サイレックス・テクノロジー、 アプリケーション組込み用無線LANプラットフォーム 『LB-100AN』1月31日販売開始
~量産実績豊富なハードウェアで無線機器開発の短縮化を支援~
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:河野 剛士、以下 サイレックス)は、Linux OS搭載のアプリケーション組込み用無線LANプラットフォーム『LB-100AN』(基本キット(本体1台・開発環境1式)¥35,000(税別))を2017年1月31日(火)に販売開始することを発表しました。
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LB-100AN製品写真
◆アプリケーション組込み用無線LANプラットフォーム『LB-100AN』製品ページ
http://www.silex.jp/products/platform/lb100an.html?pr=170125
無線LAN対応機器の開発では、ハードウェア開発における初期投資費用・開発期間が大きくなる傾向があります。また、電波法に基づいた認可取得にも一定のノウハウと費用がかかることが機器メーカにとって高いハードルになります。
本製品は、自社製品に採用されている無線LAN対応のプラットフォームをベースとしたハードウェアと、無線LANドライバを含む開発環境(SDK)を機器メーカに提供するものです。これにより、機器メーカにとっては、大きな開発リソースを投じることなく量産実績のあるハードウェアを活用できます。また、無線LANモジュールに最適にチューニングされたドライバをライブラリとして提供することによって、無線LAN機器の開発時に大きな課題となる無線LANドライバの組込み作業や設定作業の手間を極小化することができ、自社の製品・サービスの特色となるアプリケーション開発に専念することができます。
サイレックスは、オフィス用途・産業用途でLinuxベース機器の無線LAN対応化や機能拡張のためのアプリケーション開発を検討する機器メーカ向けに、本製品を広く販売していきます。具体的には、MFPやプリンタのステータス監視・課金監視などの情報収集ボックスとしての用途や、Bluetooth機器のログ情報を収集し、クラウドサービスと連携するBluetooth/Wi-Fiゲートウェイとしての活用などが想定されます。
【製品特長】
・量産適用
本製品は、すでに量産実績のあるハードウェアプラットフォームをベースとしています。このため、機器メーカは本製品を活用した開発成果物をそのまま量産適用することができます。また、インタフェースの拡張等ハードウェアのカスタマイズ対応もサイレックスに委託可能です。
・無線LAN対応
無線LANモジュールはIEEE 802.11 a/b/g/n対応『SX-PCEAN2c』(サイレックス製)を採用し、無線LANドライバライブラリを提供することによって、アクセスポイント機能、ステーション機能、WEP/TKIP/AES暗号化機能、エンタープライズ認証機能がSDKとして提供されます。
・拡張性
USBポートを活用し、Bluetooth機能や3G、LTEの拡張などが可能です。
【サイレックス・テクノロジーについて】
http://www.silex.jp/index.html?pr=170125
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。
プリンタやMFPといったOA機器やワイヤレスルータなどのPC周辺機器をはじめ、医療機器・産業機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。
・記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
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