マルハニチロ調べ 寒い日にあったかいラーメンを一緒に食べたい 男性回答1位は「新垣結衣さん」でガッキーが3冠達成
~ラーメンとチャーハンに関する消費者実態調査2017~
マルハニチロ株式会社(http://www.maruha-nichiro.co.jp/)(所在地:東京都江東区豊洲3-2-20 代表取締役社長 伊藤 滋)は、2017年1月18日~1月20日の3日間で、ラーメンとチャーハンのいずれも食べることがある、全国の20歳~59歳の男女を対象に、「ラーメンとチャーハンに関する消費者実態調査2017」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
==ラーメンについて==
◆日頃どのようにラーメンを食べている? 1位「ラーメン専門店」
ラーメンとチャーハンのいずれも食べることがある、全国の20歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、ラーメンを食べるとき、どのように食べているかを聞いたところ、「ラーメン専門店で」が最も多く76.2%、次いで、「カップラーメンで」が74.2%、「袋麺で」が59.5%、「中華料理店で」が34.5%、「チルド麺(生麺を茹でるタイプ)で」が24.8%、「冷凍食品で」が17.1%で続きました。ラーメンの食べ方について、『お店で』と『自宅などで』の2つにわけてみると、『お店で』は87.1%、『自宅などで』は87.0%となり、自宅などで自分で作って食べている人も多いことがわかりました。
◆好きなラーメン1位「醤油ラーメン」2位「味噌ラーメン」3位「豚骨ラーメン」
北日本は「味噌ラーメン」、東日本は「醤油ラーメン」、
西日本のうち中国・四国は「醤油ラーメン」、近畿や九州・沖縄は「豚骨ラーメン」が好まれる傾向
◆自分で作りたいラーメンとパートナーに作ってほしいラーメンの1位は「醤油ラーメン」
◆プロに作ってほしいラーメン 1位「豚骨ラーメン」
続いて、好きなラーメンを聞いたところ、1位は「醤油ラーメン」で63.1%、2位「味噌ラーメン」56.0%、3位「豚骨ラーメン」55.3%、4位「塩ラーメン」50.2%、5位「担々麺」34.0%が続きました。
居住地別に好きなラーメンで1位になったラーメンをみると、北海道・東北では「味噌ラーメン」(68.7%)、関東、北陸・甲信越、東海、中国・四国では「醤油ラーメン」(関東63.1%、北陸・甲信越74.1%、東海65.5%、中国・四国80.9%)、近畿と九州・沖縄では「豚骨ラーメン」(近畿62.7%、九州・沖縄77.1%)となりました。北日本は「味噌ラーメン」、東日本は「醤油ラーメン」、西日本は「豚骨ラーメン」を好む傾向にあるといえそうですが、中国・四国については「醤油ラーメン」がダントツで、「醤油ラーメン」の支持率の高さが窺えました。
また、自分で作りたいラーメンやパートナー(または将来のパートナー)に作ってほしいラーメンについてみると、どちらも1位は「醤油ラーメン」(自分48.9%、パートナー41.9%)、2位「味噌ラーメン」(自分41.2%、パートナー36.8%)、3位「塩ラーメン」(自分33.2%、パートナー28.2%)、4位「豚骨ラーメン」(自分25.7%、パートナー27.2%)、5位「担々麺」(自分13.6%、パートナー14.1%)となりました。
他方、プロの料理人に作ってほしいラーメンを聞いたところ、1位は「豚骨ラーメン」で47.1%となり、2位「醤油ラーメン」45.3%、3位「味噌ラーメン」41.3%、4位「塩ラーメン」36.9%、5位「魚介系ラーメン(エビやホタテ、煮干しなど)」31.3%となりました。「豚骨ラーメン」と「魚介系ラーメン(エビやホタテ、煮干しなど)」は、自分で作りたい・パートナーに作ってほしいラーメンでは順位が高くなかったものの、プロの料理人に作ってほしいラーメンでは順位が上がりました。この2種類のラーメンを作るのは、難易度が高いと感じている人が多いのかもしれません。
さらに、おいしい冷凍食品があれば買いたいラーメンを聞いたところ、1位「醤油ラーメン」42.5%、2位「味噌ラーメン」38.0%、3位「豚骨ラーメン」36.9%、4位「塩ラーメン」30.5%、5位「担々麺」23.5%となりました。
◆人気のご当地ラーメン 各地域のトップは
北海道・東北「札幌ラーメン」、関東「佐野ラーメン」、北陸・甲信越「富山ブラック」
