4年連続就職率100%を実現した山岡景一郎氏が 『平安女学院大学の奇跡』を上梓
地元・京都でサイン会も開催
2017.01.06 12:15
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、『平安女学院大学の奇跡――小規模大学の生き残り大逆転戦略』(1,400円税別)を、2016年12月22日に発売いたしました。
存亡の危機にあった名門女子大の再建を託された著者・山岡景一郎氏が、平安女学院理事長・学院長・大学学長として経営と教育の再生に取り組んだ、その軌跡と成果を書き下ろしました。
【PHP研究所ホームページ】
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83463-4
-
『平安女学院大学の奇跡』表紙
本作の刊行を記念して、2017年1月17日(火)19時より、大垣書店烏丸三条店(京都市中京区)で山岡景一郎氏のサイン会を開催いたします。
【大垣書店ホームページ】
http://www.books-ogaki.co.jp/news/event/
■債務80億円を1年で黒字化
著者が理事に就任した2002年当時、80億円もの債務を抱え、校風も乱れていた平安女学院。「この名門校を絶対につぶしてはならない」という強い決意のもとに断行した、経営システムの大変革の経緯が詳細に述べられています。
賃金カットや人員整理、理事会・教授会のシステム再構築など、大学経営の慣例や常識を覆して、2003年度以降は黒字化に成功。この改革の精神が、現在の「山岡式大学経営戦略」の礎となっています。
■経営と教育の改革プロセスをまとめた初の著書
子ども時代は経済的に恵まれず、松下電器の松下技術社員養成所で実学を学び、夜学に通うなど苦学の末、公務員に。自らを「高学歴ではありません」という著者は、経営コンサルタントとして企業再生に携わるようになって「世の中は、人と人とのつながりで動いている」と確信、平安女学院の教育方針の1つにも「心の偏差値が高い人材を育てる」を掲げます。
“心の偏差値が高い人”とは、自分をとりまく人とコミュニケーションをとり、素直さ・謙虚さ・実行力を持つ人のこと。社会に出てからの伸びしろが大きい人材育成のために、理事長が身をもって学んできたことや具体的な運営の方策など、講演でも要望の多いテーマが、ついに書籍化。
地元・京都市主催のイベントに、学生がスタッフとして参加し、授業で学んだ「おもてなし」「マナー」「コミュニケーション」を現場で磨く機会をつくったり、学生一人当たりの教員数を増やして、小規模大学ならではのキメこまかい就職相談を実施するなど、具体的な事例も満載しています。
■「新入社員教育のいらない学生」に企業も注目
経営にしろ、人材育成にしろ、「学校法人も企業も、けっきょくは同じような悩みや課題を抱えている」と、著者は言います。そうした中で、求人企業から「接客態度が新人とは思えない」「新入社員教育がいらない」という評価を受ける“必要とされる人材”を輩出し、2012年から4年連続就職率100パーセントを実現した確かな実績とプロセスを紹介する本書は、就職活動やビジネスのヒントにもなる1冊です。
この企業のプレスリリース MORE
2019.06.07 12:15
キャッシュレス社会でも「貨幣」が発行される理由を読み解く『日本史に学ぶマネーの論理』発売
2019.05.28 11:30
2019.05.10 11:00