いい夫婦の秘訣は"旅行"!2人でのんびり 会話が増加 半数以上が"一緒に旅行することで夫婦仲がよくなった" シニア夫婦の国内旅行に関する調査 2016
シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:萩原浩二)は、当社運営の宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の50代以上のメールマガジン会員2,115人を対象に、11月22日の【いい夫婦の日】を前に、「夫婦の国内旅行」に関する調査を実施いたしました。
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図1
<調査結果ダイジェスト>
■夫婦での旅行頻度は高年齢者ほど高く、現役世代はリタイアしたら「もっと増やしたい」と考えている
■夫婦の旅行は夫が誘うことが多く、旅行内容は妻の意見を取り入れながら2人で相談して決める。
準備段階から、夫婦のコミュニケーションが多くなる
■宿へは早めにチェックインする人が84%。温泉に入って、部屋でゆっくり過ごしたいと考えている
■旅行中は、約半数が「3時間以上」会話している。会話の内容は、普段と異なり自分たち自身に関することが増える
■半数以上が、一緒に旅行することで「夫婦の仲がよくなった」と回答。「どちらともいえない」と回答した人も、
「もともと仲がよい」という声が多く、夫婦で旅行することは夫婦関係に好影響を与えている
【調査結果を受けて】--------------------------------------------------------
コミュニケーションの量も質も豊かにする旅行は、夫婦円満に効果的
シニア夫婦の旅行シーンを紐解くと、1)計画段階から旅行中・旅行後を含めて、夫婦のコミュニケーション量が普段より増加、2)旅行先では、夫婦の会話内容は普段とは異なり、自分たち自身の話題が増える、という2つの事実が浮かびあがりました。中には、旅行先で久々に「手を繋いだ」「腕を組んだ」という方もいて、恋人気分・新婚気分に戻れるのも、日常を離れた旅行先ならではといえます。
このように、一緒に旅行することは夫婦のコミュニケーションの量も質も豊かにします。日本中に”いい夫婦“が増えるよう、私たちはこれからも、旅行サービスを通じ、夫婦が共有する素敵な時間を提供していきたいと考えます。
(株式会社ゆこゆこ 経営企画室 事業統括グループ 笠原敦子)
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<調査概要>
調査期間:2016年10月27日~11月7日
調査対象:50代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答数:2,115件
-男性:1,690名 (50代:334名、60代:925名、70代以上:431名)
-女性:425名(50代:224名、60代:177名、70代以上:24名)
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<調査結果>
1.夫婦での国内旅行実態と今後の意向
夫婦での旅行頻度は高年齢者ほど高く、現役世代はリタイアしたら「もっと増やしたい」と考えている
■夫婦での国内旅行の頻度、全体の79.8%が「半年に1回程度」以上
【夫婦での宿泊を伴う国内旅行の頻度】について聞いたところ、全体の79.8%が「半年に1回程度」以上(「1ヶ月に1回以上」「2~3か月に1回程度」「半年に1回程度」の合計)と回答しました。
同じく「半年に1回程度」以上と回答している人を年代別にみると、50代が70.6%、60代が83.2%、70代以上が82.9%と、子育てや仕事にひと区切りつくと夫婦での旅行が増える傾向が見られます。
https://www.atpress.ne.jp/releases/116316/img_116316_1.jpg
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■旅行中、妻は普段の家事から解放される
晩ごはんもつくらず、片付けもない。家内の満足そうな顔をみると、今まで苦労かけたなと感謝する(50代男性)
二人でお酒を飲んで上げ膳据え膳で過ごせることが何よりで、温泉に入ってゆっくりできることに幸せを感じる(60代女性)
