“日本初”ミニ・中玉トマトを載せるだけでリコピンと糖度が同時に分かるフルーツセレクターの開発へ!
~明治大学農学部野菜園芸学研究室の産学連携の成果~
2016.07.26 11:15
明治大学農学部農学科 野菜園芸学研究室(以下、明治大学)と株式会社クボタ(本社:大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-47)は、これまでなかったミニ・中玉トマトを載せるだけで機能性成分リコピンと糖度が同時に計測できるフルーツセレクターを開発しております。
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フルーツセレクター
フルーツセレクターは、近赤外分光技術を応用した青果物の非破壊品質評価装置で、青果物を装置に載せるだけで誰でも簡単に測定でき、測った青果物もそのまま出荷できます。多種類の青果物に対応でき、現在、全国の試験研究機関から生産者、小売業者まで幅広く活用されています。近年、トマトは果皮の色や模様が多様な品種の生産量が増え、販売の幅に広がりを見せています。明治大学とクボタとの共同研究では、ミニ・中玉トマトの機能性成分リコピンと糖度を同時に、誰でも簡単に測定できる装置を国内で初めて開発しています。
この度、8月3日(水)に明治大学生田キャンパスにて開催をする「新世代アグリチャレンジャー育成講座」にて、同セレクターを使用し、会場にある20種類以上の品種や普段食されている中玉・ミニトマトでご持参いただいたものを試食の前に機能性成分リコピンと糖度を計測することができます。
これまでのミニ・中玉トマトの研究成果が産学連携を通して実用化される今回の試みを、ぜひ、取材にお越しいただきますよう、よろしくお願いいたします。
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