Colt、新東京データセンター新棟を建設

国内データセンターを拡張し増大する需要に対応

2016.10.20 11:00

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ColtグループのAPAC部門として法人向けネットワーク、音声、データセンターサービスをグローバルで展開するColtテクノロジーサービス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長、アジアCCO兼アジア代表：日置健二、以下「Colt」）は千葉県印西市において第2棟目となるデータセンター新棟の建設を開始したと発表しました。この新データセンターは2017年第4四半期（10～12月）に開設予定です。

新設するデータセンターイメージ図

この新データセンターは東京データセンター2（以下「TDC2」）の敷地内に建設されます。TDC2に建設されるデータセンターは世界でも業界最高レベルのセキュリティおよび技術仕様を誇り、クラウド市場を牽引する様々なサービスプロバイダーからの高い需要に応えるため、またクラウド利用の拡大に伴うアプリケーションの多様化に対応するため、2011年に運用を開始しました。

新棟は15MWの電源容量、総面積5,000平方メートルのサーバールームを有し、最先端の技術を採用したエネルギー効率に優れた設計により、増加するIT機器の高密度化ニーズに対応します。

国内のみならず、グローバル・コロケーション市場は今後4年間で10～15％の割合で拡大し、加えてグローバル・データセンターと接続する通信トラフィック（データセンター間、データセンターとお客様拠点間、データセンター内）は2019年には10.4ゼタバイト（1021バイト）に到達すると予想されています。

Colt執行役員アジアデータセンターサービス本部　本部長 Quy Nguyenは、次のように述べています。「アナリストによると、アジアのコロケーション市場は15%以上の伸びが予想されており、新データセンターも2017年の開業前にすでに多くのお問い合わせをいただいています。この新棟建設は当社のアジア戦略において大変重要な位置づけとなり、関東圏でのデータセンター新築の投資が手控えになる中、当社はサービスプロバイダーをはじめとするさまざまなユーザーからの需要に対応するため、積極的な投資を行います。TDC2は中核的データセンターとして将来的な拡張性も備えており、お客様の需要に応じて最新技術と設備を取り入れながら段階的に拡張を図ります。」

またColtは、クラウド市場およびエンタープライズ・コロケーション市場のデータセンターに対する強い需要に応えるため、ロンドン、ベルリン、ハンブルグにおいてもデータセンター拡張を発表しています。

Coltは全世界15か国、29拠点で15年以上、データセンターサービスを提供してきました。長年のデータセンター運用のなかで培ってきた独自の運用技術をベースに、高品質で信頼性の高いサービスを提供していきます。

【Colt について】
Coltは情報集約的なビジネスの支援に向けて、オンデマンドのネットワークおよびコミュニケーションサービスを、ヨーロッパ、アジア、北米にわたって提供しています。1992年に設立されたColtは現在、28ヵ国で事業を展開し5000人を超える従業員を擁しています。銀行など大手金融機関のトップ25社のうち18社、グローバルメディアおよび通信事業者のトップ25社のうち19社（Forbes 2000リスト、2014年）が、Coltのサービスを採用しています。さらにColtは、50以上の取引所およびヨーロッパの主要13銀行、アジアでは主要8銀行との取引実績を有しています。

Coltは選び抜かれた技術、サービスおよびビジネスに裏打ちされた、信頼性の高いビジネス・グレードのサービスを提供しており、様々なミッションクリティカルなシーンで選択されています。詳しい情報は、ColtのWebサイト http://asia.colt.net/ja をご覧ください。

【Coltデータセンターサービスについて】
Coltデータセンターサービスはキャリアニュートラルの先進的なデータセンター事業者のひとつです。Coltは高品質なサービスとセキュリティを提供し、世界有数のお客様からの信頼を得ています。優れたオペレーションが評価され、Uptime Institute社の「Management and Operations」アワードを受賞しています。

Coltデータセンターサービスは15年以上にわたり、大規模データセンターの設計・構築・運用し、データセンター・コロケーション・サービスを提供しています。世界で最もデータが重要とされる業界に属する1000以上の企業が自社の情報セキュリティを確保するために、Coltのヨーロッパとアジア全域にある29カ所のキャリアニュートラルなデータセンターを採用しています。