<女性の髪と美に関する意識調査> 日本人女性は洗いすぎ!? 自分の髪に「満足していない」7割弱 女性たちが抱える美髪へのジレンマ 海外では当たり前のノープー潜在層 「毎日のシャンプーで髪が傷む」と悩む
2016.07.28 13:00
へアケア・ヘアカラーだけにとどまらず、女性の美を包括的にサポートする『トータル ビューティー ブランド』ロレアル パリでは、「女性の髪と美に関する意識調査」を20代から40代の女性600人を対象に実施しました。
調査の結果では、自分の髪のダメージを自覚し、髪の状態に満足していない女性が多数いることがわかりました。また、きれいな髪のために一番重要だと思われているケアは「シャンプー」であるという結果になりました。しかし一方で、「毎日のシャンプーで髪が傷むと思う」人が多いと、女性の多くが美髪へのジレンマを抱えていることが明らかになりました。
今回は、毛髪診断士の資格を持ち、ヘアーサロンAMATA(アマータ)のオーナーであり、ビューティープロデューサーとして美を追求される美香さんに、艶髪づくりのポイントや海外トレンドについて伺いました。
【調査トピックス】
(1) きれい髪のために実施しているケアは何!?
・髪のために実施していることで、一番重要だと思うケア1位は「シャンプー」7割弱
(2) 日本人と外国人のシャンプー習慣はこんなにも違う!
・海外で毎日シャンプーする人は23.0%、一方で日本人は毎日シャンプーする人が7割以上
(3) 自分の髪に自信がない日本人女性は多数!
・自分の髪の状態に満足していない女性、65.0%
(4) なぜ自信がない!?
・髪の気になることランキング:1位「パサつき」、2位「ひろがり」、3位「うねり」
・約8割が髪がダメージを受けていると自覚している
(5) 日本人女性たちの美髪へのジレンマ
・「毎日のシャンプーで髪が傷むと思う」人は半数以上、だけど「毎日したい」人は約9割
【調査概要】
表題 :「女性の髪と美に関する意識調査」
調査主体 :日本ロレアル株式会社 コンシューマー プロダクツ事業部
ロレアル パリ事業本部
調査実施機関:株式会社マクロミル
調査方法 :アンケート調査(インターネット調査による)
調査期間 :2016年7月9日~2016年7月10日
調査対象 :20代から40代の女性600人 ※各年代200人ずつ
(1) きれい髪のために実施しているケアは何!?
・髪のために実施していることで、一番重要だと思うケア1位は「シャンプー」7割弱
【Q1】髪のために実施していることで、一番重要だと思うケアは何ですか。(SA)(N=600)
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_1.jpg
紫外線が強くなり、髪のダメージが気になりやすい季節、女性にとって“命”とも言われる髪ですが、きれいな髪のために実施していることは何でしょうか。
「髪のために実施していることで、一番重要だと思うケアは何ですか」と質問したところ、最も多く回答されたのは「シャンプー」で、半数以上の65.3%でした。次いで「コンディショナー・トリートメント」25.3%、「サロンでのトリートメント」3.3%と続きました。
(2) 日本人と外国人のシャンプー習慣はこんなにも違う!
・海外で毎日シャンプーする人は23.0%、一方で日本人は毎日シャンプーする人が7割以上
【Q2】シャンプーで髪を洗う頻度は、1週間に何回程度ですか?(SA)(N=600)
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_2.jpg
ロレアル パリが2013年に欧米人女性(※)を対象に実施した調査では、毎日シャンプーを使って髪を洗う人は、わずか23.0%ということが分かりました。海外では、毎日シャンプーを使って髪を洗わないノープーを実践する女性も多数いますが、日本人女性の髪を洗う頻度はどの程度なのでしょうか。
「シャンプーで髪を洗う頻度は1週間に何回程度ですか」と質問したところ、「毎日」と回答した女性は7割以上の77.3%ということが分かりました。欧米人女性の23.0%に対し、日本人女性は77.3%が毎日シャンプーで髪を洗っているという、シャンプー習慣に大きな違いがあることが分かります。
※イタリア、スペイン、フランス、イギリス、ドイツ人女性 合計17,759人を対象に、2013年に調査実施。
(3) 自分の髪に自信がない日本人女性は多数!
・自分の髪の状態に満足していない女性、65.0%
【Q3】あなたは今のご自身の髪の毛の状態に満足していますか?(SA)(N=600)
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_3.jpg
欧米人女性に対し、気を遣って髪を頻繁に洗っている日本人女性ですが、自身の髪への満足度はどの程度なのでしょうか。
髪の状態の満足度について質問したところ、「満足していない」18.3%、「あまり満足していない」46.7%と、65.0%の日本人女性が自分の髪の状態に満足していないことが分かりました。
(4) なぜ自信がない!?
