ビートコミュニケーション、ワイ・ディ・シーに 社内SNS『Beat Shuffle』導入
~ 社員同士で“イイトコ”を誉めるコミュニケーションを促進 ~
社内向け交流サイト(SNS)のリーディングカンパニー株式会社Beat Communication(本社:東京都渋谷区、代表取締役:村井 亮)は、株式会社ワイ・ディ・シー(本社:東京都府中市、代表取締役社長:山本 智明)に、部署・拠点間コミュニケーションを加速させることを目的として、エンタープライズSNS「Beat Shuffle」を導入したことを2017年1月10日(火)に発表いたしました。
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社内SNSの運用を担当されている経営管理本部企画グループの白石 芳様
▽社内SNSの運用を担当されている経営管理本部企画グループの白石芳様
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■導入の背景
株式会社ワイ・ディ・シーは、お客様に「感動」という高付加価値を提供することを企業ミッションとして掲げ、製造業を中心に、コンサルティング、開発、保守運用と一貫したITソリューションを提供しています。高度な視点と技術を有したコンサルタントやエンジニアが一体となって顧客に高付加価値を提供しており、その基盤となる人財の育成、組織力の向上、豊富なノウハウの共有に力を注いできました。
株式会社ワイ・ディ・シーでは、経営層と現場とがコミュニケーションを交えることで、社員から意見や課題を吸い上げ、経営層が施策を立案し、現場に定着させるという組織文化があります。誕生日の社員を招待しての経営層との夕食会から始まり、数年前には、十数名の社員と社長・役員数名とが、テーマを決めてランチミーティングで議論する取組を始め、およそ1年を掛けて全社員が経営層とコミュニケーションする場を持ちました。
今回の社内SNSの導入についても、経営層が社員の声をコーポレート施策に反映させたいと考えたことが背景にあります。株式会社ワイ・ディ・シーは現在、東京本社に加え、大阪、名古屋に拠点を有しており、拠点間のコミュニケーションを活性化すべきだという意見が寄せられました。また、経営層とのランチミーティングが社員に好評で、もっと密にコミュニケーションを継続的にとりたいという要望も寄せられました。こうした現場社員の声を受け、経営層が中長期計画のコーポレート施策に部署・拠点間コミュニケーションの加速を目的として、2016年2月に「Yコミュ(株式会社ワイ・ディ・シーの社内SNSの名称)」の全社導入を行いました。
■活用方法・工夫
株式会社ワイ・ディ・シーでは社内SNSを活用して部署・拠点間のコミュニケーションを活性化するために、様々な取組や運用努力をしています。最も特徴的なのが「リアルコミュニケーション」と「メダリスト」と呼ばれる取組です。
「リアルコミュニケーション」とは、「Yコミュ」でのコミュニケーションを社員同士が実際に集うFace to Faceのコミュニケーションに繋げるための取組です。5名以上かつ複数部署・拠点の社員が集まること、「Yコミュ」に活動報告の投稿を行うこと、など一定の条件を満たした場合に活動費用の一部を会社が負担してくれます。取組開始からわずか5ヶ月で22のサークルが発足し、延べ117名(社員数258名)もの社員が制度を活用して業務外でのイベント交流に参加しています。
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社員の見逃されがちな気持ちを見える化する、というコンセプトで導入されたのが「メダリスト」と呼ばれる社員同士の誉めるコミュニケーションを促進する取組です。職場や取引先において気づいた社員の「イイトコ」を「Yコミュ」に投稿することで、相手にメダルを贈るという仕組みです。「顧客感動メダル」や「思いやりメダル」など7種類のメダルを用意し、「顧客が感動するようなサービスを提供した」といった影響の大きなものから「担当者未定の作業を率先して引き受けてくれた」といった、ちょっとしたことまで社員の「イイトコ」を「Yコミュ」に投稿することができます。開始からわずか2ヶ月弱で1,356個ものメダルが授与されており、社員間で非常にポジティブなコミュニケーションが生み出されています。
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こうした取組が確実に成果を上げている陰には、運営を担当する経営管理本部 企画グループの細やかな運営努力があります。「リアルコミュニケーション」や「メダリスト」といった取組の企画・運営だけではなく、ログイン数や投稿数など、ユーザの日々の利用状況をモニタリングしています。膨大な情報を時には手作業で集計し、定期的にレポートを発信することで、自分や周りの利用状況を社員に伝えています。社員が別の社員を指名して質問することで投稿をリレーしていく「bond(絆)!」という取組では、全社員に順番が回ってくるように、「任意指名」と「名簿の次の人」の2名にリレーするルールにしており、リレーが滞るとさりげなく投稿を促すなど運営者の細やかな配慮が確実な成果につながっています。
