電車内で急増する迷惑遺失物第1位「遺骨」!?
忘れ去れた命の尊厳を伝える「命の体験教育型葬儀」に注目
2016.08.08 10:00
岐阜県を基盤に葬儀事業を手がけるメモリアホールディングス(代表:古小路勝利、本社:岐阜県大垣市岐阜県大垣市小野3丁目47番1)にて展開する葬儀が、命の尊厳を伝えていく体験教育型の葬儀として注目が集まっています。
故人との思い出に焦点を当て、その家族ならではの葬儀の演出が好評で、家族の絆や感謝を実感できると支持を得ており、命の尊厳を改めて学ぶよい機会となっています。
-
地域での勉強会
【命の尊厳を失った背景にあるであろう衝撃的な事例】
命の尊厳が失われてしまった象徴的事例として、火葬した後の遺骨が電車内に放置され、警察に遺失物として処理される件数がここ数年で増加傾向にあります。
読売新聞の報道によれば、西日本で年間43件、警視庁でも年間10件の遺骨遺失物届け出がありました。中にはわざと置き忘れるというケースもあるとのことです。
昨今、報道を賑わせている非道な無差別殺人が頻発している背景にも、個々の命を軽視されている風潮を象徴しています。
【昨今の葬儀の潮流】
直近10年における葬儀の潮流は、以下のように小規模化、簡略化され、葬儀を形式的なものと捉えられ、葬儀で故人を偲ぶ風習が徐々に廃れつつあります。
「一般葬」:従来の親戚、知り合いが参列する大きな葬儀
↓
「家族葬」:家族だけの葬儀
↓
「直葬」:通夜や告別式などをせず、火葬のみの葬儀
(病院から安置所等を経由して直接火葬場に送られる。)
↓
「ゼロ葬」:火葬した後の遺骨の処理を業者にお任せし、引き取らない形式
こうした潮流は、家族・親族関係の希薄化や少子高齢化、経済的な事情という社会的背景が想定されますが、その代償として、命の尊厳を意識する機会が失われ、本来見失ってはならない、最も大切な命の尊厳が忘れ去れていっていく要因となっています。
【故人の思い出を形にした「感謝で送るお葬儀」が支持を得る】
メモリアホールディングスでは、命が軽視される社会的な風潮に対して警鐘をならすべく、葬儀を執り行う本来の目的を重視し、義務で行う形式的な葬儀はせずに、葬儀前の打ち合わせで遺族から十分にヒアリングする姿勢が支持を得ています。
同社では、命の体験を伝えるための社員として、教育プログラムを開発し、葬儀そのものを故人との思い出に焦点を当て、どんな人だったのか、喪主はどうしたいのか、生前できなかったことなどを丁寧に聞き取り、テーマを設定し、その家族ならではの葬儀の演出に力を注いでいます。
同社の調査によると、これまでに喪主の9割以上が満足と回答を得ています。
【今後の展開】
既に1万人が参加している、生前に葬儀の準備をしておきたい人らを対象とした独自の会員組織にて、人生の終わりに備えた「終活」をテーマにイベント企画の開催を増やしていきます。自分がどう生きたいかを書き留めておくエンディングノートの講座などを各地で開催していく予定です。
今後は関東圏を中心に各地の葬儀社と連携し、全国に展開する計画です。
【会社概要】
名称:株式会社メモリアホールディングス
住所:〒503-0803 岐阜県大垣市小野3丁目47番1
URL:http://www.1memoria.com/company.html