・髪の気になることランキング:1位「パサつき」、2位「ひろがり」、3位「うねり」
・約8割が髪がダメージを受けていると自覚している
【Q4】あなたの髪の状態で気になることはなんですか。
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_4.jpg
【Q5】あなたの髪はダメージを受けていると思いますか。
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_5.jpg
髪の状態に満足していない女性が多くいることが分かりましたが、実際にどんな悩みを抱えているのでしょうか。「あなたの髪の状態で気になることはなんですか」と質問したところ、最も多く回答されたのは「パサつき」69.2%、次いで「ひろがり」52.3%、「うねり」49.7%という結果になりました。「気になることはない」と回答した女性は、わずか5.3%でした。
また、「あなたの髪はダメージを受けていると思いますか」と質問したところ、「傷んでいる」28.8%、「少し傷んでいる」48.3%と、約8割の女性が自分の髪に何らかのダメージを受けている自覚があるということが明らかになりました。
(5) 日本人女性たちの美髪へのジレンマ
・髪の毛のケアのために実施している「毎日のシャンプーで髪が傷むと思う」人は半数以上、それでも「毎日したい」人は約9割
【Q6】毎日のシャンプーで髪が傷むと思いますか。
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_6.jpg
【Q7】毎日シャンプーしたいと思いますか?
https://www.atpress.ne.jp/releases/108609/img_108609_7.jpg
外国人女性と比べ、髪の毛のケアのためにシャンプーを使った洗髪頻度が高い日本人女性ですが、多くの女性がパサつきなどの悩みを抱えていることが分かりました。そこで、「毎日のシャンプーで髪が傷むと思いますか」と質問したところ、「そう思う」9.5%、「どちらかというとそう思う」45.2%と、半数以上の女性がシャンプーで髪が傷むと思っていることが分かります。
一方で、「毎日シャンプーしたいですか」と質問したところ、「絶対毎日したい」44.0%、「なるべく毎日したい」42.3%と、約9割の女性が毎日シャンプーしたいと思っているようです。日本人女性たちは、「毎日のシャンプーで髪が傷む」と悩みつつも、それでも「毎日シャンプーしたい」とジレンマを抱えていることが伺えます。
ロレアル パリでは、そんな女性たちが抱える美髪へのジレンマを解決する、シャンプーに代わる新手法を9月に発表します。
詳しくはこちら: http://goo.gl/JdqQaA
【艶髪づくりのプロ、AMATA 美香さんによる、
艶髪づくりのポイントや海外トレンドを紹介】
シャンプーの方法としては、まずお湯で髪と頭皮をよく濡らすことが重要です。これをやっていない方が意外に多いです。髪は撥水性ですので水をはじきやすく、時間をかけないと毛髪に水を含みづらいのです。そのため、1分程度の「予洗い」をおすすめしています。髪は乾いているときは丈夫ですが、濡れているときは一番ダメージを受けやすいので、髪を絶対擦り合わせないことが大事です。
海外セレブで髪を1週間に1回しか洗わないと言っている人もいます。その1回にシャンプー製剤を使用し、あとはそのままお湯で洗い、週末にローココナッツオイルをたっぷりつけている方もいます。
泡の立たないクリームやオイルなどでシャンプーするという方法も、よく頭皮をマッサージするので血行がよくなり、さらにオールインワンなのでトリートメントも必要なく時短的な要素があり、海外でのトレンドの一つです。
髪は絶えず人のカラダの動きにリンクしている、ビューティー的な要素の高いパーツだと思っています。サラサラ、フワフワと動く髪は自分の分身みたいなもので、艶のある美しい髪はアクセサリー以上。髪を極力守り、外的要因(ドライヤー、ヘアアイロン、紫外線、摩擦など)から気を付け、そして内因的なトラブル(ストレス、睡眠、栄養不足、冷えなど)を回避することが大切です。
<美香(ビューティプロデューサー、毛髪診断士、AMATA オーナー)>
文化服装学院卒業後、約10年間複数のアパレルメーカーでファッションザイナーとして活躍。
2002年、ファッションデザイナーから転身し、本当に自分が行きたい大人のためのヘアサロン『AMATA』をオープン。多数の美容業界人を顧客にもち、人気サロンオーナーとして注目を浴びている。また、その黒髪は業界屈指と言われる美しさで、彼女のトレードマークとなる。
近年は、彼女ならではの高い美意識から本物を追求する探究心で、様々な分野にて製品プロデュースやコンサルタントとしても活躍。ビューティのオピニオンリーダーとして雑誌を中心としたメディアに多数出演する他、トークショー・講演など活動の場を広げている。
サロン運営をはじめ、サロンマネージメント・プロデューサー・プレスなど、1人で何役もこなしつつ、『毛髪診断士』(公益社団法人 日本毛髪科学協会認定)でもある彼女は、常に顧客の立場に立ち、その時代のニーズに合った新しい提案を続けている。