丸の内OLを対象に“脂マネジメント術”をレクチャー!「脂マネ...

丸の内OLを対象に“脂マネジメント術”をレクチャー! 「脂マネジメント研究会」発足記念セミナーを開催

 三大栄養素の一つであり、健康のために必要不可欠な「脂質」を適量摂取することで、体を健やかに保つ新習慣を啓発する団体「脂マネジメント研究会」(事務局:東京都渋谷区)は、脂質摂取量が気になる年末年始に向けて、12月16日(金)に大手町サンケイプラザ(東京・千代田区)にて、脂マネジメント研究会発足セミナー『年末年始に覚えたい!脂マネジメント実践講座』と題し、丸の内OLを対象にセミナーを開催いたしました。

脂質の摂取基準量
脂質の摂取基準量

 セミナーの冒頭では、「脂マネジメント研究会」の座長である板倉 弘重先生(芝浦スリーワンクリニック名誉院長)より、「現代人の脂質摂取の現状」を踏まえ、本研究会の発足背景・経緯についてご紹介。
 「現在の日本人の摂取カロリーは、終戦直後(1946年)より少ない。一方で総カロリーに占める脂質の摂取割合は年々増えている。」と指摘。また、「近年話題となっている『糖質制限ダイエット』では、その弊害の可能性として、脂質の過剰摂取が懸念される声があるなど、健康を語る上で“脂質”が欠かせないものとなってきている」とし、脂質摂取量の自己管理の重要性について語りました。
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 続いて、本研究会メンバーの浅尾 貴子先生が、“自身の脂質適正摂取量”や“身近な食品の脂質量”について紹介。「脂質について正しく知ること・把握すること」の重要性について講義しました。
 年末年始に向けた“脂マネジメント術」<食篇>として、「キノコ」や「海藻」、「烏龍茶」といった、「脂質の吸収を抑えたり、排出を促す食材」をとることを推奨し、「忘年会やクリスマス、新年会など、脂質過多になりやすいこれからの時期は、排出食材をうまく活用して、脂質の自己管理を心がけましょう」とアドバイスをしました。また、参加者に対しては、こうした脂マネジメント食材を活用したランチプレートもふるまわれました。
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 最後に、“脂マネジメント術”<運動篇>としてモデル・ボディメイクトレーナーの佐々木 ルミ先生が「脂マネジメントエクササイズ」を紹介しました。オフィスでもイスに座りながら簡単にできる脂質排出エクササイズとして、参加者にレクチャー。そして「オフィスでの隙間時間や、自宅でテレビを見ながら等ちょっとした時間でも実践できるので、是非こまめに実践し、美健康な体を目指してください」というエールとともに、本会は締め括られました。
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 なお、「脂マネジメントエクササイズ」の動画は、「脂マネジメント研究会」WEBサイトにて公開中です。
「脂マネジメント研究会」公式ウェブサイト:http://abura-management.jp


【ゲストプロフィール】
佐々木 ルミ先生
モデル&ボディメイクトレーナー
 ファッションモデルとして海外・国内の雑誌・ショー・CMなど幅広く活躍したのち、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナーの資格を得てボディメイクトレーナーとしても活動。モデルとトレーナー、2つの観点から、時代に左右されない健康美を追求し、エクササイズでマインドもハッピーに変わった自身の経験をベースに、適度な運動で健康的な毎日を送るウェルネスエイジングを提唱している。著書に「イルミネートボディ・ダイエット」(サンマーク出版)などがある。


■年末年始に覚えたい“脂マネジメント術”
<年末年始は要注意!脂質過多になりがちな季節だからこそ、「自分の適正摂取量」を知ろう!>
 忘年会やクリスマス、お正月や新年会など、食生活が普段とは少し変わる年末年始。唐揚げやケーキと言った、いかにも脂質の多い食事が増える時期でもあります。もちろん、あからさまに脂質の多いメニューは意識して避ける方もいると思います。しかし、脂質は三大栄養素の一つで、摂りすぎも摂らなすぎも健康にはよくありません。適量摂取が望ましいのです。皆さんは、自分の脂質適正摂取量はご存知でしょうか。
 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、生活習慣病の発症および重症化の予防を目的として、三大栄養素の摂取バランス目標が示されています。これによると、摂取エネルギー総量に対して、タンパク質は13~20%、脂質は20~30%、炭水化物は50~65%の割合の範囲内であることが望ましいとされています。
 1日に必要な脂質の摂取量は、性別や年齢、活動量によって、一人ひとり違います。まずは、自分に必要な脂質の適正量を知りましょう。

