映画『絶壁の上のトランペット』初日舞台挨拶開催! 桜庭ななみ、L.Joe、久保田悠来、辰巳琢郎、 ハン・サンヒ監督登壇 桜庭ななみ、日韓合作主演映画初日に満面! L.Joeから「眠い」を教わる
9/17(土)より全国順次公開中
2016.09.20 16:15
沖縄・石垣島の美しい景色を背景に命を見つめる、日韓合作映画『絶壁の上のトランペット』が9月17日に公開初日を迎え、東京・シネマート新宿で主演の桜庭ななみ、共演のL.Joe(TEENTOP)、久保田悠来、辰巳琢郎、そしてハン・サンヒ監督が舞台挨拶を行いました。
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左から久保田悠来、L.Joe(TEENTOP)、桜庭ななみ、辰巳琢郎、ハン・サンヒ監督
心臓移植手術を受けたことから石垣島を訪れるヒロイン・アオイ役の桜庭は「繊細な性格の女の子だったので、サンヒ監督とキャラクターについて相談しながら、難しかったけれど魅力的な女性を演じることが出来た」と手応えを明かし、これにサンヒ監督も「桜庭さんには明るい雰囲気があったので、優しい雰囲気を作ればどうかとアドバイスしました」と役作りについて回想。
石垣島でトランペットを奏でる神秘的な青年ジオ役のL.Joeは「日本語セリフは難しかったけれど、撮影の日までには日本語を覚えようと挑戦しました。なんとかかろうじて撮影を終えることが出来た」と胸をなで下ろし、「桜庭さんと自転車で二人乗りするシーンは綺麗な映像でスクリーンに映っていたので嬉しい」と見どころをアピール。桜庭が「石垣島の景色も綺麗で、L.Joeさんの自転車の運転も上手だったので乗り心地が良かった」と腕前を褒めると、L.Joeは「ななみさんが軽かったので助かりましたよ」と笑わせた。またL.Joeは桜庭から「教わった韓国語は“眠い”だった」と明かされると「サンヒ監督がハードスケジュールを組んだ。撮影はかなり苦労したから……」と照れながら本音をこぼしていた。
アオイの元カレを演じた久保田は、この日のために韓国から来日したL.Joeに対抗して「神奈川県から来ました」とジョークを飛ばし、役柄について「どこまでもひたすらアオイを追いかける役で、銭型警部みたい。まさに“桜庭ルパン”を追いかける気持ちでした。でも僕はただそこにいた感じで、何も力になれなかった」とまたまた冗談めかすと、桜庭からは「久保田さんには凄く幸せオーラがあって、一緒にいると笑えてくる」と明るいキャラクターをイジられていた。
アオイの叔父で児童小説家役の辰巳は「サンヒ監督からは“そのままでやって”と言われたけれど、いい芝居したなぁと自分で思っても、なかなかOKが出なかった。でも長くやっていくうちに気持ちが入ってくる。その時間が嫌じゃなかったし、その時間にずっと浸っていたいという幸せ感があった」と、サンヒ監督のこだわりの演出を紹介。そのサンヒ監督は「舞台となったロケ地・石垣島にはそこだけの緩やかな時間があり、その中で皆さんと一緒に映画を作ることが出来て、私にとっても幸せな時間でした」とキャスト陣に感謝し「この映画を通して改めて石垣島の温かさを知り、住むつもりです。次回作の映画の企画もあるので、来年までには実現させたい」と意気込んだ。
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【物語】
東京で写真を学ぶ女子大生だったアオイ(桜庭ななみ)は、心臓移植という大きな手術を受けた後、母・ミツコ(大塚寧々)とともに療養のため伯父・イチロウ(辰巳琢郎)が暮らす沖縄の小さな島を訪れる。そこでふと見上げた絶壁の上に、淋しげにトランペットを吹く青年(L.Joe)を見つけた。その青年ジオが営んでいるという食堂や秘密の海岸で楽しい時を過ごし急速に距離を縮めていく二人。祭りを前に、アオイとジオとの
神秘的な出会いが続く。トランペットのこと、イルカのこと、願いを叶えてくれる手紙のこと、家族のこと。そして祭りの最終日、突如心臓の痛みに襲われたアオイは再び命の危機を迎え…
▽▽映画詳細▽▽
出演:桜庭ななみ / L.Joe(TEEN TOP) 大塚寧々 辰巳琢郎/堀田眞三 久保田悠来 立花美優 他
監督・脚本:ハン・サンヒ(『初雪の恋』『愛の言葉』『忘れ雪』)
配給:アーチ・エンタテインメント 2016/日本・韓国/102分/(C)2016「絶壁の上のトランペット」製作委員会
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