～テクマトリックスとインテックが ID管理製品に構築費用をバンドルしたパッケージを共同開発～ 「安価で簡単な」特別キャンペーンを開始

　テクマトリックス株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：由利 孝、以下 テクマトリックス)は、株式会社インテック(本社：富山県富山市、代表取締役社長：金岡 克己、以下 インテック)と、インテックが開発したID管理製品「結人(ゆいと)*1・束人(そくと)*2」の販売代理店契約を締結し、両社で共同開発した束人・構築バンドルパッケージの販売を開始いたします。

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■テクマトリックスの取り扱い経緯

　企業内では、さまざまなシステムが稼働しており、システムごとにユーザIDやパスワードといったID情報が散在しています。さらに、業務の効率化を目的として新たなシステムを追加するたびにID情報が急増するため、その管理が煩雑になり、セキュリティの低下や管理コストの増大、利便性の低下といった問題を招く恐れもあります。また、内部統制やコンプライアンスへの対応を強化するため、各システムのアクセス制御の基となっているID情報のより正確な管理が求められるようになっています。
　テクマトリックスでは、このような市場のニーズに応えるために、ID管理製品の取り扱いの検討を開始し、
(1) 低価格であること。
(2) 日本の固有の商慣習・組織形態に適用したポリシーが組めること。
(3) カスタマイズや開発に依存していないこと。
(4) 自社取り扱い製品(二要素ユーザ認証製品やシングルサインオン製品)との親和性が高いこと。
の4点から、製品選定を行いました。その結果、この4点全てを満たす製品として、インテックのID管理製品「結人・束人」の取り扱いを決定いたしました。


■束人・構築バンドルパッケージ開発経緯

　昨今、多くの顧客がID管理製品の導入を検討している反面、導入自体に踏み切れない顧客も非常に多いとの調査結果が、いくつかの調査会社から発表されています。テクマトリックスにて、その具体的理由に関して独自調査を行ったところ、“ソフトウェアライセンス費用の他にかかる莫大な構築費用”が、大きな障壁になっていることがわかりました。この課題を解決するソリューションをインテックと共同開発し、「束人・構築バンドルパッケージ」を完成させました。
　「束人・構築バンドルパッケージ」の優位点は、テクマトリックスとインテックがこれまで培ってきた企業の認証基盤であるActive DirectoryやLDAPにおける一般的なユーザ管理階層を網羅した拡張性のあるテンプレートにより汎用的かつ短期間にID管理を実現できることにあります。
　また、本バンドルパッケージの導入により、企業のID管理基盤の基本部分の構築が可能になり、導入後もお客さまの要望に応じて、容易に再設計・再構築が可能となることも大きな特長となります。
　今後両社は、本パッケージの販売・構築などで協業し、導入を促進してまいります。


■テクマトリックスの束人・構築バンドルパッケージ：特別キャンペーン

　テクマトリックスでは、「束人・構築バンドルパッケージ」*3販売開始にあたり、特別キャンペーン価格での提供を開始いたします。特別キャンペーンの対象は、束人ユーザライセンスに基本となる構築費用*4*5をバンドルした束人・構築バンドルパッケージのベーシック版となります。特別キャンペーン価格は、1,000ユーザライセンスで398万円(税抜き)になります。キャンペーン期間は、2009年12月末までで、本キャンペーンの販売は、テクマトリックスが行います。

　今後、テクマトリックスでは、ID管理製品を中心としたさまざまな認証リポジトリとのインテグレーションや導入前のコンサルテーション、設計・構築・運用・保守サービスを展開してまいります。主なターゲット顧客層としては、製造業や官公庁、大学等のエンドユーザやグループウェアベンダー、人事DBベンダー、認証リポジトリの構築ベンダーのパートナーです。初年度の受注額は、2億円を見込んでいます。


■テクマトリックスが提供するID管理インテグレーション事業

　テクマトリックスでは、ID管理製品を中心として、RSAセキュリティのワンタイムパスワード「RSA SecurID」、シングルサインオン「RSA Access Manager」、統合ログ管理アプライアンス「RSA enVision」、F5Networksの負荷分散装置「BIG-IP」、を組み合わせたインテグレーションサービス、ならびに、MicrosoftのActive Directory構築サービス、MS Cluster構築サービスも同時にご提供し、IDを取り巻くセキュリティインテグレーション事業の展開を図ってまいります。


*1 ID同期システム 結人(ゆいと)
異なる種類のディレクトリシステムやRDBなどが保持するさまざまなデータ形式を吸収し、システム間のデータ同期を行うことが可能なシステムです。日本の商習慣に対応したリハーサル機能(事前同期機能)などを基本搭載しており、またシステム間の同期設定を画面上で容易に行えるように設計されているため、システム導入までの構築期間を短縮することができます。同期を行う前に予めリハーサルとして同期を行った場合の実行結果をファイルに出力することが可能です。

*2 ID統合システム 束人(そくと)
結人を利用したデータ同期に加え、幅広いID情報のライフサイクル管理を行うことを可能にしたシステムです。ID情報のライフサイクル管理に必要な申請・承認フローを設定可能です。また、同期システムによる利用者の登録・変更・削除といった証跡ログをGUIで確認できるため、不正なユーザアカウントの登録防止や削除漏れなどの追跡が可能です。

*3 束人・構築バンドルパッケージには、束人のライセンス、上記のID管理実現の構築費用は含まれますが、束人の初年度保守費用、束人が稼動するサーバのハードウェア、OSは含まれておりません。また、束人の統合DBとなるMicrosoft SQLServer(※)は含まれておりません。※SQLServer Express Editionの利用は可能です。

*4 基本となる構築費用には、Active Directory、LDAP、CSVでのID管理までが含まれます。企業の業務システム(DBによる管理を想定)との連携に関しては、製品トレーニング(有償)受講を前提にお客様による実装、弊社への委託、いずれの選択も可能です。(納品物としては、ヒアリング＆パラメータシートのご提供となります。)

*5 1,000ユーザ以外のユーザ数に対応したパッケージもございます。詳細は、テクマトリックスまでお問い合わせください。


■テクマトリックス株式会社について

所在地　　　　： 東京都港区高輪4丁目10番8号(京急第7ビル)
代表取締役社長： 由利 孝
URL　　　　　 ： http://www.techmatrix.co.jp/

テクマトリックス株式会社は、IT分野において、最先端の製品とソリューションを提供する総合的なソリューションプロバイダーです。ネットワーク、インターネット、セキュリティ、データベース、ソフトウェア品質管理等の分野の製品を海外より輸入し、日本国内に提供するためのローカライゼーション、コンサルティング、技術サポート、教育など様々な付加価値を付けてご提供します。また、これらの技術を駆使し、金融分野、通信分野、エレクトロニック・コマース分野において、お客様のニーズに適合したソリューションの提供、インテグレーション、システムの受託開発などのサービス提供、さらには、コールセンターシステム、医用画像システム等の自社製品の開発も行なっています。


■株式会社インテックについて

所在地　　　　： 富山市牛島新町5-5
代表取締役社長： 金岡 克己
URL　　　　　 ： http://www.intec.co.jp/

株式会社インテックは1964年創立の独立系総合IT企業です。ITコンサルティング、システムインテグレーション、ソフトウェア開発、アウトソーシング、ネットワークを柱に、製造や流通、金融、行政、医療などさまざまな分野のお客さまに最適なトータルサービスを提供しています。経営戦略に沿った情報化戦略の立案から、情報システムの設計・開発ネットワークの構築や基盤システムの運用保守まで、お客さまのITパートナーとして幅広く事業を展開しています。


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