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『国際武器移転史』第3号刊行 イスラム国への武器移転から戦間期軍縮交渉、 16世紀の軍事行使権論まで 英語論文掲載開始・ウェブサイトにて無料公開中

 2015年に当大学の新たな研究拠点として設立された国際武器移転史研究所は、軍縮・軍備管理に関する総合的歴史研究と「現代」の政策論議とを接合させ、従来の閉ざされた研究組織では達成されなかった学際的・国際的研究を通じて、近現代の軍縮・軍備管理という世界的課題に取り組むことを目的としています。

 このたび、本研究所の機関誌『国際武器移転史』第3号が刊行されました。第3号では、英語論文の掲載を開始いたしました。そして、イスラム国をはじめとする非国家主体への武器移転から、戦間期のロンドンやジュネーヴでの軍縮交渉、さらには16世紀のフランシスコ会士が論じたローマ教皇の軍事行使権論まで、時代や専門分野を超えた研究成果を掲載しています。

 本誌は、2016年1月の第1号発刊以降、すべての内容を国際武器移転史研究所ウェブサイトにて無料公開しております。武器移転の現状や国際的な規制の動向を知りたいかたも、戦間期の軍縮交渉や16世紀の軍事行使権論にご関心がおありのかたも、ぜひご覧になってください。

■ジャーナルのダウンロードはこちらから■

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~transfer/

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