一流を気軽に楽しむ和の祭典 アート・ミックス・ジャパン、 メキシコで初の海外公演開催!!
アート・ミックス・ジャパンは、日墨協会創立60周年を記念して、日本-メキシコ両国のさらなる文化交流の促進を目的に、独立行政法人国際交流基金との共催の下、初の海外公演を実施します。
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ロゴ
アート・ミックス・ジャパンは、2013年に新潟市で誕生した日本の伝統芸能をハシゴしながら気軽に楽しむことをコンセプトとし、年々高く評価を上げている和の祭典。2020年の東京オリンピック開催に向けて毎年海外での開催を目指し、その第一弾として国内外で活躍する6組のアーティストをメキシコに派遣し、舞台公演や日本の伝統芸能を体験できるワークショップを実施します。
メキシコの一般市民だけでなく、現在4世、5世にもなっている日系人にも、日本文化の奥深さやバラエティの豊かさ、そこに息づく日本の精神を伝え、日墨両国間の新たな文化交流が生まれるきっかけになることが期待されています。そして今後開催される公益社団法人 企業メセナ協議会主催のマレーシアでのプレゼン参加など、日本をPRするツールとしてアート・ミックス・ジャパンはさらに世界へと展開を拡大していきます。
本事業では、邦楽・石見神楽・古武術・書道パフォーマンス・手妻など各ジャンルのアーティストを日本から派遣し、それと共に現地日系人アーティストによる公演会や展示会、また、模擬店や出展ブースでの日本食や民芸品の販売も行い、多様な日本の伝統文化を食・技・芸術など様々な角度からメキシコの一般市民を対象に誰でも親しめる新しいスタイルで紹介します。
【開催概要】
メキシコ(メキシコシティ)
アート・ミックス・ジャパン イン メキシコ(日本祭り2016)
日程 :2016年12月3日(土曜日)・4日(日曜日)
会場 :メキシコ国立芸術センター(CENART)
主催 :社団法人日墨協会、在メキシコ日本国大使館、
メキシコ国立芸術センター、独立行政法人国際交流基金
後援 :メキシコ日本商工会議所、日墨学院
企画制作:アートミックスジャパン実行委員会
【日本人出演アーティストプロフィール】
■小山豊・TAKUYA・辻本好美(津軽三味線、和太鼓、尺八)
AMJ in メキシコのためだけに編成される、日本の伝統楽器の未来を担う若手奏者が集うスペシャルユニット。
・小山豊
幼少より津軽三味線小山流宗家(祖父)小山貢翁に師事し、現在日本最大流派の1つである小山流の三代目として、国内・海外で活躍中。津軽三味線の魅力を伝えるため、伝統的な楽曲の継承とともに、枠にとらわれない柔軟なスタイルで既存には無いサウンドを生み出し続けている。
・TAKUYA
新時代の音速系和太鼓アーティストとして、日本と欧州を行き来し、世界に活動の幅を広げている。しなやかな身体性を駆使した驚異の音速テンポと叙情性を併せ持った演奏スタイルで、ジャンルを越境したあまねくアーティストとのコラボを重ねる、和太鼓界に現れた新世代のトップランナー。
・辻本好美
尺八奏者として、大学在学中からTV番組に出演。南米ツアー、中米ツアーを成功させる。東京を中心にソロとしての活動はもとより、ユニットでの演奏活動も活発に展開中。
■浜田市石見神楽社中連絡協議会(石見神楽)
島根県西部・石見地方で秋祭りの夜になると様々な町の神社で上演される郷土芸能、石見神楽。起源は定かではなく近世以前とされているが、文化文政期の国学台頭とともに古事記・日本書紀を原拠とする神話ものが加わり、演目も豊富で極めて多彩。その数は30種類以上にも及ぶ。今回上演される「大蛇(オロチ)」は、そのスケールの大きさとダイナミックな動きで海外においても絶賛されている作品の一つ。
