芝浦工業大学、地元企業と協力し倉庫をリノベーション 芝浦・港...

芝浦工業大学、地元企業と協力し倉庫をリノベーション  芝浦・港南地区に 「芝浦まちづくりセンター」オープン

芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)工学部建築工学科の西沢大良教授と学生チームが、芝浦工業大学芝浦キャンパスの近くにあるJR山手線新駅予定地付近の倉庫のリノベーションを行った交流施設「芝浦まちづくりセンター」が10月1日にオープンします。地元企業である株式会社リソーコ(東京都港区/代表取締役 池田浩大)と株式会社イーソーコドットコム(東京都港区/代表取締役 早崎幸太郎(※))の協力を得て、住民と企業・大学の交流を生みだし、ともにまちづくりを考える拠点づくりとして、活用されていなかった倉庫内スペースの改修を行いました。
(※) 「崎」ですが正確には「タツサキ」です。

改修後
改修後

[改修前]
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[改修後]
https://www.atpress.ne.jp/releases/113107/img_113107_1.jpg


■背景・経緯
芝浦地域は近隣エリアを経済特区に指定され、高層マンションやオフィスの開発が急速に進められており、新旧の住民間の交流が生まれにくいという現状があります。2014年に西沢教授が当地域の地元企業数社から依頼を受け、芝浦・港南地区の地域連携についての予備調査と今後のまちづくりに対する提案を行いました。これらを発展させ、企業と一緒に地域の問題の解決を目指す『地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)』のプロジェクトとして「芝浦まちづくりセンター」を開設することになり、学生たちが設計から施工補助までを企業と協働して手掛けました。

[外壁を解体し視認性向上]
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築50年の頑健なコンクリートを生かした天井に合うコンクリートブロックを検討。学生24名で3日間掛け、壁を作成しました。

[改修の様子]
https://www.atpress.ne.jp/releases/113107/img_113107_4.jpg
地域住民から認知されやすいように外壁を大幅に解体し、視認性を高めました。外からの出入りも可能になっています。

[ジオラマ都市模型を常設展示]
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学生によるジオラマ都市模型を展示。住民がまちづくりに関心を抱き、街は共有財であるという視点を育む役割を持たせました。


■今後の展開
西沢研究室による芝浦地区のリサーチ資料や縮尺1/600で再現したジオラマ都市模型の常設展示を行い、現在進行中の開発の様子も模型に反映していくほか、若手建築家のトークイベントや研究室の公開ゼミなどを月1回開催し、これからのまちづくりを考える場所としていく予定です。今後はこの拠点から、地域の住民や企業との積極的なまちづくりの連携が広がっていくことが期待されます。


◆「芝浦まちづくりセンター」概要
所在地   : 東京都港区港南3-4-27 第2東運ビル 1F
        ※2017年3月31日までの限定オープン、
         見学(無料)は事前予約制
企画・設計 : 芝浦工業大学 工学部建築工学科 西沢大良研究室、
        西沢大良建築設計事務所
運営協力  : 株式会社リソーコ、株式会社イーソーコドットコム
特別協賛  : 東京倉庫運輸株式会社
ウェブサイト: http://nszwlabshibaura.wixsite.com/shibauracitymuseum

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
住宅・不動産 教育 社会(国内)
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