ネットエイジア調べ デート相手の金銭感覚をチェック? 「ポイント活用の仕方で好感度アップ」6割
ビジネスウーマンのポイント活用に関する調査2017
2017.01.27 10:00
モバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社:東京都中央区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)は、2016年12月2日~12月7日の6日間、ポイント活用に関する調査をインターネットリサーチにより実施し、20歳~39歳のビジネスウーマン(アルバイト・パートを除く女性有職者)2,000名の回答を集計いたしました。
今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。
《利用ポイントサービス編》
◆ポイントサービス利用率は「Tポイント」が3年連続1位、2位は「Ponta」、3位は「楽天スーパーポイント」
◆ビジネスウーマンは平均4.7種類のポイントサービスを利用
はじめに、20歳~39歳のビジネスウーマン(アルバイト・パートを除く女性有職者)2,000名が利用しているポイントサービスの確認を行った。利用しているポイントサービスを複数回答形式で聞いたところ、「Tポイント」が最も高く78.0%となった。Tポイントは過去2回の調査(2015年・2016年)に引き続き、3年連続で利用率1位となっている。次いで「Ponta」が68.2%、「楽天スーパーポイント」が60.2%となり、共通ポイントサービスがトップ3となった。そのほかの<共通ポイント・オンライン通販系>も上位10位以内に散見され、「Amazonポイント」(30.1%)は5位、2016年からスタートしたイオン系の共通ポイント「WAON POINT」(24.7%)は7位、ドコモ系の共通ポイント「dポイント」(20.2%)は9位にランクインした。<電子マネー系※>からは「nanacoポイント」(4位、31.4%)、「WAONポイント」(6位、29.7%)、「交通系ICカードのポイント(Suicaポイントなど)」(8位、22.6%)が上位10位以内にランクインし、10位には<家電量販店系>の「ヤマダポイント(ヤマダ電機)」(20.1%)がランクインした。
※楽天EdyやQUICPayなどの電子マネーでは、独自のポイントサービスは展開していない(他の共通ポイントサービスのポイントなどを貯めることができる)ため、選択肢は用意していない。
また、今回の調査では、18種類のポイントサービスを提示し、利用しているポイントサービスを聴取したが、「3種類」~「6種類」利用していると回答した方が多く、平均利用数は4.7種類となった。複数種類のポイントサービスを利用し、使い分けているビジネスウーマンが多いようだ。
◆利用者倍増の兆し?モバイル電子マネーの利用率は12%、利用意向率は31%
ポイントサービス利用率の上位10位までに電子マネー系が複数ランクインしたが、2016年にはApple Payが日本でもサービス開始されたことによって、電子マネー系のポイントサービスの利用者は、今後、増加する可能性がありそうだ。現状、どのくらいのビジネスウーマンが電子マネーを利用しているのか、確認を行った。
全回答者(2,000名)に、電子マネーやモバイル電子マネー(おサイフケータイやApple Pay)を利用しているか聞いたところ、電子マネーの利用率は65.3%、モバイル電子マネーの利用率は12.4%であることがわかった。
年代別にみると、20代よりも30代で利用率が高く、電子マネーは30代で67.7%(20代は62.8%)、モバイル電子マネーは30代で14.9%(20代は9.8%)だった。現状、20代よりも30代のビジネスウーマンにおいて、電子マネーが積極的に利用されているようだ。
また、Apple Payがサービス開始したことで注目が集まったモバイル電子マネーについて、今後は(または今後も)利用したいと思うか聞いたところ、利用意向率は30.7%となった。利用意向率は現在の利用率の倍以上となっているので、今後さらに、モバイル電子マネーを利用する人や、それに付随して、電子マネー系のポイントサービスを利用する人が増えてくるのではないだろうか。
《ポイント貯める・使う編》
◆ビジネスウーマンの消費心理
「ポイントを貯めないともったいない」9割半、「ポイントを貯めたいから別の店で買う」8割半
◆ポイント欲しさで消費先を変更「ドラッグストア」では4割半、「ECサイト」や「コンビニ」では4割
◆マイラー女性は旅行以外に「美容室」や「百貨店」でもマイルを貯めたい