■志学館道場 小杉耐三・斎藤朝男(古武術)
古流剣術、居合術の各流、それぞれの刀法の原点に帰り刀術の真理を探究し、一競技者として技を磨き、指導者としてもその伝承と普及・発展を目指す。
本公演は、日本が世界に誇る精神文化・武道の源流である日本刀を使い、剣道、居合道、抜刀道の剣の理法を習得した技の公開演武。真剣を使った緊張感みなぎる一太刀、そして所作や礼儀に至るまで研ぎすまされている様子に、観る者にも緊張感が自然と湧き上がる。
■美帆(書道パフォーマンス)
書道師範、文部大臣賞受賞。伝統にとらわれる事なく『文字』=『生』とし躍動感溢れる文字本来の姿に迫る作風を展開。
書の持つ可能性を追求する中で、映画やMVの出演や題字制作、様々なアーティストとのコラボレーションやパフォーマンスにも力を注ぎ、2014年、2015年フランスでのJAPAN EXPOにおいてブース装飾・作品展示や、パフォーマンスを行い、国内外にとどまらず活動の場を広げている。現在は友禅の技法を用いて着物柄を身体や物に描く霧絵師・美呼と「和」をテーマにした作品制作を行うユニット「hommu~帆霧~」の活動にも取り組んでいる。
書の持つ佇まいから装いまで漂う和の風情とともに、音楽をはじめとしたアーティスティックな演出が施されているのが特徴の一つ。現代的なパフォーミングアートとしての書道の姿は幼少期より書道を嗜む日本人の目にも新鮮に映るものであり、アート・ミックス・ジャパンには2016年に初登場するや否や早々に前売りチケットが完売した、注目度の高い公演となった。
■藤山大樹(手妻)
国の無形文化財に指定されている、日本独自に発展したマジック・手妻の数少ない若き継承者。大学卒業と同時に、手妻の大家で文化庁芸術祭「大賞」を含む三度の芸術祭賞を受賞している藤山新太郎に師事し手妻師の道に入る。2014年、韓国で開催されたマジックのアジア大会で優勝、2015年にイタリアで開催された世界大会では日本代表として出場し、創作手妻「七変化」で世界を驚かせ部門5位を獲得。現在、マジック界で最も注目されている若手マジシャンの一人であり、公益社団法人日本奇術協会からも、その年最も活躍が期待されるマジシャンに送られる賞「ホープ賞」を2015年に授与された。
手妻は、「手を稲妻のように素早く動かす」ことから名付けられた、江戸時代に完成した伝統芸術。日本舞踊なども取り入れた和の所作、舞踊の要素、古典の決まり事を守って演じられるものであり、西洋のマジックとは明らかに違う、形式美を重んじる日本人ならではの発想がそこにある。
■田村祐介・佐藤知(和太鼓・篠笛・津軽三味線)
アート・ミックス・ジャパン発祥の地、新潟を拠点に全国、そして海外へと演奏の場を広げる二人。それぞれソロ活動と並行して和楽器カルテット「音魂」のメンバーでもある。
・田村祐介
9歳より郷土芸能「万代太鼓」を始め、15歳で新潟万代太鼓「飛龍會」に参加。県内外を始めアメリカ・中国・韓国・ロシアなどの海外公演経験も多数。太鼓以外にも篠笛奏者、狩野泰一氏の指導を受け、ジャンルを問わず活動。2007年創作和太鼓ユニット和伝楽「意」、2011年万代太鼓「華龍」を立ち上げともに代表として現在に至る。2010年ハードオフエコスタジアムで行われたプロ野球オールスターゲームにて、篠笛で国歌を演奏した。
・佐藤知
津軽三味線奏者。15歳で故・木田林松次に師事。津軽三味線全国大会 個人A級部門4位入賞(平成24年度)、3位入賞(平成25年度)など、コンクールで実績を重ねながら県内外、海外に至るまでパワフルで豪快な叩き三味線の音色を発信している。兄 悠紀とともに「津軽三味線佐藤兄弟」としても活動。
プレスリリース添付資料
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