックス」誌(米)にも掲載され、ABCニュースで全米へ報道されました。
■「L・ロイテリ菌」について
「L.ロイテリ菌」(学術名:Lactobacillus reuteri)は、ヒト由来のプロバイオティクス乳酸菌です。主として母親の乳房内で繁殖し、母乳に含まれて乳児の体内に摂取され、口腔から大腸まで消化管全体に定住します。「L.ロイテリ菌」は天然の抗菌物質「ロイテリン」を産生して病原菌やウィルス、原虫などの殺菌・抑制・破壊を行う力がある他、免疫システムと相互作用して免疫力を高めたり、感染症の予防、整腸、アレルギー反応の抑制など幅広い役割を担っていると考えられています。かつて、ほとんどの母親の体内に常在していた「L.ロイテリ菌」は、近年多用される食品添加物や抗生剤、そしてストレス性分泌物が菌の繁殖に悪影響となり、先進国において常在率が低下しています。
■「L.ロイテリ菌」を主成分とした「チャイルドヘルス」
「L.ロイテリ菌」および、その菌株の国際特許を取得する当社のサプリ「チャイルドヘルス」は約85の国と地域の医療機関で臨床採用され、薬局・薬店でも販売されています。乳児にも与えやすい液体タイプの本サプリメントは、米国FDAの安全認証である「GRAS」認証を取得。その安全性と有効性が高く評価され、現在世界で最も売れている乳児用プロバイオティクスサプリメントです。当社の追跡調査では、乳児期に適切な夜泣き対策が行われないまま成長した小児は10歳時で胃腸疾患やアレルギー疾患を発症する確率が数倍にも上る可能性があるとされていることもあり、「チャイルドヘルス」は有効な対策となります。
【商品概要】
正式商品名 :バイオガイア チャイルドヘルス ベビー
希望小売価格:2,800円(税抜)
内容量 :5ml
使用方法 :1回あたり5滴以上を目安にスプーンに取り、
体温以下の飲食物に滴下・乳房に塗布するなどして
赤ちゃんに与える。
現在、オンラインストア・小児科医院・ドラッグストア・薬局薬店で販売中
オンラインストア URL: http://www.childhealth.jp/store.html
■会社概要
社名 : バイオガイアジャパン株式会社
所在地 : 〒730-0041 広島県広島市中区小町3-17-3F
代表者 : 代表取締役 兼 最高責任者 野村 慶太郎
URL : http://www.biogaia.jp/
- カテゴリ:
- 調査・報告
- タグ:
- 医療 子育て・保育 その他ライフスタイル
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