東海「台湾ラーメン」、近畿「近江ちゃんぽん」、中国・四国「尾道ラーメン」、九州・沖縄「博多ラーメン」
最近では、ご当地ラーメンを集めて開催されるラーメンイベントが行われ、また、SNSを使ったコミュニケーションが活発になっていることもあり、全国各地のご当地ラーメンに関する情報を多く手に入れることができます。
そこで、全回答者(1,000名)に、食べたい(食べてみたい)と思うご当地ラーメンを聞き、各地域の人気ラーメンをまとめたところ、≪北海道・東北≫の1位は「札幌ラーメン(北海道)」54.6%で、2位「喜多方ラーメン(福島県)」36.9%、3位「旭川ラーメン(北海道)」32.3%となりました。≪関東≫の1位は「佐野ラーメン(栃木県)」18.6%で、2位「東京ラーメン(東京都)」13.1%、3位「スタミナラーメン(茨城県)」11.4%となりました。
また、≪北陸・甲信越≫の1位は「富山ブラック(富山県)」で21.7%、2位「燕三条背脂ラーメン(新潟県)」8.1%、3位「8番ラーメン(石川県)」7.7%となりました。≪東海≫の1位は「台湾ラーメン(愛知県)」14.3%で、2位「冷やしラーメン(静岡県)」10.3%、3位「高山ラーメン(岐阜県)」9.3%となりました。
続いて、≪近畿≫の1位は「近江ちゃんぽん(滋賀県)」13.4%、2位「京都ラーメン(京都府)」12.8%、3位「和歌山ラーメン(和歌山県)」12.3%となりました。≪中国・四国≫の1位は「尾道ラーメン(広島県)」18.8%、2位「鳥取牛骨ラーメン(鳥取県)」10.9%、3位「鍋焼きラーメン(高知県)」10.4%となりました。
そして、≪九州・沖縄≫の1位は「博多ラーメン(福岡県)」39.7%、2位「沖縄そば(沖縄県)」28.1%、3位「あごだしラーメン(長崎県)」19.6%となりました。
全体を通してみると、1位は「札幌ラーメン(北海道)」で、半数以上の人が食べたい(食べてみたい)と思うと回答しており、支持率の高さが窺えます。
◆ラーメンの本格さは「スープ」から 約7割
このように、各地域には様々なラーメンがあり、人気を博していることがわかりました。では、ラーメンを食べるときに、ラーメンの“本格さ”を何から感じるのでしょうか。ラーメンの“本格さ”を何から感じるか、全回答者(1,000名)に聞いたところ、「スープ」が最も多く67.3%、次いで、「麺」が29.4%、「具」が2.6%で続きました。
「スープ」から“本格さ”を感じる人の割合を性年代別にみると、50代の女性では78.4%となり、他の性年代層より高くなりました。ラーメンを食べるときに「スープ」にこだわる50代の女性は多いようです。
==チャーハンについて==
◆チャーハンを食べるとき お店では「専門店」、自宅などでは「冷凍食品」が人気
◆チャーハンの本格さを「パラパラ感」から感じる 半数
◆パラパラVSしっとり 人気なのはどっち?――パラパラが8割半
◆自分でチャーハンを作るときに失敗しがちなこと 「パラっと仕上がらない」が6割半
ここまでは、ラーメンについての調査結果をみてきましたが、チャーハンについてはどのようになっているのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、チャーハンを食べるとき、どのように食べているかを聞いたところ、「ラーメン・チャーハン専門店で」が60.3%で最も多く、次いで、「中華料理店で」が53.8%、「冷凍食品で」が45.6%、「チャーハンの素は使わず調理して(または調理してもらって)」が37.1%、「チャーハンの素を使って調理して(または調理してもらって)」が34.9%と続きました。お店で食べるときは「専門店で」食べ、家で食べるときは「冷凍食品で」食べる、という人が多いようです。
次に、チャーハンの“本格さ”を何から感じるかを聞いたところ、「パラパラ感」が49.9%で最も多く、「味付け」29.8%、「香ばしさ」14.5%が続きました。
性年代別にみると、20代の女性が、「パラパラ感」と回答した割合が最も高く(58.4%)、全体(49.9%)と8.5ポイントの差が開いています。「パラパラ感」から本格さを感じているのは、特に20代の女性のようです。
また、このパラパラ感に着目し、「パラパラしたチャーハン」と「しっとりしたチャーハン」では、どちらが好きかを聞いたところ、『パラパラ』(「パラパラしたチャーハンが好き」と「どちらかといえばパラパラしたチャーハンが好き」の合計)が85.3%、『しっとり』(「どちらかといえばしっとりしたチャーハンが好き」と「しっとりしたチャーハンが好き」の合計)が14.7%となりました。
