タグラグビーで子どもの成長を支えるプロジェクト 「パス・イット・バック」がフィリピンでスタート
2017.03.07 11:00
国際NGOチャイルド・ファンド・ジャパンは、タグラグビーを通して子どもの成長を支えるプログラム「パス・イット・バック(Pass It Back:PIB)」をフィリピン・ネグロス島で開始しました。
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パスの練習
■パス・イット・バックについて
「パス・イット・バック」は「リーダーシップ」、「ジェンダー平等」、「将来に向けた計画」を軸に、困難に立ち向かう力を身につける学習プログラムです。参加した子どもたちが地域を変える主体として活動し、ラグビーボールをパスするようにこのプログラムを同世代・次世代の子どもたちに引き継いでいくことを目指します。
「パス・イット・バック」は、ラグビーの持つ5つの価値、「品位」「尊重」「結束」「情熱」「規律」を取り入れて子どもたちの健全な成長を支える学習プログラムです。本プログラムは計32のセッションから構成されており、今回はフィリピンの西ネグロス州にて半分の16のセッションを約25週間の予定で実施します。コーチとして18~25歳の男女の若者、選手として12~15歳の男女が参加する予定です。
■タグラグビーについて
タグラグビーは、1990年代のはじめにイギリスで始まった新しいラグビーです。ラグビーと同じような楕円形のボールを使用しますが、身体接触や地面に倒れるプレーを禁じているため、タックルの代わりに、相手選手の腰に付いているタグを取るのがルールです。「誰でも活躍できて、たくさんの運動量が得られる」スポーツと言われ、子どもでも楽しく安全にプレーできます。
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