小規模橋梁に特化した『橋術家ARCHIST』ブランドの 断面修復材料ラインナップを発売
2016.10.03 09:30
総合建設会社福美建設株式会社(本社:長野県、代表取締役社長:久保田 満)は、自社ブランド『橋術家ARCHIST(アーチスト)』より、小規模橋梁の断面修復工に用いる材料ラインナップを、平成28(2016)年10月3日(月)、発売します。
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D-B(無機系)
『橋術家ARCHIST』は、小規模橋梁の調査点検および補修工事の効率化・スマート化をコンセプトとした、アプリケーションや材料、ツールなどの総合ブランドです。
今回発売する断面修復材料は、ポリマーセメントモルタル、防錆剤、プライマーの3種で、一般的な材料より少量の荷姿にしたものです。補修材料は開封後の保存がきかないため、小規模な現場では少なからずロスが発生する傾向にあります。そこで当社では、少量使い切りの商品を求める施工現場の声に応え、小規模補修用の材料を商品化致しました。
断面修復用ポリマーセメント D-PCMでは、一般的な商品が20kg入りなのに対し10kg入りとしました。施工厚30mmで計算した場合、一袋で約0.28m2、約52cm角の断面欠損部を補修可能です。
当社は創業66年目の総合建設会社であり、補修補強工事においては、10年以上にわたる経験と多数の実績を有しております。そこで蓄積した技術と知識を活かし、社会全体のインフラ保全に役立つ商品を展開していくことと致しました。
平成28(2016)年3月には、調査点検アプリ3種を発表、現在導入企業も着実に増え、売り上げを伸ばしています。また他の工種の材料も開発を進めており、アプリやツールと併せて、小規模橋梁補修をトータルでカバーする製品を展開していく予定です。
【断面修復材料ラインナップ】
防錆剤 D-B(無機系)
亜硝酸塩系防錆材及びアクリル系粉末ポリマーを既調合したプレミックス材で、水を加えて練混ぜるだけでポリマーセメント系防錆ペーストとして使用できます。使用している防錆剤は亜硝酸塩系なので鉄筋の不動態皮膜形成を促し、長期にわたる防錆効果を発揮します。
ポリマーセメントモルタル D-PCM(厚付軽量)
アクリル系粉末ポリマーを添加したプレミックスモルタルで、水を加えて練混ぜるだけで厚付け用ポリマーセメント系軽量断面修復材として使用できます。軽く、作業性に優れるため、上向きの施工部位でも一度に厚付け・充填することができ、建築・土木構造物における欠損部の断面修復に最適です。
プライマー D-Pr(エマルション)
下地のコンクリート面に予め塗布することで、素地の吸い込みを抑制し、ドライアウトを防止、付着強度の向上・安定化をもたらします。また、セメント系塗り材料の仕上げ面に塗布することで、表面の急激な乾燥を防ぎ、ひび割れの発生を抑制すると共に、安定した強度発現をもたらします。
■会社概要
福美建設株式会社
本社所在地: 長野県駒ヶ根市中沢4894-1
代表 : 代表取締役社長 久保田 満
創立 : 昭和41(1966)年9月20日
URL : http://fukumiconst.jp/
■一般の方からのお問い合わせ先
インフォメーションセンター
TEL : 0120-088-293
Email: archist@fukumiconst.jp
※営業時間9:00~12:00/13:00~16:00(土・日・祝日除く)
URL : https://www.kyoujutsuka-archist.com/
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