南極250kmマラソン『The Last Desert』で、 アドベンチャーランナー 北田雄夫がチーム戦2位! ~日本人初の世界七大陸走破に挑む!~
2016年11月21日~26日の6日間にわたり南極にて行われたアドベンチャーマラソン『The Last Desert』において、近畿大学AC※の北田雄夫(32)は、チーム戦で2位となりました。北田は、これまでに5大陸の大会を完走しており、残りの2大陸でも完走し、『日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破』を目指します。
※近畿大学AC:近畿大学陸上競技部OB会によるクラブチーム
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レースシーン1(北田雄夫)
●『The Last Desert』大会概要
名称 : The Last Desert
開催日: 2016年11月21日~26日(6日間、現地時間)
場所 : 南極
距離 : 250km(6ステージ計)
参加者: 61名(チーム参加2チーム)
ルール: ステージ毎に走行距離を計測し、全ステージの合計距離で順位を決める
開催 : 2年毎に開催
出場権: 出場をするには4desertsが主催する他2大会の完走が必要
URL : http://www.4deserts.com/thelastdesert/
<4desertsとは>
過酷なマラソンイベントとして知られる4deserts。サハラ、アタカマ、ゴビ、3つの砂漠(DESERT)を舞台としたマラソンのうち2つを完走したランナーには、最後の南極でのレース『The Last Desert』への参加資格が与えられる。
●レース結果(チーム戦)
チームメンバー:北田雄夫(32)、宮崎桂護(56)、吉澤宏和(48)
順位 :2位(チーム戦)
距離 :176.1km
・北田雄夫コメント:
2年前より目標としてきた大会とういこともあり、優勝を狙っていきましたが、惜しくも2位となり悔しい気持ちでいっぱいです。レースでは寒さ、吹雪、深い雪などに苦労しましたが、南極での厳しい条件の中で走れたことは、とても良い経験となりました。また、チームで協力できたことや苦労したことも、個人レースでは得られない学びとなりました。この貴重な経験を活かして、また次のチャレンジをしていきたいと思います。
●『アドベンチャーマラソン』とは
地球の果てを走る、世界一過酷なマラソン。その多くは、過酷な自然環境(砂漠やジャングル、氷河地帯)にて行われるため、「気温-50~50℃」「湿度5~95%」になることもある。そんな環境の中、レース期間中の食料や衣料や寝袋、サバイバル道具など、水以外のすべてを背負いながら200~1,600kmを走るレースである。レースによっては、「高度3,000m以上」「山・川・沼・洞窟」「獣や虫の危険」などを乗り越える必要があるため、走力以外にも精神力や生命力が求められるレースでもある。
●北田雄夫 プロフィール
1984年生まれ、大阪府堺市出身。中学から走ることを始め、近畿大学時代に日本選手権3位(4×400mリレー)。その後国内外でレース経験を積み、2015年に世界最長ステージレースTHE TRACK(オーストラリア10日間 521km)に日本人として初めて挑戦し10位。FIRE + ICE(アイスランド6日間 250km)では3位入賞。2017年、日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破を目指す。
また講演やイベント出演、レース映像の配信などを通じて、世界の果てで学んだ経験を伝える活動も行う。
ホームページ: http://takaokitada.net/
Facebook : https://www.facebook.com/takao.kitada.5
・競技実績
2014年 6月 Gobi March(中国 250km)【51位】
2014年10月 Atacama Crossing(チリ 250km)【64位】
2015年 5月 THE TRACK(オーストラリア 521km)【10位/日本人初挑戦】
2015年 8月 FIRE + ICE(アイスランド 250km)【3位/日本人初挑戦】
2016年 9月 Grand to Grand Ultra(アメリカ 273km)【8位/年代別1位】
2016年11月 The Last Desert(南極 250km)【2位/チーム戦】
・出場予定
2017年 2月 Ice Ultra(スウェーデン 230km)
2017年12月 The Ultra Africa Race(ブルキナファソ 217km)
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