賃貸オーナーの6割超が将来に不安… ラクな不労所得と思われがちな賃貸経営にも時代の波 ~大家さんとしての将来展望アンケート調査~
2016.08.25 14:00
大家さん向け専門の出版社である株式会社オーナーズ・スタイル(所在地:東京都中央区、代表取締役:上田 英貴)は、賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」首都圏版・関西版の読者1,000名を対象に、「大家さんが感じる賃貸経営の先行き感についてのアンケート調査」を実施いたしました。
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質問1:ご自身の賃貸経営は、10年後、20年後も順調だと思っていますか?
■アンケート結果
<質問1:ご自身の賃貸経営は、10年後、20年後も順調だと思っていますか?>
https://www.atpress.ne.jp/releases/110318/img_110318_1.png
(有効回答数:809)
<質問2:今のお悩みや将来の不安は何ですか?>
https://www.atpress.ne.jp/releases/110318/img_110318_2.jpg
(有効回答数:794 ※上位回答5つを抽出)
■人口減少などの影響を受けて賃貸経営の未来は暗い?
昨今の大都市圏の地価上昇などの話題に触れると、賃貸経営も未来は明るいのではないか、と感じるかもしれません。しかし一方で、人口が減少し始め、空き家が急増しているといったマイナスの話題もあります。
そこで、すでに賃貸住宅を経営する大家さん達が、実際に将来をどう思っているのか、その展望を聞いてみると、「とても厳しくなる」と「少し厳しくなる」を合わせると、62.9%という結果に。6割を超える大家さんが、賃貸経営の将来を「厳しいものになる」と見ています。それだけには留まらず「なんらかの手を打つことで順調にできる」と、答えた30.2%の方も、裏を返せば、「手を打たなければ順調とはいかないだろう」考えていると読みとれます。とすれば、9割を超える大家さんが「厳しい」と考えている、と言ってよいのかもしれません。また、今の悩みや将来の不安は具体的に何か、という質問への回答では、半数を超えたのが、「空室」60.4%と、「家賃の下落」55.5%でした。
これまで大家業は「不労所得の楽な商売」と思われがちでしたが、人口減少時代を迎えるに当たり、今後は厳しい商売となることを、多くの大家さん自身が、すでに自覚していると言えそうです。
■アンケート概要
調査対象 :首都圏・関西で1棟以上の賃貸マンションか
アパートを経営するオーナー
調査方法 :賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」首都圏版・
関西版の読者1,000名に郵送でアンケートを送付し
郵送で回収。
調査時期 :2015年12月
回答者の主な住所:東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都
回答者の主な年代:60代…33%、50代…27%、40代…18%、70代…15%
回答者の所有物件:賃貸アパートか賃貸マンションを、平均で約2.4棟、
約20室を所有
回答者の家賃収入:2,000万円以上…24%、1,000~1,999万円…25%、
999万円以下…51%
■株式会社オーナーズ・スタイルについて
賃貸経営や相続、資産活用などに役に立つ情報を、大家さんのために中立的な立場から発信をする独立系企業。
賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」は、関東、関西、東海、九州、広島、北海道の約8万人以上の大家さんにお読みいただいている、日本最大級の大家さん向けメディアです。
社名 : 株式会社オーナーズ・スタイル
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座7-14-16 太陽銀座ビル3F
代表者: 代表取締役 上田 英貴
設立 : 2006年4月
資本金: 2,500万円
URL : http://www.owners-style.co.jp/
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