南郷アートプロジェクト2016“食をあつめる。” 「食通―Food correspondence」 トークイベント&アーカイブ展開催
~南郷と高松のそれぞれの“食文化”と“風土”を見つめ直す~
2017.03.07 11:30
南郷アートプロジェクト(所在地:青森県八戸市南郷)では、他地域との交流を通して、南郷の食文化を再発見することを目指し、食のプロジェクト「食通―Food correspondence」を行っています。このたび、トークイベントを3月11日(土)、アーカイブ展を3月7日(火)~12日(日)に開催いたします。
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イベントの様子1
南郷アートプロジェクト
WEB : http://nangoartproject.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/nangoartproject
「食通―Food correspondence」とは、文通のように、遠い地域の人々と宅配便で料理を送りあう、現代美術家EAT&ART TARO氏が考案したプロジェクトです。今年度は、山の楽校を中心とした南郷の地域の方々と、香川県高松市の有志の方々とで、2016年6月からやりとりを行ってきました。
今回、高松の参加者が八戸を訪れ、山の楽校で南郷の食通参加者と交流します。また、参加者が、「食通」を行って感じた、互いの食文化や風土について語るトークイベントと食通の様子を展示したアーカイブ展を、八戸ポータルミュージアム(はっち)にて開催します。
■イベント概要
(1) トークイベント「Food×風土」
EAT&ART TARO氏、食通に参加した南郷と高松のメンバーが、活動を通して見えてきたそれぞれの「風土」について語り合います。当日の来場者には、“プチ「食通」”も楽しめるよう、高松のうどんと南郷のそばを食べながらトークを聞いていただきます。
日時 :2017年3月11日(土) 18:30~20:00
会場 :八戸ポータルミュージアム(はっち) 4F 食のスタジオ
http://hacchi.jp/
〒031-0032 青森県八戸市三日町11-1
ゲスト:EAT&ART TARO(現代美術家)、岩崎光宏(山の楽校校長)、
岡本裕介(高松チームメンバー)
定員 :40名(先着順、事前申込者優先)
参加無料(ミニうどん&ミニそば付き)
(2) アーカイブ展「Food×風土」
南郷の「食通」の記録写真を中心に、南郷と高松、それぞれの“食文化”と“風土”を見つめ直すアーカイブ展を開催します。
日時:2017年3月7日(火)~12日(日)
会場:八戸ポータルミュージアム(はっち) 2F ギャラリー2
http://hacchi.jp/
〒031-0032 青森県八戸市三日町11-1
入場無料
■アーティストプロフィール
EAT&ART TARO(イートアンドアートたろう) (現代美術アーティスト)
調理師学校、飲食店を経てアーティストに。これまでに、自分で購入したものが次の人のものになってしまう、おごることしかできないお店「おごりカフェ」や、昭和の料理本を調査収集し、レシピ再現などを行う「レトロクッキング」、美味しいおにぎりを食べるためだけに参加者と共に運動会をする「おにぎりのための、毎週運動会」など食をテーマにした作品を多数発表している。大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟)、瀬戸内国際芸術祭(香川)などに参加。
■「南郷アートプロジェクト」とは
平成23年より八戸市南郷で展開している、地域の方々とアーティストとの交流による新しいまちづくりです。アーティストの視点から地域資源を発掘し、それらを発信することで、地域内外の人々が南郷のよさを再発見、再認識することを目指しています。
南郷アート2016のテーマは“なんごうをあつめる”。南郷の暮らしに眠る資源に、「郷土」「物語」「食」などの切り口から光を当てたアートプロジェクトを実施していくことで、地域固有の知恵や文化を次の時代へとつないでいきます。
※プロジェクトに関する最新情報は、公式WEBサイト( http://nangoartproject.jp/ )、南郷アートプロジェクトFacebook( https://www.facebook.com/nangoartproject )をご覧ください。
【主催】:八戸市、株式会社アート&コミュニティ
(八戸市南郷文化ホール・八戸市公会堂・八戸市公民館指定管理者)
【助成】:平成28年度 文化庁 文化芸術による
地域活性化・国際発信推進事業