■旅行先では、2人だけの時間が増える
貸切風呂で、夫婦で入浴することができた。今までは考えられなかったこと(50代男性)
夫婦なら、自由で融通のきく旅行ができる。行った先で予定を変更して貴重な観光ができたりしたときは、特に嬉しい(50代女性)
毎回ホテルは決めているが、観光については決めずにいくので珍道中が楽しい(50代女性)
夕食時お酒を飲み20時前に横になり気がついたら朝の6時で、2人で大笑い。朝風呂に入り、今後こんな旅が多くなるのかなと思った(60代男性)
鳥取砂丘で、手を繋ぎ合って急な坂を上り下りした(60代男性)
外湯を廻っていたときに雨に降られ、何年分もの相合傘をしたが、若い頃と違い2人とも横幅が増えた為、半身が濡れまくって笑ってしまった(60代女性)
新婚の場所を訪ねてみた、半世紀経っていたので旅館は昔の面影はなかったが、懐かしく、昔話に花が咲いた(70代以上男性)
旅先では日常の家内とは別の顔が見えるような気がする。 同じ所に行っても毎回違う気分が味わえ、楽しさが増す(70代以上男性)
凍てつく函館の夜の街を歩き、雪道を転ばないように何十年ぶりに2人で腕を組んでそろそろ歩いた(70代以上女性)
※「夫婦旅行の楽しかったエピソード」より抜粋
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■夫婦での旅行機会、全体の77.2%が「今後増やしたい」
夫婦で旅行するという人に、【今後、夫婦での旅行の機会を増やしたいか】について聞いたところ、全体の77.2%が「(増やしたいと)思う」と回答しました。
同じく「増やしたい」と回答した人を年代別にみると、70代以上の71.1%に対し、まだ子育てや仕事に忙しいとみられる50代・60代では78.9%と多く、夫婦での旅行をリタイア後の楽しみとして捉えていると考えられます。
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2.旅行の計画
夫婦の旅行は夫が誘うことが多く、旅行内容は妻の意見を取り入れながら2人で相談して決める。
準備段階から、夫婦のコミュニケーションが多くなる
■夫婦旅行のきっかけ、全体の44.6%が、「夫」と回答。若い年代ほど夫婦の関係性は対等に
【夫婦で旅行する際のきっかけ】について聞いたところ、全体の44.6%が「夫」と回答しました。
年代別にみると、若い年代ほど「夫」と「妻」の差が小さくなっていることより、夫婦の関係性が対等になっていることがうかがえます。
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■旅行内容は「2人で相談」。【宿】や【食事内容】については、妻からの要望が高くなる
【夫婦で旅行する際の旅行内容の決め方】について、【エリア】【宿】【食事内容】にわけて聞いたところ、すべてにおいて「2人で相談する」が最も多く、旅行の準備段階から夫婦のコミュニケーションが生まれていることがうかがえます。
項目ごとにみると、【宿】【食事内容】について「妻(自分自身)の意見を取り入れる」と回答する女性が多く、要望が高い項目であることがうかがえます。
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3.旅行先での過ごし方
宿へは早めにチェックインする人が84%。温泉に入って、部屋でゆっくり過ごしたいと考えている
■夫婦で旅行する理由、「2人でゆっくりしたい」が64.3%。「定期的に行くことに決めている」人は、主に「結婚記念日」「互いの誕生日」などに旅行している
【夫婦で旅行する際のきっかけ】について聞いたところ、全体の64.3%が「2人でゆっくりしたいから」と回答しました。年代別でみると、50代で特に高い傾向にありました。次に多かった「定期的に夫婦で旅行に行くことに決めている」と回答した人に、どのようなときに行くかを聞くと、「結婚記念日」「互いの誕生日」の他、「季節がいい」「桜と紅葉が観られる」という理由で春・秋に旅行をしているという声があがりました。
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■宿へは「早めにチェックインする」人が84%。「温泉に入る」「部屋でゆっくり過ごす」など、滞在中はゆったりとした時間を過ごしている