<余分な脂質を排出!脂質の摂取量は自分でコントロールする新・食習慣「脂マネジメント」!>
 これからの季節、付き合いもあって脂質摂取が多くなりがちな日もあるはず。そんな時にオススメなのが、脂質摂取量を自分でコントロールする、新しい食習慣「脂マネジメント」です。
 「脂マネジメント」とは、つい暴飲暴食になりがちな年末年始に、「脂質の吸収を抑えたり、排出を促す食材」を脂と一緒に取ることで脂の摂取量をマネジメントする習慣です。具体的には、下記のような食材を活用しましょう。

【キノコ】
 キノコに含まれる「キノコキサトン」という食物繊維は、水にも酸にもほとんど溶けず、脂質とくっついて、排泄させる働きをします。

【海藻】
 ワカメや昆布、もずく、ヒジキなど、海藻類は水溶性食物繊維を多く含んでいて、特に昆布の1割近くを占める水溶性食物繊維の「アルギン酸」には強い脂質排出パワーがあります。
 「アルギン酸」は、水に溶けるとネバネバ・ぬるぬるする水溶性食物繊維なのですが、水溶性食物繊維は、食べたものと絡みあって消化管での移動を遅くし、脂質の吸収を抑制します。「わかめスープ」や「海藻サラダ」などのメニューを一緒に頼むとよいでしょう。

【烏龍茶】
 飲み会時のソフトドリンクとしては定番の「烏龍茶」も、脂質の排出には効果的です。食事で摂った脂質は、小腸でリパーゼという酵素によって分解されて、体内に吸収されるのですが、烏龍茶に含まれる烏龍茶ポリフェノールは、そのリパーゼの働きを妨げる作用があります。


■『脂マネジメント研究会』概要
●発足日 :2016年11月15日(火)
●活動内容:
・「脂マネジメント」に関する基礎知識、最新ニュースなどの収集と発信
・ウェブサイト『脂マネジメント研究会』( http://abura-management.jp )の運営管理

 掲載内容(随時更新)
 -『脂マネジメントとは?』…「脂質の摂取量を自己管理する新習慣」として定義
 -『脂マネジメント最新情報』…「脂質の管理」に関連した最新トピックスを紹介
 -『食品に含まれる脂質』…身近な食品に含まれる脂質量を紹介
 -『あなたの脂質摂取基準』…性別、年齢、活動量等から、適正な摂取脂質量を算出
 -『脂マネジメントレシピ』…浅尾 貴子先生監修の脂マネジメントレシピを紹介
 -『脂マネジメントエクササイズ』…佐々木 ルミ先生考案の脂マネジメントエクササイズを紹介
・セミナーの開催
・各種リリースの発信

●ご参画されている先生
板倉 弘重 先生
芝浦スリーワンクリニック名誉院長/品川イーストワンメディカルクリニック理事長
 東京大学医学部卒。元国立健康・栄養研究所臨床栄養部長。おもな研究分野は脂質代謝、動脈硬化、抗酸化物質。とくに、赤ワイン、ココアなどの抗酸化作用を明らかにした研究が話題に。日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長、日本ポリフェノール学会理事長、日本健康栄養システム学会理事長などを歴任。

浅尾 貴子 先生
 女子栄養大学栄養学部専任講師/管理栄養士
大学で教鞭をとるかたわら、美容や健康についてのコラム執筆などでも活躍中。栄養学の基本知識を大切にした上で、ダイエッター個人のライフスタイルに合わせた、より実現可能なアドバイスを行うのが信条。著書は、『美人になる栄養学』メディアファクトリー、『女子栄養大学あさおたかこ先生の一生太らない朝ごはん』マキノ出版、『買って食べる・外食が多い人の脂肪を減らすカロリー事典』高橋書店、『見るだけヤセ!脂肪を減らすカロリー事典』高橋書店、他。

青木 晃 先生
横浜クリニック院長
 防衛医科大学校医学部卒業後、自衛隊医官として防衛庁に勤務。その後、恵比寿アンチエイジングクリニック院長、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座准教授を経て現職。医師としての診療や研究活動の他に、レストランでのアンチエイジングメニューの作成、アンチエイジングエクササイズの開発、旅行会社のアンチエイジングツアーの企画監修なども行っており、Dr.アンチエイジングと呼ばれている。テレビ番組でのわかりやすいアンチエイジング解説には定評がある。日本抗加齢医学会評議員・日本健康医療学会常任理事。著書は「40歳からのタイプ別ダイエット診断」竹書房新書など多数。


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