武田科学振興財団は2017年度研究助成の募集を開始　 ～総件数約540件、総額約23億円を予定～

公益財団法人　武田科学振興財団(理事長：横山 巖、所在地：大阪市中央区)は、2017年度の研究助成の募集を開始しました。2017年度は、10のプログラムで募集を行います。贈呈件数は総数約540件、贈呈金額は総額約23億円を予定しております。
助成金は、各プログラムの選考委員会による選考後に贈呈します。なお、各プログラムの募集内容の詳細につきましては、財団ホームページからご覧いただけます。

財団ホームページ： http://www.takeda-sci.or.jp


【武田科学振興財団　2017年度　研究助成概要】

■武田報彰医学研究助成
内容　　：世界をリードする医学の先端研究
対象　　：大学、研究機関の研究室を立ち上げ3年未満の医学研究者
募集方法：当財団の理事・評議員などの推薦による
助成件数：10件
助成金額：1件3,000万円

■生命科学研究助成
内容　　：人類の健康増進に寄与する生命科学分野の進歩、
　　　　　発展に貢献する独創的な研究
対象　　：国内の大学、研究機関および医療機関に所属する研究者
助成件数：30件程度
助成金額：1件1,000万円

■ライフサイエンス研究奨励
内容　　：健康増進に寄与する生命科学分野の進歩、
　　　　　発展に貢献すると考えられる研究
対象　　：国内の医・歯・薬学部以外を卒業し、医・歯・薬学系以外の
　　　　　大学および研究機関に所属する生命科学分野の研究者
助成件数：40件程度
助成金額：1件200万円

■医学系研究奨励
内容　　：医学分野の進歩・発展に貢献する独創的な研究
対象　　：国内の大学医学部および大学の医学系研究部門
　　　　　またはその他の医学系研究機関に所属する研究者
助成件数：250件程度
助成金額：1件200万円

■医学系研究奨励継続助成
対象　　：2014・2015年度医学系研究奨励の被助成者　応募は一回のみ
助成件数：合計30件程度(がん領域7件、精神・神経・脳領域6件、
　　　　　　　　　　　　感染領域3件、基礎10件、臨床4件)
助成金額：1件300万円

■薬学系研究奨励
内容　　：薬学分野の進歩・発展に貢献する独創的かつ先駆的な研究
対象　　：国内の大学薬学部および大学の薬学系研究部門
　　　　　またはその他の薬学系研究機関に所属する研究者
助成件数：40件程度
助成金額：1件200万円

■薬学系研究奨励継続助成
対象　　：2014・2015年度薬学系研究奨励の被助成者　応募は一回のみ
助成件数：5件程度
助成金額：1件300万円

■特定研究助成
内容・対象：我が国の医学の発展に向け、研究機関が総力をあげて取り組む
　　　　　　共同研究(学内または複数機関の融合研究)に対し、
　　　　　　研究機関を対象に助成
助成件数：18件程度
助成金額：1件5,000万円以内(総額7億円以内)

■ビジョナリーリサーチ助成(スタート)
内容　　：我が国の医学分野の進歩・発展に貢献する将来に向けて
　　　　　夢のある斬新でチャレンジングな研究で、
　　　　　成功した場合には卓越した成果が期待できる研究
対象　　：国内の大学、研究機関および医療機関に所属する研究者
助成件数：25件程度
助成金額：1件200万円

■ビジョナリーリサーチ継続助成
＜ホップ＞
ビジョナリーリサーチ助成に採択された中から、さらなる発展が期待できる研究には、審査のうえ2～3年後に1件500万円、10件程度を贈呈します。
＜ステップ＞
ホップの中でさらに進捗が期待できる研究には、2～3年後に審査のうえ1件1,000万円、5件程度を贈呈します。
＜ジャンプ＞
ステップの中で、より成果が期待できる研究には、2～3年後に審査のうえ1件3,000万円、最大3件を贈呈します。

■杏雨書屋研究奨励
内容　　：杏雨書屋所蔵の資料およびそれに関連する研究
助成件数：7件程度
助成金額：1件100万円以内

■高等学校理科教育振興奨励
内容　　：高等学校の理科教育に貢献すると考えられる研究または実践、
　　　　　例えば教材の創作・工夫・実験や体験学習への新たな取り組み、
　　　　　理科クラブでの活動など
対象　　：国内の高等学校(高等専門学校を除く)およびそれに準ずる機関の
　　　　　教員および職員を対象
助成件数：40件程度
助成金額：1件30万円

■中学校理科教育振興奨励
内容　　：中学校の理科教育に貢献すると考えられる教材の創作・工夫・
　　　　　実験や体験学習への新たな取り組み、理科クラブでの活動など
対象　　：国内の中学校およびそれに準ずる機関の教員および職員
助成件数：30件程度
助成金額：1件30万円