グローバル製薬大手、業界標準化団体を新たに立ち上げ

~ 「Align Biopharma」がオープン技術標準を策定予定。 医療従事者とライフサイエンス企業の連携迅速化および簡便化を目指す ~

Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社:カリフォルニア州プレザントン、日本法人本社:東京都渋谷区、日本法人代表取締役:岡村 崇、以下 Veeva)およびグローバル製薬企業最大手25社のうち6社が参画し、医療従事者とライフサイエンス企業の連携の迅速化および簡便化を目指し、業界標準化を推進する団体「Align Biopharma(TM)」設立を発表いたしました。業界各方面の意見を参考にしながら、設立メンバー企業が製薬企業向けにオープンな標準の策定およびソリューションの開発を行い、医療従事者が必要とする医薬品情報と治療情報の提供経路を合理化して患者ケアの向上を図ります。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です)

アラガン社Global Commercial、IT部門ヴァイスプレジデントのPatrick Retif氏は次のように述べています。「共通の業界標準があれば、ライフサイエンス企業と医療従事者はより効果的かつ効率的に連携できるようになります。企業同士が協力することで、業界全体としてデジタルエンゲージメントと情報アクセスに調和が生まれ、各社共通の顧客に高品質のサービスを提供できるようになるのです。」

複雑な疾患の治療に使用するスペシャリティドラッグの市場拡大により、医療従事者は個別の状況に応じた情報を適時に必要とするようになっています。新薬が増加すれば、患者対応を円滑に行う上で医療従事者が必要とする情報量もそれだけ多くなります。新薬や複雑な治療法に関する情報を医療従事者に提供する手段として、バイオ医薬品企業がデジタル技術を導入するメリットは計り知れません。

Align Biopharmaは、当面の取り組みとして下記に示す二つの業界新標準の策定にフォーカスし、シームレスなデジタルエンゲージメントの円滑化と医療従事者エクスペリエンスの単純化を図ります。

●アイデンティティ管理:識別・認証標準を定義し、医療従事者がシングルサインオンで加盟全社のオンラインコンテンツ(ウェブサイト、ポータル、バーチャルイベント、ウェビナーなど)にアクセスできるようにする。
●承認設定とコミュニケーション設定:承認管理およびプリファレンス管理の標準を定義し、医療従事者が各社との間にコミュニケーション設定を行う際の指定方法を統一する。

Veevaのcommercial cloud strategy担当ヴァイスプレジデント、Paul Shawahは次のように述べます。「デジタル技術により、ライフサイエンス企業と医療従事者の連携とやり取りの形は大きく変わってきています。高度な治療方法とデジタルチャネルが急増する中にあっては、業界標準を設け、それを順守することで、適切な情報を素早く入手する際に医師を悩ませている数々の課題を単純化できます。」
Align Biopharmaに関する詳細はAlignBiopharma.org≪ http://www.alignbiopharma.org/ ≫をご覧ください。団体の目的と策定中の標準化内容について紹介しています。


【Align Biopharmaについて】
Align Biopharmaは複数の大手製薬企業からなる業界標準化を推進する団体で、医療従事者とライフサイエンス企業との連携および質の高い患者ケアに必要な医薬品および治療法に関する情報提供の迅速化と簡便化を目的としています。
詳細は http://www.alignbiopharma.org/ をご参照ください。

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