では、自分でチャーハンを作るときに、この「パラパラ感」は上手く出せているのでしょうか。この「パラパラ感」に関連して、自宅で自分でチャーハンを作る人(955名)に、チャーハンを手作りするとき、どのような失敗をよくするかを聞いたところ、「パラっと仕上がらない」が64.3%で最も多く、次いで、「味付けが濃かったり、薄かったりする」24.2%、「香ばしく仕上がらない」20.9%が続き、「失敗はしない」は7.5%でした。自分でチャーハンを作るときに、パラパラ感を上手く出せないという人は多いようです。また、味付けを安定させることや香ばしく仕上げることも、上手くできないという人が少なくないことがわかりました。
自宅でチャーハンを作る頻度別にみてみると、「パラっと仕上がらない」という人は、週に1日以上作っている人では51.9%で、月に1日以上作っている人(65.6%)やそれ以下の頻度で作っている人(68.7%)よりは低くなりましたが、半数を超える結果となりました。頻繁にチャーハンを作っていても、パラパラ感を出すことは難しいようです。
==ラーメン・チャーハン×恋愛==
◆最近人気のラーメンデート――でも、これをやると愛が冷めてしまう!好感度の下がる食べ方
1位「汁を飛ばしまくる」2位「スマホをいじる」
◆半数近くの女性が「評論家のように厳しい評価を付ける」と愛が冷めると回答
ご当地ラーメンの人気の高まりを背景に、ラーメンデートも人気が出てきており、パートナーと一緒にラーメンを食べるシーンも増えているようです。そのようなときに気になるのが、相手の食べ方なのではないでしょうか。このことと関連して、全回答者(1,000名)に、パートナー(配偶者や恋人)がやっていると、愛が冷めてしまう・好感度が下がってしまうと思う食べ方を聞いたところ、「汁を周りに飛ばしまくる」が47.2%で最も多く、「スマホをいじりながら食べる」が41.9%、「髪の毛がスープに浸かりそうになる」が38.0%、「ラーメン評論家のように厳しい評価を付ける」が35.8%、「お箸に麺を巻きつけて食べる」が23.1%で続きました。どの項目でも男性より女性のほうがポイントが高く、女性のほうが相手のラーメンの食べ方を気にする様子が窺え、特に、「ラーメン評論家のように厳しい評価を付ける」では男性24.2%、女性47.4%で23.2ポイントもの差が開きました。女性は、男性が思う以上に食べ方を見ているといえそうです。
◆たとえ失敗しても、たっぷりの愛情があれば大丈夫!半数以上が「愛が深まる」と回答
◆「野菜たっぷりの健康チャーハン」で愛が深まる 約6割
◆女性の小腹が空いたとき、サッとチャーハンを作ると効果大!6割半の女性が「愛が深まる」と回答
また、最近では男女問わず料理をする人が増えており、自分のためだけではなく、一緒にいるパートナーのために料理をするというシーンも多くなっているのではないでしょうか。そこで、全回答者(1,000名)に、今度は、パートナー(配偶者や恋人)が、自分のために作ってくれたら愛が深まるチャーハンについて聞いてみました。
まず、作ってくれたチャーハンがプロ並みにおいしいチャーハンの場合と、そこまでのおいしさはないが愛情たっぷりのチャーハンの場合に「愛が深まる」という人の割合をみると、「プロの料理人に匹敵するおいしいチャーハン」では59.6%、「おいしくはないが愛情たっぷりのチャーハン」では52.2%となりました。たとえ失敗したとしても愛情を込めていれば、わかってくれるという人が半数以上でした。
次に、具材についてみると、「野菜たっぷりの健康チャーハン」では57.9%、「魚介類たっぷりの海の味チャーハン」では45.4%となりました。健康に気を遣ったチャーハンを作ってもらうと愛が深まるという人は6割近くになりました。また、「食べたことがないオリジナルレシピ・チャーハン」では54.7%となりました。失敗しても愛情がこもっていると半数以上が愛が深まると回答していたため、思いきった具材や味付けなどに挑戦してみてもよいかもしれません。
