自分のために貯金しながら、世界のために募金する 家庭で寄付文化を育てる世界初の 「募金貯金箱」を発売します
株式会社LA DITTAは、貯金箱と募金箱が一体になった世界初の「募金貯金箱」を、2017年4月11日(火)に発売します。
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募金貯金箱
街頭ではなく、一人ひとりの「家庭」に募金箱を置いてもらうことで、自分のための貯金をすると同時に、貧困等に苦しむ世界の人々のことを日常的に意識するきっかけを作り、寄付する心を子供のころから家庭で育んでいくことがねらいです。
また、貯金をするという行為は、寄付する心を育むとともに、“お金”のそのものの意味を考えるきっかけとなると考えております。
ミス・ワールド・ジャパン、公益社団法人日本フィランソロピー協会、ジャパンギビングなど多くの団体や企業にご協力の表明をいただいており、日本の寄付文化を全く新しいアプローチから育てていきたいと考えています。
■小銭を入れるたび、「世界」のことを考える
「日常の中で少しだけでも他の人の気持ちを考えられるようになったら、きっと世の中は良くなっていくはず」。そんな思いから、「Me For The World」(自分から世界へ)というプロジェクト名を付け、「募金貯金箱」の制作をスタートしました。貯金箱には、「For Me」と「For the World」の2つの小銭の入れ口があり、自分のために貯金をしておきたいときは「For Me」に、世界の困っている人々に寄付したいときは「For the World」へ、と無理なく募金をすることが可能です。「自分のため」と「世界のため」の2つの箱を分け、どちらかが重くなると傾くシーソーのようなデザインにすることで、日常生活の中で小銭を入れるたびに「世界」のことを考えさせられるように設計しています。
■TOKYO DESIGN WEEKで商品化を望む声、発売前3月18日(土)・19日(日)にテスト販売
昨年、TOKYO DESIGN WEEK 2016“100人展”にて、Me For The Worldのコンセプトを具現化した「募金貯金箱」を展示したところ、来場した多くの方から商品化を望む声をいただきました。賛同と応援を得てこの度、4月11日(火)に、LA DITTAオフィシャルサイト( http://www.laditta.jp/jp/ )にて、販売を開始することになりました。また、3月18日(土)と19日(日)、東京の代々木公園・表参道で行なわれる10万人来場の「アイラブアイルランド・フェスティバル2017」にMe For The Worldブースを出展しテスト販売を行ないます。ブースでは、公益社団法人日本フィランソロピー協会と共に「寄付とお金」についての説明を行う予定です。
■実用新案登録
株式会社LA DITTAは、この「募金貯金箱」の実用新案登録をいたしました。これは、「募金貯金箱」のコンセプト「Me For The World」を大切に考え、このコンセプトが永遠に変わる事無く継続することを願い出願登録したものです。これにより、「Me For The World」が正しく、広く認知される事を望んでおります。出願番号:実願2017-1090
■ミス・ワールド・ジャパンなど多くの団体・企業様が賛同
Me For The Worldのコンセプトには、公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長 高橋 陽子様、一般財団法人ジャパンギビング 代表理事 佐藤 大吾様、マネー・スタイリスト株式会社 代表取締役社長 ファイナンシャルスタイリスト 杉山 夏子様、一般社団法人ミス・ワールド・ジャパン エグゼクティブプロデューサー 土方 強志様、有限会社ステンレスアート共栄 代表取締役社長 永友 義浩様などの方々よりご共感を頂き、製品化に様々なご協力を頂いております。
■株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)代表取締役 小里 博栄 コメント
この事業は、娘が誕生した7年ほど前から構想していたものです。豊かな国であるはずの日本は、最近、自分のことで精一杯に見えます。そこで、日常の生活に募金貯金箱があればなにか変わるのではないか?と考えました。“自分が良ければ良い”という内向きの意識が外に向くのではないか。そして、心が本来の豊かな日本の精神が感じられる取り組みになるのではないか。そんな期待を込め、今回Me For The Worldのプロジェクトを始動しました。その意味で、この事業は、ビジネス上でも日本が今後世界で生き抜く上で、大きな可能性を持っているのではと考えております。
この取り組みは寄付文化の育成だけでなく、世界に大きな経済効果をもたらす可能性のある事業だと期待しています。例えば、世界に100万個の募金貯金箱が流通したとします。各家庭で貯金箱に500円、募金箱に500円ずつ入ったとしたら、500円×100万個=5億円と500円×100万個=5億円となります。5億円の募金と5億円の貯金、つまり、計10億円の経済効果が世界に新たに生まれるのです。この大きな金額を家で各家庭が集めて、自分が募金したい団体へ寄付する、また自分用の貯金は銀行へ、自己投資へと使っていただく。極めてシンプルなコンセプトですが、実現すれば子どもと自分を育てるうえで、素晴らしいことではないでしょうか。