続いて、ポイントを貯めるシーンについて、掘り下げてみていく。まず、いずれかのポイントサービスの利用者(1,937名)に、“ポイントを貯めないともったいない”という気持ちになる消費シーンを複数回答形式で聞いたところ、「インターネットショッピングでの買い物」が61.7%で最も高く、「ドラッグストアでの買い物」(59.7%)や「スーパーマーケットでの買い物」(57.2%)が5割台の後半、「コンビニエンスストアでの買い物」(54.7%)や「家電量販店での買い物」(54.1%)、「携帯電話料金の支払い」(53.0%)が5割台の前半で続いた。これらの消費シーンでポイントを取り逃がさないために、複数種類のポイントサービスに登録している人が多いのではないだろうか。また、いずれかの消費シーンで、“ポイントを貯めないともったいない”という気持ちになることがある割合は9割半(94.4%、100%-「特になし」5.6%で算出)となっている。ビジネスウーマンの消費心理にポイントサービスが与える影響の大きさが改めて確認できた。
では、ポイントサービスが契機となって、消費先を選ぶことはあるのだろうか。いずれかのポイントサービスの利用者(1,937名)に、“ポイントを貯めたいからあっち(別のお店)で買う・払う”という気持ちになる消費シーンを複数回答形式で聞いたところ、「ドラッグストアでの買い物」が45.2%で最も高く、次いで、「インターネットショッピングでの買い物」(40.2%)や「コンビニエンスストアでの買い物」(40.0%)が4割台で続いた。これらの店舗やサイトでは、お目当てのポイントサービスの有無が購入先選びに影響を与えることが比較的多いようだ。また、いずれかの消費シーンで、“ポイントを貯めたいからあっち(別のお店)で買う・払う”という気持ちになることがある割合は8割半(83.6%、100%-「特になし」16.4%で算出)となっている。ポイントサービスを利用しているビジネスウーマンの多くは、ポイントを貯めたい気持ちが契機となって、消費先を変更した経験があるようだ。
また、いずれかの航空会社系のポイントサービス利用者(以下、マイル利用者)に注目すると、「飛行機の利用(航空券の購入・搭乗)」で“ポイントを貯めたいからあっち(別のお店)で買う・払う”という気持ちになる割合は37.5%、「旅館・ホテルの宿泊」では30.1%となっている。お目当ての航空会社のマイレージを貯められるかどうかが、航空会社や宿泊先の選定に影響を与えているようだ。さらに、マイル利用者は「美容室やエステ、ネイルサロンの利用」が26.2%、「百貨店(デパート)での買い物」が20.1%と、いずれの航空会社系のポイントサービスも利用していない方(以下、マイル非利用者)に比べて高くなっている。マイレージサービスに魅力を感じている人は、これらの消費シーンでも、マイルを貯められるかどうかを意識して購入先を選ぶ傾向が比較的強いことがわかった。
◆貯めやすいポイントサービスランキング 総合1位は3年連続「Tポイント」、僅差で迫る「楽天スーパーポイント」、 リクルートポイントと統合した「Ponta」は昨年5位から3位に躍進、 家電量販店系のトップは「ゴールドポイント」、航空会社系のトップは「JALマイレージバンク」
では、ポイントの貯めやすさの面では、どのポイントサービスが評価されているのだろうか。各ポイントサービスの利用者が“このサービスはポイントを貯めやすい”と評価した割合(以下、貯めやすさ満足度と表記)をランキングにした。
貯めやすさ満足度が最も高かったポイントサービスは「Tポイント」(75.9%)、僅差の2位に「楽天スーパーポイント」(74.1%)が続いた。これらの共通ポイントでは、利用者の4人に3人が“ポイントの貯めやすさ”の面で満足しているようだ。以下、3位は「Ponta」(57.4%)で、昨年の5位から、2つ順位を上げた。リクルートポイントとの統合を経て、貯めやすいポイントサービスとしての存在感を増したようだ。そのほか、主にセブン&アイ系列店舗で利用できる電子マネーのポイントサービス「nanacoポイント」(51.8%)が<電子マネー系>でトップ、総合で4位にランクインし、ネットショッピングで躍進しているヨドバシカメラの「ゴールドポイント(ヨドバシカメラ)」(47.9%)が<家電量販店系>のトップ、総合で6位にランクインした。さらに、2015年からPontaやdポイントとの相互交換を開始するなど、各種共通ポイントとの提携にも力を入れている「JALマイレージバンク」(39.7%)が<航空会社系>でトップ、総合で10位にランクインした。
◆貯まったポイントの使い方は「しっかり貯めてから使う」7割
◆やってみたいポイント利用方法は「キャッシュバック」、マイラーは「特典航空券に交換」
◆特典航空券が取りやすいマイレージサービス トップは3年連続「JALマイレージバンク」
では、貯まったポイントはどのように使用されているのだろうか。ここからはポイントを使うシーンについて探っていく。まず、いずれかのポイントサービスの利用者(1,937名)に、貯まったポイントの使い方は、“しっかり貯めて使う派”か、“ちょくちょく使う派”か聞いたところ、「しっかり貯めて使う」が70.5%、「ちょくちょく使う」が29.5%となった。頻繁に使用するのではなく、ある程度のポイントを貯めてから、ポイントを使用するビジネスウーマンが多いようだ。
