アクロニス、3月31日のWORLD BACKUP DAYに合わせ、 バックアップに関する調査結果を発表

セキュリティリスクとデータ保護に対する備えに、 深刻なギャップがあることが明らかに

次世代データ保護におけるグローバルリーダであるアクロニス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大岩 憲三、以下 アクロニス)は、本日、アクロニスが実施したバックアップに関する調査結果を発表いたしました。

アクロニス調査結果
アクロニス調査結果

深刻なマルウェアの脅威であるランサムウェアの2017年の被害額は、5,000億円以上におよぶと推測されています。ランサムウェアを使った犯罪者は、ハードドライブ暗号化型のウイルスをユーザーに突きつけ、オンラインで身代金を支払うか、永久にファイルを失うか、どちらかを選択するように脅迫します。このような形のハイテク窃盗が急速に拡大する現状を踏まえ、多くの企業やユーザーは、ランサムウェアの攻撃によって被害にあわないように、クラウドベースのストレージやバックアップサービスの利用を開始しています。

アクロニスは、毎年3月31日に世界的に実施されている「WORLD BACKUP DAY (ワールド バックアップ デイ)」に合わせて、米国、英国、オーストラリア、ドイツ、フランス、日本を対象に、バックアップに関する調査を実施しました。その結果、大多数の回答者は、ランサムウェア攻撃がもたらす脅威にまったく気づいていない上、こういったランサムウェアの攻撃に対して備える方法も知らなかったことが明らかになりました。

「調査の結果、データの価値と、そのデータを保護するために実施している対策に、深刻な差があることが判明いたしました。バックアップは、データ損失に対する最も効果的な対策の一つです。サイバー犯罪者にデータを取られたり、データがランサムウェアの攻撃を受けてから、解決策を模索するよりも、事前にバックアップソフトを使ってバックアップを作成しておくことは、最小限のコストで効率的でかつ身代金の要求にも屈する必要がなくなります。これは個人、法人両方のお客様にあてはまります。」とアクロニスのCMO、John Zanni (ジョン ザニ)はこう述べました。


■調査結果の概要
・回答者の約34%が、自分または自分の家族のデータ損失を経験したことがあると回答しています
・回答者の約26%が、どのような形であれ、データバックアップを実施したことがないと回答しています
・定期的にバックアップを実行している回答者は、バックアップソリューションで最も重要な機能は、セキュリティ、使いやすさ、ストレージの容量であると回答しています


■ランサムウェア意識調査結果の概要
・回答者の約62%が、これまでランサムウェアについてまったく聞いたことがないと回答しています
・回答者の約67%が、個人情報、文書、写真、動画、音楽のデータが非常に重要であると回答しています
・ランサムウェア攻撃を受けた場合、データを取り返すには約50,000円以上かかると知っている人は、回答者のわずか5.8%にとどまりました


米国FBIによると(米国サイト)、ランサムウェア犯罪者は、2016年だけで被害者から約1,000億円を超える身代金を得ています。その一方で、ランサムウェアに関する報道は、病院や政府機関など公共機関を狙った事件は大きく報道されていますが、家庭用コンピュータに対する攻撃はあまり取り上げられていません。

「セキュリティに対する脅威は、企業や政府の問題と考えがちですが、確実に消費者を狙っています。大企業だけが標的ではありません。事実マルウェアの大半は、電子メールアカウントとパソコンなどのコンピュータを持っているすべてを標的にしています。」と、元FBIテロ対策および対敵情報活動諜報部員のEric O'Neill(エリック オニール)氏は、アクロニスのインタビュー(英語サイト)にこう答えています。

※インタビュー(英語サイト)
http://www.acronis.com/en-us/blog/posts/eric-oneill-most-ransomware-attacks-affect-home-users


その他の調査結果:
・(パソコン、タブレット、スマートフォンなどの)デバイスを5台以上持っている世帯は、回答者の51.8%に上りました
・回答者の26.6%が、セキュリティを最も重要な保護機能と見なしています
・Facebookに自分がポストしたデータに対して価値があると答えた回答者は、回答者の10.5%を占めています


■4つの簡単なステップで、データを保護
・重要なデータは必ずバックアップをする
ローカルストレージ機能、クラウドストレージ機能、およびランサムウェアに対するアクティブ保護機能が搭載されたバックアップソフトウェアを選ぶ

・オペレーティングシステムとソフトウェアを常に最新の状態にする
既知のセキュリティホールを通って、サイバー犯罪者がシステムに侵入するのを防ぐ

・不信なメール、リンク、添付ファイルには十分注意をする
ランサムウェア犯罪者は、ウイルスに感染したファイルをメールに添付しこれを開くことで感染させたり、悪意あるWebサイトへのリンクをクリックさせたりすることでコンピュータへの侵入を試みます

・使用しているコンピュータにウイルス対策ソフトウェアをインストールし、自動更新されるように設定
PCで作業をしている場合は、Windows Defenderが有効化され、最新の状態であることを確認する


■Acronis True Image 2017 New Generation
マルウェアの攻撃やそれに対する防御は日々進化しています。バックアップがランサムウェアに対する確実な防御であると実証されていたときもありましたが、マルウェア犯罪者たちはバックアップファイルを見つけて攻撃する亜種の開発も始めています。この新しい脅威に対抗するため、アクロニスは、革新的で新しいアンチランサムウェアテクノロジーを使い、バックアップソリューションを強化しました。2017年2月に発表いたしました「Acronis True Image 2017 New Generation」に搭載されたAcronis Active Protection(TM)は、ランサムウェア攻撃をリアルタイムで特定し、ブロックすることにより、ユーザーファイルとバックアップの両方を積極的に防御します。

Acronis True Image 2017 New Generation製品ページ
http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/

Acronis Active Protection(TM)製品ページ
http://www.acronis.com/ja-jp/personal/ransomware-protection/

WORLD BACKUP DAYキャンペーンサイト
http://www.worldbackupday.com/ja/


Acronis(R)は米国、及び米国外におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。


■アクロニスについて
アクロニスは、バックアップ、ディザスタリカバリ、セキュアアクセスソリューションによって次世代データ保護の標準を確立します。コアテクノロジーであるAnyDataエンジンを活用し、仮想、物理、クラウド、モバイルといったさまざまな環境のシステム、ファイル、アプリケーションを対象に、容易かつ安全で、包括的なバックアップとセキュアアクセスを実現します。2003年の設立以降、アクロニスは、世界145か国の500万人以上の個人ユーザーと50万社以上の企業ユーザーのデータを保護しています。100件以上の特許を保有したアクロニスの製品は、移行、クローン作成、レプリケーションを含むさまざまな機能を備えています。詳細については、 http://www.acronis.com をご覧ください。また、最新情報など、ソーシャルメディアでも提供しております。

Twitter : https://twitter.com/acronis_japan
Facebook: http://www.facebook.com/acronisjapan

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