通訳サービス「SMILE CALL(スマイルコール)」が、 医療機関1315件の通訳記録から、 病院でのインバウンド対応時の頻出単語を分析。第1位は「診断書」
2016.09.12 10:00
株式会社インデンコンサルティングが運営するiPhone・iPadのビデオチャット機能を利用した5言語24時間対応の通訳サービス『SMILE CALL(スマイルコール)』は、2016年1月1日から8月31日までの、導入医療機関の通訳記録1315件からキーワードを抽出。「病院におけるインバウンド対応時の頻出単語トップ10」を発表しました。
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病院におけるインバウンド対応時の頻出単語トップ10
■調査の背景
2020年の東京オリンピックに向け、政府は観光ビジョンの中で訪日外国人客数4000 万人を目標に掲げており、これは2015年の1973万7千人の約2倍にあたります。しかし、インバウンドの受入体制に目を向けると、外国人の「おもてなし」不満ランキング第1位は「外国語サービスが少ないこと」。言語面での不安や不満が課題として残っており、頭を悩ませている企業、病院、店舗オーナーが多いと考えられます。
特に、医療の面では、近年の訪日外国人の急速な増加を受け、訪日外国人の事故や不慮のケガ、病気等が多く発生しています。一般社団法人日本病院会が、日本病院会に加盟する669施設の医療機関を対象に、2015年4月~6月に実施した調査によると、外国人患者の受入経験がある病院は526施設(78.6%)、そのうち135施設が、2014年10月~2015年3月の6ヶ月間で80人以上の外国人患者を受け入れています。しかし、自院に通訳スタッフがいる病院は 74施設(35.2%)にとどまっており、受け入れ側にとっては、「多言語対応」「異文化や多様な宗教への対応」「渡航者医療に関わる体制の整備」など、受入環境の整備が大きな課題となっております。
株式会社インデンコンサルティングは、このような医療機関での通訳ニーズを受け、サービス開始当初より、医療機関へのサービス導入を進めてまいりました。そして、2016年1月1日から8月31日までの8ヶ月間に行われた、導入済みの医療機関での通訳記録から、頻出キーワードを抽出。「病院におけるインバウンド対応時の頻出単語トップ10」としてまとめました。
(引用元)
一般社団法人日本病院会「平成27年度医療の国際展開に関する現状調査」
https://www.hospital.or.jp/pdf/06_20151028_01.pdf
■調査概要
・集計期間:2016年1月1日~2016年8月31日
・集計データ:通訳サービス「SMILE CALL(スマイルコール)」を導入済みの医療機関の通訳記録1315件からキーワードを抽出。名詞の出現回数を算出し、「病院におけるインバウンド対応時の頻出単語トップ10」としてランキングしています。
■調査結果
病院におけるインバウンド対応時の頻出単語トップ10
1位 診断書 241 回
2位 保険 180 回
3位 検査 159 回
4位 アレルギー 73 回
4位 レントゲン 73 回
6位 抗生物質 61 回
7位 処方箋 59 回
8位 外科 58 回
8位 手術 58 回
10位 薬局 54 回
※本調査の結果を引用する際は、
「スマイルコール( https://myco.jp/main/index.html )調べ」と記載してください。
ランキングでは、1位が「診断書」、2位が「保険」となりました。帰国後の保険の手続きや再受診に備えて、英語版の診断書発行や、保険会社への確認、問い合わせの会話が頻繁に記録されています。また、4位には「アレルギー」がランクイン。来院時の症状の質問や、薬の処方に関するやり取り時に、直前口にしたものや、何かに対してアレルギー反応が出たことがあるか等の確認会話が多く行われています。
観光庁は、2016年3月に「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」に基づいて、訪日外国人旅行者の受入可能な医療機関を、全国320ヵ所選定しました。しかし、今後増加が予想される中国・東南アジアからの訪日客に対する言語対応は、必ずしも進んでいるとは言えません。我々インデンコンサルティングは、国籍に関係なく、全ての訪日客が安心して訪日体験の楽しみを最大化できるよう、医療機関への導入を進めると共に、SMILE CALL(スマイルコール)のサービスの拡充、オペレーターの教育などに一層注力してまいります。
■通訳サービス「SMILE CALL(スマイルコール)」について
タブレット端末iPhone・iPadのビデオチャットを利用した、人と人とが顔を合わせる通訳サービスです。通訳者と向き合いながらの通話が可能で、外国語(英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語 ※2016年9月9日現在)から日本語に、日本語から外国語に相互通訳します。インターネット環境と端末さえあれば、すぐにご利用いただくことができ、「言葉の壁」を解決することが可能です。これまでにも、空港、タクシー会社、鉄道などの交通機関やホテル、商業施設、病院、銀行、官公庁など様々な業種において採用されています。また、会話記録を活用することで、外国人対応のPDCAサイクルに寄与し、外国人の受入環境の整備、企業の売上アップにも貢献しています。
■製品サイト
https://myco.jp/main/index.html
http://lp.myco.jp/
■会社概要
商号 :株式会社インデンコンサルティング
代表者 :代表取締役社長 黒松 高弘
所在地 :〒604-8165 京都市中京区室町六角烏帽子屋町502 INDEN Building
設立 :2009年7月設立(グループ創業2000年12月)
事業内容:インバウンドに対するシステム開発と販売、
コンサルティング・広告代理店
URL : http://www.inden.ne.jp (インデングループ)
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