京都精華大学「アセンブリーアワー講演会」 2016年度後期のゲストが決定 イスラーム法学者の中田 考氏、 映画監督の西川美和氏らが登壇
2016.09.16 11:30
京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮惠子)では、公開トークイベント「アセンブリーアワー講演会」を、2016年度後期に3回開催いたしますのでお知らせいたします。「アセンブリーアワー講演会」は、京都精華大学が開学した1968年から行われている公開トークイベントで、あらゆるジャンルから一流のゲストを迎え、時代をつくる「生の声」にふれていただくことができます。
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中田 考氏
10月6日(木)にはイスラーム法学者の中田 考氏を招き、ISによるテロやそこから派生する異文化間での不和が起こるいま、イスラームについてとらえなおし、公平な眼で世界を考える一助とするため、「イスラームの眼で世界をみつめる」と題してお話いただきます。司会は本学の人文学部長で、自身もイスラム教徒であるウスビ・サコが務めます。また当日は、体験的にイスラーム文化を知ることのできる講座の実施を予定しています。
■京都精華大学アセンブリーアワー講演会 後期プログラム
会場:京都精華大学 友愛館Agora
時間:各日16:20~17:50 申込不要、当日先着順、参加無料
●第1回
10月6日(木)
ゲスト :中田 考(イスラーム法学者、実業家)
講演タイトル:イスラームの眼で世界をみつめる
●第2回
10月27日(木)
ゲスト :西川美和(映画監督)
講演タイトル:タイトル小説「永い言い訳」と映画『永い言い訳』
●第3回
12月2日(金)
ゲスト :藤田和日郎(マンガ家)
講演タイトル:才能のないおれたちは
■ゲストプロフィール
【中田 考(なかた こう)】
1960年岡山県生まれ。株式会社カリフメディアミクス代表取締役社長/同志社大学高等研究教育機構客員教授。専門はイスラーム法学・神学。1986年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1992年カイロ大学大学院文学部哲学科博士課程修了、博士号取得。在サウディアラビア日本国大使館専門調査員などを経て2011年よりアフガニスタン平和開発研究センター客員上級研究員に就任。2013年株式会社カリフメディアミクス設立。著書に『一神教と国家』(2014、集英社新書・内田樹氏との共著)、『イスラームとの講和 文明の共存をめざして』(2016、集英社・内藤正典氏との共著)、『イスラームの論理』(2016、筑摩書房)など。
【西川美和(にしかわ みわ)】
1974年7月8日広島県出身。早稲田大学第一文学部卒。2006年、長編第二作目となる『ゆれる』が異例のロングランヒットを記録。第59回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された他、第49回ブルーリボン賞他国内主要映画賞も総なめにする。続く2009年『ディア・ドクター』、2012年『夢売るふたり』も数多くの賞を受賞し、国内外で賞賛を受ける。小説・エッセイの執筆も手掛け、『ゆれる』のノベライズは第20回三島由紀夫賞候補、『永い言い訳』は第153回直木賞候補・2016年本屋大賞候補となる。
【藤田和日郎(ふじた かずひろ)】
5月24日生まれ。北海道出身。血液型A型。1989年、第2回少年サンデーコミックグランプリにて『うしおととら』で入賞し、連載開始。1991年、『うしおととら』で第37回小学館漫画賞・少年部門を受賞。代表作『からくりサーカス』『月光条例』など。2016年に少年サンデーで新連載『双亡亭壊すべし』を開始、7月には新人漫画家へ心構えを語る『読者ハ読ムナ(笑):いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか』を発表。
アセンブリーアワー講演会URL: http://www.kyoto-seika.ac.jp/assembly
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