「メダリスト」においてもグループ長に一定数のメダルを授与してもらうように協力依頼をしています。部長や課長といった権限の強い役職者にノルマを設定せずに、あえて現場に近いグループ長に協力依頼という形にすることで、自発的な取組として広がっていきました。些細な「イイトコ」でも社員が投稿できるように7種類のメダルを設け、メダル毎にアカウントを作成してアイコンを分けるなど、ユーザが親しみやすいデザインを演出しています。また、「Yコミュ」の運営者をオープンにすることにこだわりを持っており、運営事務局のアカウントは使用せずに実名のアカウントを使用しています。
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■導入の効果と今後の展望
「Yコミュ」の導入により、部署・拠点間のコミュニケーションは確実に加速し、さらに「新しい発見」も多くもたらしています。「Yコミュ」を推進する企画グループ 夏野 美加グループ長は今や「社内SNSが存在しないことは考えられない」と言います。
写真部サークルの社員が投稿した写真を見た社長が、社内カフェでプロジェクター投影することを決めるなど、それまでは存在すら知らなかった他拠点の社員の名前や顔がわかるだけでなく、「この人はこんな知識や技術を持っていたのか」「こんなことに興味があるんだ」など、社内の新しい人材、知識、技術の発掘に繋がっています。
普段接している上司の投稿を見て、「そんな観点から他人の良い所に気づける方なんだ」と、社員同士の新しい側面を発見することができるのも効果の一つです。「業務終了後、一日の締め括りに授与されたメダルを見返すことで、気持ち良く帰宅することができ、翌日の仕事へのモチベーションになる」との声も寄せられ、「Yコミュ」での取組に大きな手ごたえを感じています。
今後は「メダリスト」をより社員に還元する仕組みにしていくために、メダルの全種類コンプリートや獲得数に応じて社内のカフェで利用できるチケットを配布するなど、コミュニケーションのさらなる加速に向けた取組を企画しています。現場社員の声を重視する経営層とそれに応える社員、運営事務局の細やかな運用努力でさらなる高付加価値を生み出す組織づくりを目指します。
【株式会社ワイ・ディ・シー 経営管理本部 企画グループについて】
経営層の打ち出したコーポレート施策について、企画から運営、管理までを担当する実行部隊として2016年7月に発足。実質3名という少人数体制でありながら、社内SNS「Yコミュ」の導入・運営を始め、コーポレート施策の実現を担っている。「Yコミュ」ではコミュニケーション活性化のために様々な取組を企画・実行し、細やかな運営努力で成果を出している。
■会社概要
商号 : 株式会社ワイ・ディ・シー
代表取締役社長: 山本 智明
資本金 : 2億5,000万円
所在地 : 東京都府中市府中町1-9 京王府中1丁目ビル
URL : https://www.ydc.co.jp/
<事業内容>
・情報通信システムに関するコンサルティングおよび設計、開発
・機器およびソフトウェアのライセンス販売、インストール、保守、運用サポート
・インターネットを用いた通信と情報サービスの提供、運営
【社内SNS「Beat Shuffle」について】
http://www.beat.co.jp/contents/product/
【株式会社Beat Communicationについて】
2003年に国内で初めてビジネスソーシャルネットワーク実験を行い、2004年に世界で初めてエンタープライズソーシャル・ネットワーク(社内SNS)を発表した業界のパイオニア。2011年に、社内SNS「Beat Shuffle」をリリース。主な顧客には、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、三井不動産ファシリティーズ株式会社など数多くの大手企業に社内SNSを提供。
■会社概要
商号 : 株式会社Beat Communication
代表取締役: 村井 亮
資本金 : 3,400万円
所在地 : 東京都渋谷区東2-23-12 プレミアム・ユーゾーンビル5F
URL : http://www.beat.co.jp/
<事業内容>
・ソーシャルネットワークサービスの構築、販売
・ソーシャルメディア全般のコンサルティング・企画・開発・運営
- カテゴリ:
- サービス
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