台湾の大学と国際版「たまご落としコンテスト」に挑戦 ~地上40mから落としても割れない容器をつくる~
芝浦工業大学(東京都港区/学長:村上雅人)は、国立台湾科技大学と合同で「たまご落としコンテスト」を通じた国際イベントを2大学間で初めて企画し、8月20日(土)のオープンキャンパス(豊洲)と同日に開催します。
両大学の学生は、まず各自で容器を設計。その製作マニュアルを英文で作り、日本と台湾の学生間で交換します。そして、受け取ったマニュアルに従って容器を製作し、豊洲キャンパス研究棟13階(約40m)からの落下試験を行います。学生は落下速度や着地の衝撃を抑え、たまごを守る方法などを考案すると共に、容器の製作方法を英語で外国人にうまく伝えなければなりません。これらの活動を通して、与えられた制約の下での問題解決や創意工夫の力の他、外国語で説明する力や議論する力など、グローバル社会で必要な素養を身につけることを目指します。
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過去の様子1(芝浦工大生のみで、2014年~2016年に実施)
<過去の様子(芝浦工大生のみで、2014年~2016年に実施)>
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<アイデア次第で形状は自由>
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1.課題内容
・豊洲キャンパス研究棟13階(約40mの高さ)から、コンクリート地面に落下させても、中の生たまごを破壊させない容器を一人2~3作品考案する
・各作品の製作マニュアルは、A4用紙5ページまで(図は3つまで)とし、英文で作成する
・「たまご落としコンテスト」当日は、風の強さや湿度などを考慮してマニュアルを一つ選び、相手国の参加者と交換する。渡されたマニュアルに従って容器を製作し、実際に40mの高さから落とす
・後日、成功や失敗の原因や、英文マニュアルで何が伝わり、何が伝わらなかったのかなどを考案者と作製者の間で議論し、発表する
2.製作ルール(抜粋)
・材料はA4サイズのケント紙、セロハンテープ(15mm幅×9m長・1巻)の2点。道具はカッターと物差しのみ
・卵にセロハンテープを巻きつけることは禁止
・材料の追加は認めない。持ち込んだ接着剤やホチキスの使用も材料の追加にあたる
3.課題の狙い
・与えられた制約の下で、問題解決策を考案する力の修得
・考案したことを外国人に正確に伝える文章力の修得
・得られた結果の原因について、客観的に検証する力
4.スケジュール
日時 :8月20日(土)
場所 :芝浦工業大学 豊洲キャンパス
担当教員:工学部応用化学科 吉見靖男 教授
10:00~11:30 容器作製(90分)
13:00~15:10 落下試験(全16作品を予定)
※後日、問題解決のための戦略、方法、結果および考察、結論について、両大学合同でプレゼンテーションする。
<落下試験の様子>
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