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【ノエビア銀座ギャラリー】 田沼武能・熊切圭介・齋藤康一写真展 「時代の風貌」開催

(会期:2016年9月5日~11月4日)

2016.08.31 11:00

ポートレイトの役割とは、肖像写真を撮影することを通して、その人が生きた時代を表現することだといわれます。
木村伊兵衛に師事し、60年以上文化人を撮り続ける田沼武能。週刊誌を中心にグラビアページを40年担当した熊切圭介。秋山庄太郎の助手を務め、2000人以上の人物を撮影した齋藤康一。本展では、個性豊かな3人の写真家が捉えた、小説家、美術家、映画監督など、文化を創りあげた人物たちの肖像写真を展示いたします。存在感に満ちた風貌からは、表現者としての内面はもちろん、彼らが生きた時代の空気まで感じとることができます。肖像写真展であるとともに、エネルギーに満ちた時代の記録ともいえるでしょう。


田沼武能・熊切圭介・齋藤康一写真展「時代の風貌」

【田沼武能・熊切圭介・齋藤康一写真展「時代の風貌」 】 入場無料
会期:2016年9月5日(月)~11月4日(金)
開催時間:午前10時~午後6時 (土・日・祝日は午後5時まで)
会場:ノエビア銀座ギャラリー(東京都中央区銀座7-6-15 ノエビア銀座本社ビル1F)
主催:株式会社ノエビア

ノエビア銀座ギャラリーサイト:http://gallery.noevir.jp
※"田沼武能・熊切圭介・齋藤康一写真展「時代の風貌」"についての情報は、2016年9月2日(金)午後6時公開予定です。


=写真家プロフィール=
【田沼武能】 
昭和4年(1929) 東京生まれ
浅草の写真館に生まれる。東京写真工業専門学校(現東京工芸大学)卒業後、サンニュースフォトスに入社。ここで木村伊兵衛と出会い、師事する。昭和26年より新潮社の嘱託となり(~昭和34年)、『藝術新潮』『新潮』のため、芸術院会員や作家のポートレイトを撮影、以後文化人を撮り続ける。ライフワークとして世界の子どもたちを取材。日本写真家協会会長(1995~2015年)。2003年文化功労者に選ばれる。

【熊切圭介】 
昭和9年(1934) 東京生まれ
日本大学芸術学部写真学科卒業後、即フリーランスとなり、週刊誌や月刊誌、グラフ誌のグラビアページを担当。時代の顔を撮り続けるとともに、公害や開発にともなう環境破壊など、高度経済成長の裏で噴出したさまざまな社会問題を記録する。写真集に『反映と変革 60年代の光と影』『池波正太郎のリズム』、水辺の東京を捉えた『運河』などがある。日本写真家協会会長(2015年~)。

【齋藤康一】 
昭和10年(1935)  東京生まれ
日本大学芸術学部写真学科在学中より林忠彦、秋山庄太郎の助手を務め、卒業後フリーランスに。週刊誌、月刊誌のグラビアページのため2000人以上の人物を撮影。被写体を自然な動きの中で捉え、素顔に迫る組写真を特徴とする。温かな眼差しのヒューマンドキュメントに定評をもつ。写真集に『蘇州にて』『上海'92-'93』『北京'95-'96』『先輩・後輩・仲間たち』『昭和の肖像』などがある。



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