ライフイノベーションセンターにCPFオープンラボを開設 再生医療分野に本格参入
ダイダン株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:北野 晶平、証券コード:1980)は、「ライフイノベーションセンター」(神奈川県川崎市)内に、自社開発した細胞培養加工施設(CPF:Cell Processing Facility)向けの「エアバリアブース」(※)を設置した『CPFオープンラボ』を開設し、再生医療分野に本格参入することを決定しました。
-
「エアバリアブース」を大部屋に複数設置したイメージ図
※「エアバリアブース」は、病院の無菌病室やハイブリッド手術室、厳密な管理が必要とされる製薬工場の室圧制御等の設計・施工で培った気流制御技術により実現した次世代のCPFを構築するための感染リスク低減用ブースです。
「ライフイノベーションセンター」は、成長が期待される再生・細胞医療の実用化・産業化に向けた拠点施設として、神奈川県が川崎市の殿町国際戦略施設キングスカイフロントで整備を進めている施設です。
「エアバリアブース」を設置した『CPFオープンラボ』を開設し、研究者や再生医療関連の組織・企業と連携を深めることで、細胞加工環境の課題を抽出し、新たな研究開発につなげるとともに、オープンイノベーションを実践するプラットフォームとして活用してまいります。
なお、『CPFオープンラボ』の詳細は、年内にまとめ、改めて公表します。
(1) 『CPFオープンラボ』設置の目的
再生医療の周辺産業も視野に入れた新たな事業創出を目指すとともに、再生医療分野の発展・普及に寄与することを目的として、以下の取り組みを行います。
1.再生医療・細胞治療向けの細胞加工に取り組む大学、製薬会社、研究所、ベンチャー企業にクリーンな細胞培養加工環境を提供します。
2.再生医療関連企業(材料メーカー、試薬メーカー、装置メーカー、除染業者など)に開発製品の評価の場を提供します。
3.細胞培養技術者育成の場として活用します。
4.CPF内の環境に関するデータを収集分析して課題を抽出し、新たな研究と開発を実施します。
(2) 『CPFオープンラボ』の施設概要
所在地 :〒210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-22
「ライフイノベーションセンター」内
面積 :約385m2
オープン予定:2017年春
【参考】神奈川県のホームページ
「再生・細胞医療の産業化拠点「ライフイノベーションセンター」について」http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f531405/
【会社概要】
商号 : ダイダン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 北野 晶平
所在地 : 〒550-8520 大阪市西区江戸堀1丁目9番25号
設立 : 1933年10月10日
事業内容 : 電気工事、空調工事、水道衛生工事、消防施設工事および
機械器具設置工事の設計、監理、施工
資本金 : 4,479,725,988円
上場取引所: 東京証券取引所1部(証券コード:1980)
URL : http://www.daidan.co.jp/
プレスリリース添付資料
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)