【共感の声】
■門川 大作 京都市長
小里 博栄さんから、「Me For the World」構想をお伺いし、大変共感しました。「じぶんのため」「だれかのため」「みんなのため」の選択肢を提供し、困難や課題に直面している他者のことを、じぶんのことのように思いやり、行動に移すきっかけに。そして、我が国の寄付文化の醸成はもとより、世界を視野に明るい未来の実現につながるものと確信しています。環境、地域活性化、福祉、子育て・教育~などあらゆる分野での社会的課題に対し、新しい社会的価値を創出される小里さんの果敢な挑戦に心から敬意を表します。
【協力各社からのコメント】
■公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長 高橋 陽子
「当協会は、寄付文化の醸成をめざして、寄付者を顕彰する「まちかどのフィランソロピスト賞」を創設し、今年で20年になります。また、青少年の募金・寄付活動を推進するための「寄付育」も推進しているが、これらの活動を通じて感じることは、子どもは、本当に素直に、誰かのために、この目的のために、何とかしたい、何か力になりたい、というのが、自然に沸き起こります。しかしながら、大人は、そのバランスを少し崩しているように思っていた折、「募金貯金箱」に出会った。「なるほど!」と膝を打った。家庭の中で自分たちの幸せと共に、他の人の幸せや世の中の発展のために貯金することができる。しかも、そのことを家族や友人たちと話し合っていると、なんだか幸せな気分になりそうだ。日本には、本来「足るを知る」という文化もある。「募金貯金箱」がその文化を取り戻すきっかけになるのでは、とちょっとワクワクしている」
■一般財団法人ジャパンギビング 代表理事 佐藤 大吾
「社会の問題を解決するソーシャルビジネスで一番大切なことは、その問題について多くの人に知ってもらうこと。いくら善いことをやっていても、知ってもらわないと応援の輪は広がりません。優れたデザインには多くの人が集まります。ソーシャルビジネスにこそ小里さんのデザイン力が必要です」
■マネー・スタイリスト株式会社 代表取締役社長 ファイナンシャルスタイリスト 杉山 夏子
「わたしたちは何度か震災を経験し、募金や寄付をする機会は増えました。一方で、寄付の意味を理解し、継続的に寄付をしている人はどれだけいるでしょうか。お金は「お金」だけで意味を持つものではありません。何かと交換したり、与えたりすることで初めてお金の意味を持つことができるのです。寄付や投資とは、自分でその目的を明確にしお金がどこで何をするのか、世の中にどう影響するのかをはっきりさせることなのです。この募金貯金箱はあなたのお金が自分のためのみならず、社会のために活躍してくれるものと意味づけてくれるものとなるでしょう。募金貯金箱を家族で囲みお金の大切さについて話すきっかけ作りに大いに役立ってくれるでしょう。すべての人と我々の住む地球の明るい未来のために」
■一般社団法人ミス・ワールド・ジャパン エグゼクティブプロデューサー 土方 強志
「私自身も東日本大震災発生後に石巻に移住した経験の中で、被災地の復興に取り組む方々の想いに反して、資金面が大きな壁となっている団体がほとんどである実態を目の当たりにしてきました。主体者の計画性などの課題も勿論ですが、このプロジェクトが日本の寄付文化推進に寄与される様に微力ながら後援させて頂きます」
■株式会社エコス 代表取締役社長 多和田 博
今回、「Me For The World」という考えを、「募金・貯金箱」の紙製品で広げたい言うお話を頂いた時に浮かんだのは、『家』でした。人は最も身の安全欲求が強い動物です。ですから、最も強い欲求を満たした次は、世界の人が安全になって欲しいという考えを持って貰い、「安心のお裾分け」を自らのちょっとした行動から始められるんだという気づきにも繋がるのではないかと考えました。そして、紙製品で家をイメージさせる物は五角形にたどり着きました。五角形は上下が対称ではないので変形しにくい特徴もあり、比較的柔らかな素材の紙を利用するには最適な形です。「お裾分け」という日本人が古くから持っている文化を世界の人の為に利用できたら素敵なことになると思っております。このプロジェクトを紙という物を通じて少しでもお役にたてられたらと考えております。
■株式会社羅工房 代表取締役 中尾 憲二
「小里氏の企画の楽しさと想いに共感をうけ、このプロジェクトに参加することになりました。まさか弊社で作られる日本の伝統工芸の張子が小里氏のアイデアにより「募金貯金箱」という新たな形に生まれ変わるとは驚きました。募金貯金と同時に日本の伝統工芸の張子を伝えることができうれしく思います。これからもこのプロジェクトのサポートをしたいと思います。」
■Art Gallery ICHI NO YUME Artist 芝高 一夢
この度「Me For The World」のロゴ製作・「募金貯金箱」のカラーデザインの製作にてこのプロジェクトにご協力させて頂きました。「Me For The World」その言葉が持つ意味やそこに込められた想いや願いを表現するべく、シンプル且つメッセージ性のあるデザインを製作。デザインのコンセプトは、青:「Me」と「World」を繋ぐ空と海、黄色・オレンジ:「Me」と「World」を照らす希望の光、緑:人々を包み込む自然。そして、その全てが存在する「地球」。ICHI NO YUMEは、常に人の心と心を繋ぐアート、人の幸せを引き出すアートを目指しています。このプロジェクトがこれから世界中の人々にもたらす可能性とアートの可能性が重なり合って生まれる未だ見ぬ未来に夢をのせて。