夫婦で旅行する人のうち、主に1泊2食付で宿泊する人に、【夫婦で旅行する際の宿へのチェックイン・チェックアウトのタイミング】について聞いたところ、早めにチェックインする人が全体の84.0%でした。
また、【宿での滞在中の過ごし方】については、「温泉に入る」「部屋でゆっくり過ごす」が特に高く、日常から解放され、夫婦でゆったりとした時間を過ごしていることがうかがえます。
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4.旅行先での会話
旅行中は、約半数が「3時間以上」会話している。会話の内容は、普段と異なり自分たち自身に関することが増える
■「1日の会話時間」、旅行中は普段より増える
【夫婦の「1日の会話時間」】について、普段と旅行中で比較したところ、「3時間以上」と回答した人が普段では16.4%であるのに対し、旅行中では49.8%と、旅行中は夫婦の会話時間が増えることがわかりました。
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■会話内容、旅行中は「自分たち自身のこと」が中心に
【夫婦の会話の内容】について聞いたところ、普段のTOP3は「健康・体調について」「世の中の出来事(ニュース)について」「子供のこと」であるのに対し、旅行中のTOP3は「今度の予定について」「趣味・娯楽について」「健康・体調について」と、旅行中の会話内容は自分たち自身のことが中心であることがうかがえます。
特徴的なのが「思い出話」で、普段が18.1%に対し旅行中が37.3%と大きく差が開きました。旅行中の会話で「その他」として挙がったのは、宿や食事、観光地など、旅行で行った先のことが多くを占めました。
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5.一緒に旅行することがもたらす夫婦仲への影響
半数以上が、一緒に旅行することで「夫婦の仲がよくなった」と回答。「どちらともいえない」と回答した人も、「もともと仲がよい」という声が多く、夫婦で旅行することは夫婦関係に好影響を与えている
■全体の54.7%が「夫婦の仲がよくなった」と回答
【一緒に旅行することの夫婦仲への影響】について聞いたところ、全体の54.7%が「(仲よくなったと)思う」と回答しました。「どちらともいえない」と回答した人も、その理由をみると「もともと仲がよい」という声が多く、旅行は夫婦関係に好影響を与えているといえそうです。
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■計画段階から旅行中・旅行後を含めてコミュニケーションが増えることが、夫婦仲に好影響を与えている
行く前に旅行の内容をあれこれ話し、行ってから美味しいものを食べ、帰ってから思い返して話し、楽しいことがいっぱいあるので自然と仲よくなる(50代女性)
家庭での生活と違い、おいしいものを食べ、温泉に入り、ゆっくりとした時間を持てるため、お互いが優しくなれる(60代男性)
家内の家事からの解放と癒しになる(50代男性)
日常生活、子供、仕事、親族の近況など、移動中に思っていることを話せる(50代男性)
家ではなかなか話さない話題なども、旅の途中で会話ができる(50代女性)
2人で旅行の計画を相談するなど、旅行中に話すことが多くなり、互いの考えを話す機会が増える(60代男性)
またこの次も旅行したいと、次の行き先について2人で計画を立てる(60代男性)
家族風呂のある所では予約しておき、互いの背中を洗う。家では全くないこと(60代女性)
温泉につかり、食事の支度や後片付けをしなくていい。主婦は大いに助かりのんびりできるので自然と優しくなれる(60代女性)
旅先では、家庭では味わうことのないゆったりとした開放感の中で、大らかな気持ちでの夫婦の会話が弾み、また、家に戻ってからも旅行時のアルバムを見ながら共有した楽しい思い出を語り合える(70代以上男性)
普段はあまり話題も少ないが、旅行に出ると会話が増える(70代以上男性)
旅先の風景などを見ながら、若い頃の思い出などが話題となる(70代以上男性)
ときどき旅行のことを思い出しては、2人で写真を見たり、記録を見たりして、ほっこりとした気分になることが増えた(70代以上女性)
※「一緒に旅行することで夫婦仲がよくなったと思う理由」より抜粋
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