また、シーンについても聞いたところ、「手早く小腹を満たすチャーハン」では63.5%、「自宅での仕事や勉強を応援する夜食用チャーハン」では64.1%となりました。小腹が空いたときにサッと作ってくれたり、夜遅くまで頑張っているときに夜食として作ってくれたりすると、愛が深まると感じる人が多いようです。男女別にみると、「手早く小腹を満たすチャーハン」では男性(60.6%)より女性(66.4%)のほうが高くなりました。妻や彼女がちょっとお腹が空いたというときに冷凍食品などを活用しサッと出してあげるとポイントがアップするようです。
総合してみると、男性回答の1位は「自宅での仕事や勉強を応援する夜食用チャーハン」(63.2%)で、女性回答の1位は「手早く小腹を満たすチャーハン」(66.4%)となりました。
==ラーメンとチャーハンに関する芸能人ランキング==
◆ラーメンを食べる姿を見て惚れてしまう 男性芸能人1位「小栗旬さん」、女性芸能人1位「新垣結衣さん」
◆ご当地ラーメンデートに一緒に行くなら
男性回答1位は「新垣結衣さん」、女性回答1位は「香取慎吾さん」と「渡部建さん」
◆寒い日にあったかいラーメンを一緒に食べたい 男性回答1位は「新垣結衣さん」でガッキーが3冠達成
◆大きな中華鍋を豪快に振ってチャーハンを作ってくれそう 「速水もこみちさん」
◆この人が作る本格チャーハンを食べたい 2位は「タモリさん」
◆横浜中華街にラーメンやチャーハンを一緒に食べに行きたい 2位は「マツコ・デラックスさん」、1位は?
最後に、様々な場面を提示して、ラーメンとチャーハンに関する芸能人ランキングをまとめました。
まず、≪ラーメンを食べる姿も「カワイすぎて」または「カッコよすぎて」惚れてしまうと思う芸能人≫を聞いたところ、男性芸能人の1位は「小栗旬さん」(27人)が1位、2位「福山雅治さん」(23人)、3位「木村拓哉さん」(20人)となり、女性芸能人の1位は「新垣結衣さん」(45人)、2位「石原さとみさん」(27人)、3位「綾瀬はるかさん」(18人)となりました。
≪ご当地ラーメンを食べに行くラーメンデートをしたい芸能人≫についてみると、男性回答の1位は「新垣結衣さん」(29人)、2位は「綾瀬はるかさん」(18人)、3位は「石原さとみさん」(17人)となり、女性回答の1位は「香取慎吾さん」と「渡部建さん」(各13人)、3位は「相葉雅紀さん」(12人)でした。
また、≪寒い日にあったかいラーメンを自宅で一緒に食べて癒されたい芸能人≫についてみると、男性回答の1位は「新垣結衣さん」(31人)、2位「綾瀬はるかさん」(20人)、3位「石原さとみさん」(14人)となり、女性回答の1位は「福士蒼汰さん」(13人)、2位「星野源さん」(12人)、3位「小栗旬さん」と「相葉雅紀さん」(各10人)となりました。
さらに、≪大きな中華鍋を豪快に振ってチャーハンを作りそうな芸能人≫についてみると、1位は「速水もこみちさん」で62人、2位「梅宮辰夫さん」(25人)、3位「北斗晶さん」(24人)となり、≪この人が作る本格チャーハンを食べたいと思う芸能人≫についてみると、1位は「速水もこみちさん」で92人、2位「タモリさん」(62人)、3位「金山一彦さん」(30人)となりました。どちらも、1位は「速水もこみちさん」でしたが、長く続いている料理コーナーのイメージが強いのでしょうか。
そして、≪横浜中華街にラーメンやチャーハンを一緒に食べに行きたい芸能人≫についてみると、「渡部建さん」が27人で1位となり、2位「マツコ・デラックスさん」(20人)、3位「新垣結衣さん」(18人)となりました。「渡部建さん」が1位でしたが、芸能界屈指の食通としてのイメージが強くあらわれたようです。
====調査概要====
調査タイトル:ラーメンとチャーハンに関する消費者実態調査2017
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
ラーメンとチャーハンのいずれも食べる20歳~59歳の男女
◆調査期間 :2017年1月18日~1月20日の3日間
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル
(内訳)男性500名(20代125名/30代125名/40代125名/50代125名)
女性500名(20代125名/30代125名/40代125名/50代125名)
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
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