■有限会社ステンレスアート共栄 代表取締役社長 永友 義浩
「この度は、募金貯金箱の小里氏の世界観やコンセプトに共感し、参画できることを嬉しく思っております。私達、ステンレスアート共栄は主にステンレス製品を製造している精密板金メーカーです。今回の募金貯金箱の製作において、日本のステンレス製品の繊細なフォルムと弊社の特殊技術である金属を磨きあげる技術、金属を繋ぎ合わせる溶接技術を国内と世界に発信できればと思っております。また、私たちの製造した製品で子供の心の成長や、家族間のコミュニュケーションのきっかけづくりになれば幸いです」
■合同会社イーストタイムズ 代表社員・CEO 中野 宏一
「東北地方で、ローカルから世界にニュースを発信するニュースサイトTOHOKU360を運営する活動を行っている中、今回の『募金貯金箱』のコンセンプトに出会いました。私が、何より素晴らしいと思うのは、「私」から「世界へ」という考え方です。私たちは、ローカルなニュースを発信する中、『私』というパーソナルな世界が、『世界』とつながるということの可能性を感じてきました。今回、「Me For The World」という考えを、押し広げることで、『私』というパーソナルな世界が、『世界』へと広がりつながる体験を、多くの人々が共有できるのではないかと思っております。このプロジェクトをこれからも様々な形で支援していきたいと考えております」
《関連資料》
【個人寄付について】
現在、日本での個人寄付やボランティア活動は震災以降伸びており、個人レベルでの関心は高まっております。2014年の日本の個人寄付総額の推計は、7,409億円となり、名目GDPの0.2%に相当します。個人寄付先進国であるアメリカやイギリスの個人寄付総額の推計は、アメリカ27兆3,504億円(名目GDPの1.5%)、イギリス1兆8,100億円(名目GDPの0.6%)となっております。
※(出典:寄付白書 2015)
このことからも、日本での個人寄付の総額は今後数兆円の規模に広がると予測されます。株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)では、この社会状況を踏まえ、日本での個人寄付文化の健全な成長を願い、今回の~ココロを育てる募金貯金箱~ Me For The Worldのプロジェクトを発表するとともに、社会的貢献に寄与していきたいと考えております。
【Me For The Worldとは】
Me :「自分のため」「誰かのため」の選択肢があることでお金の使い方を考え・選択する力を育む
World:愛・平和・調和の世界を目指す
人や動物、植物etc…自分以外の生命の気持ちを考えられないことで起きているたくさんの事件や地球で起きている出来事。
他の人の気持ちを考えられるようになったらきっと世の中は良くなっていくはず…
そんな願いで作られたMe For The World。
今まで家の外にあったチョット遠い存在の「募金」を、家の中におくことで世界で起きている問題とつながるきっかけをつくり、For You(あなた)の気持ちを育てるきっかけを作ります。
○Me For The Worldの特徴
1. 募金と貯金が1つになっていること
2. 募金と貯金の2つの硬貨口があり、自分でどちらか選択すること
3. 日常の中に置くことで、繰り返し自分で考える機会があること
4. 様々なデザインがあること
5. 募金先も自分で選択すること
○募金貯金箱を通して期待できること
・誰かのためのFor Youのココロを育てる
・募金を通して世界で起きている出来事に触れる
・お金の使い道について考える力がつく
・家の中にいながら世界とつながる
・親子で一緒に自分の気持ちを考え成長する
・グローバルな視点を育む
・選択する力がつく
・想像力が豊かになる
■株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)とは
2006年創業。インド、シンガポール、日本、欧州などでグローバルに事業を展開。ムンバイにて15万人来場のインド最大の日本のイベント「クールジャパン・フェスティバル」は2016年で開催5年、日本・ニュージーランドでは震災支援企画「オイスターフェスティバル」も運営。「日本のよいものを海外へ」をコンセプトに、昨年9月で創業10周年を迎え、今年9月インド法人が10年を迎えます。代表取締役 小里 博栄は神戸生、オックスフォード大学院卒、ヴァージングループ、ダイソンのマーケティングを経て、現在京都・シンガポール在住。山形、福島などの地方自治体のインバウンド戦略および海外進出の支援も行っています。
■会社概要
会社名 :株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)
代表取締役:小里 博栄
設立 :2006年9月19日
本社 :〒105-6027 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー27F
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