次に、ポイントの使い途について、実際にやったことのあるポイントの使用方法を複数回答形式で聞いたところ、「買い物で(支払いに)使う」が86.8%で最も高く、「電子マネーと交換する」が42.2%、「キャッシュバック(現金化)する」が34.9%、「他のポイントに交換(両替)する」が27.3%で続いた。ポイントの使い途は、買い物の支払いに使用することがダントツで多く、電子マネーへの交換や現金化が次いで多いようだ。また、提携しているポイントなどへ交換(両替)する人が4人に1人程度の割合でみられた。複数種類のポイントサービスでポイントを貯めたあと、お目当てのポイントに両替をし、買い物の支払いや電子マネーへの交換に使用している人も多いのではないだろうか。
また、いずれかのポイントサービスの利用者(1,937名)に、やってみたいと思うポイントの使用方法を複数回答形式で聞いたところ、「キャッシュバック(現金化)する」が51.0%、「買い物で(支払いに)使う」が44.4%、「特典航空券(無料航空券)と交換する」が28.5%で続いた。現金化や買い物での支払いで使用することを目的にポイントを貯めている人が多いようだが、ここでは、航空会社系のポイントサービスの特典である、特典航空券(無料航空券)に魅力を感じている人が多いことにも注目をしたい。実際に、航空会社系のポイントサービスを利用しているマイル利用者に注目すると、「特典航空券(無料航空券)と交換する」は55.8%と、マイル利用者の中では最もやってみたいと思う割合が高い使用方法であることが確認できる。特典航空券との交換を目標に、マイルを貯めている人が多いようだ。ほかのポイントサービスにない魅力的な特典を用意することは、ポイントサービスの利用者を惹きつけるうえで、重要な要素の1つなのではないだろうか。
では、マイル利用者が目標にしている特典航空券の取りやすさについて、満足度の高いポイントサービスは何なのだろうか。航空会社系のポイントサービス利用者が、“このマイレージサービスは特典航空券が取りやすい(予約しやすい)”と評価した割合(予約しやすさ満足度)を確認したところ、「JALマイレージバンク」が48.3%、「ANAマイレージクラブ」が47.2%となり、僅差ながら、JALがANAを上回る結果となった。JALマイレージバンクは、過去2回の調査(2015年・2016年)に引き続き、3年連続で予約しやすさ満足度で1位となった。以下、利用者数が少ないため参考値となるが、「スカイマイル(デルタ航空)」は23.8%、「マイレージプラス(ユナイテッド航空)」は20.0%となっている。
◆交換条件の良いポイントサービスランキング 総合1位は「JALマイレージバンク」 共通ポイント系トップは「楽天スーパーポイント」、電子マネー系トップは「WALLETポイント」
では、貯まったポイントを使用する場面では、どのようなポイントサービスが評価されているのだろうか。ここでは、各ポイントサービスの利用者が“このサービスは特典などへの交換条件が良い”と評価した割合(以下、交換条件の満足度と表記)をランキングにした。
交換条件の満足度が最も高かったポイントサービスは「JALマイレージバンク(日本航空)」(41.7%)となり、次いで、「ANAマイレージクラブ(全日空)」(39.1%)、「楽天スーパーポイント」(31.1%)、「Tポイント」(26.4%)、「dポイント」(20.8%)が続いた。航空会社系のポイントサービスが、共通ポイント系のポイントサービスよりも上位となっていることが特徴的なランキングとなった。ここでもJALがANAを上回ったことから、航空会社系のポイントサービスの目玉特典である、特典航空券の予約しやすさなどが、総合的なポイントの交換条件の良さとして評価されていると思われる。また、“貯めやすさ満足度”のランキングではTポイントに及ばなかった楽天スーパーポイントが、<共通ポイント・オンライン通販系>のトップとなっている。楽天市場や楽天トラベルなど、使用できるサービスが豊富に用意されていることや、電子マネーの楽天Edyに交換可能な点が評価に繋がっているのではないだろうか。
そのほか、au携帯の利用料金の支払いに使用可能な「WALLETポイント(au WALLET)」(15.9%)が<電子マネー系>のトップ、総合で7位にランクインし、提携カードであればSuicaやJALマイルに交換可能な「ビックポイント」(11.4%)が<家電量販店系>のトップ、総合で10位にランクインした。
《デートシーンでのポイント活用編》
◆「ポイントが貯まるデートコース選び」「まとめて会計してポイントゲット」ポイント女子の5人に1人が実践
◆デート相手の金銭感覚をチェック?「ポイント活用の仕方で好感度アップすることがある」6割
ここでは、“デートでのポイント活用”を題材に、これまでとは少し違った視点から、ビジネスウーマンが“ポイント活用”に対して抱いているイメージを探っていく。
まず、いずれかのポイントサービスの利用者(1,937名)に、“デートで行ったことがある”ポイント活用術を複数回答形式で聞いたところ、「自分の貯めているポイントが貯まるお店を優先したお店選び」が21.1%、「まとめて会計して相手の支払い分でも自分のポイントを貯める」が19.8%で、それぞれ5人に1人程度がデートで実践したことのあるポイント活用術であることがわかった。デートシーンという、デート相手からの視線が気になりそうな場面でも、ちゃっかりとした活用術を行うビジネスウーマンが少なくないようだ。また、「まとめて会計して自分の支払い分でも相手のポイントを貯める」(9.9%)や、「ポイントで得した分でプチギフト(お菓子など)を購入・贈呈」(7.0%)といった回答が上位に続いている。貯められるポイントを相手に譲ったり、貯まったポイントで相手にプチギフトを贈ったりといった方法で、デート相手との交流を楽しんでいる様子がうかがえた。ビジネスウーマンにとって、ポイント活用は、“我慢して節約する”といった、ネガティブなイメージのあるものではなく、ちょっとしたお得な気分を味わえる、生活の中の楽しみの一部となっているのではないだろうか。
では、デート相手のポイント活用の仕方で、好感を抱いたり、反対に、好感度が下がったりすることはあるのだろうか。全回答者(2,000名)に聞いたところ、好感度がアップすることがある割合は60.5%、好感度がダウンすることがある割合は74.3%となった。“交際相手や結婚相手との相性をはかるうえで金銭感覚の一致は重要”などと言われることがあるが、ポイント活用術から透けて見える、金銭感覚をチェックしている女性が多いのかもしれない。
◆好感度がアップするポイント活用術は「ポイントで得した分でプチ贅沢デート」
◆好感度がダウンするポイント活用術は「ワリカンして自分の分は“ポイント払い”」
それでは実際に、どのような行動が好感度を上げたり、下げたりすることに繋がるのだろうか。最後に、好感度がアップするデート中のポイント活用術と、ダウンする活用術を紹介する。
デート相手のポイント活用の仕方で、好感度がアップすることがある人(1,210名)に、好感度がアップするデート相手のポイント活用術を複数回答形式で聞いたところ、トップは「ポイントで得した分を普段のデート予算に上乗せしたプチ贅沢デート」で、支持率は45.2%となった。次いで、2位は「相手の分もポイントで支払い(おごり)」(42.9%)、3位は「ポイントで得した分でプチギフト(お菓子など)を購入・贈呈」(42.1%)となった。普段からしっかりと貯めたポイントでデートを楽しむような姿勢が、ポイント活用術に長けたビジネスウーマンからは評価されるようだ。以下、4位は「まとめて会計して自分の支払い分でも相手のポイントを貯める」(21.9%)、5位は「相手の貯めているポイントが貯まるお店を優先したお店選び」(17.8%)と、デートで貯められるポイントを譲る姿勢が評価されていた。
他方で、デート相手のポイント活用の仕方で、好感度がダウンすることがある人(1,487名)に、好感度がダウンするデート相手のポイント活用術を複数回答形式で聞いたところ、トップは「ワリカンして自分の分はポイントで支払い」で52.0%となった。次いで、2位は「ポイントカードを忘れたので、そのお店で買うのをやめる」(45.7%)、3位は「財布が厚くなるくらい沢山のポイントカードを所持・使い分け」(36.7%)となった。デート代金のワリカンについては賛否が分かれることが多いが、ワリカンした上で自分の分だけポイントで支払いをするような、無駄遣いをしない姿勢が行き過ぎるとネガティブな印象となり、好感度ダウンに繋がるようだ。以下、4位は「期限切れ間近のポイントを口実にしたデートの誘い文句」(33.2%)、5位は同率で、「自分の貯めているポイントが貯まるお店を優先したお店選び」と「貯まったポイントのみでどこまで楽しめるか挑戦するケチケチデート」(ともに32.8%)が続いた。節約を前面に出しすぎると、デート相手に良い印象を与えないことがわかった。
◆調査概要◆
◆調査タイトル:ビジネスウーマンのポイント活用に関する調査2017
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする20歳~39歳のビジネスウーマン(アルバイト・パートを除く女性有職者)
◆調査期間:2016年12月2日~12月7日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:2,000名(20代・30代を1,000名ずつ均等に抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
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