大谷大学文藝塾調べ “読み書き”を学びたい文芸人ランキング ...

大谷大学文藝塾調べ  “読み書き”を学びたい文芸人ランキング  作家部門1位「村上春樹さん」、2位は「又吉直樹さん」

~ビジネスパーソンの“読む力・書く力”に関する調査2017~

大谷大学は作家やコピーライター、編集者など“書く仕事”を目指す学生のための「文藝塾」を開設し、主体的に自己表現ができる高度な文章作成能力を身につける機会と場所を提供しています。

そこで、大谷大学「文藝塾」では、ビジネスパーソンが“読む力・書く力”をどの程度身につけているのか、どの程度必要なものと考えているのか探るべく、2017年3月9日~3月10日の2日間、20歳~39歳で大学卒(短大卒を含む)・大学院卒のビジネスパーソンを対象に、「ビジネスパーソンの“読む力・書く力”に関する調査」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)



≫第1章: “書く仕事”の実態と“読む力・書く力”の関係

◆ビジネス文を書く仕事に苦手意識? 「ビジネスメール」の習熟率は5割半、「社交文書」では3割半に留まる

◆ビジネスパーソンが文章作成に費やす時間は1日平均53分、管理職は1時間22分

◆「正しく伝わる文章を書くこと」が得意なビジネスパーソンは3割未満、「正しい情報を集め、広い視野で読むこと」が得意なビジネスパーソンは4割

◆“読む力”と“書く力”に強い相関あり 読むことが得意な人は書くことも得意

◆読み書きが両方とも「非常に得意」な“読み書きマスター”は7%


ビジネスパーソンはどの程度、“書く仕事”に携わっているのでしょうか。

20歳~39歳で大学卒(短大卒を含む)・大学院卒のビジネスパーソン1,000名(全回答者)に、業務上、作成に携わる文章(自分で作成する文章、または、チェックやレビューをする文章)について聞いたところ、「ビジネスメール (組織内・外とのメール)」が68.7%で最も高くなり、次いで、「業務依頼・指導関連 (引継書やマニュアルなど)」(34.8%)や「会議関連 (会議用報告資料や議事録など)」(32.8%)が3割台、「プレゼン関連 (企画書や提案書など)」(26.3%)、「組織内配布・掲示物 (社内報に載せる自己紹介文やイベント案内など)」(25.3%)、「契約関連 (注文書・契約書や仕様書など)」(21.7%)が2割台で続きました。一方、「販売・納品物 (販売する書籍・記事・納品レポートなど)」は11.2%となっています。作成した文章を販売したり納品したりするなど、“文章を作成すること”自体を仕事にしているビジネスパーソンは1割強ですが、そのような仕事に従事しなくとも、ビジネスシーンでは様々な“書く仕事”に携わることがあるようです。


次に、業務上、作成に携わることのある文章について、文章作成に習熟しているものを聞いたところ、作成に習熟している割合(以下、習熟率)が最も高かったのは「ビジネスメール」で56.9%となりました。多くのビジネスパーソンが作成することのあるビジネスメールですが、習熟率は5割半に留まっていることから、半数近くが“上手に作成できていない”と感じているようです。そのほか、習熟率が比較的低くなった文章に注目すると、「交渉関連 (依頼書や承諾書など)」は39.9%、「契約関連」は39.6%、「社交・儀礼関連 (お礼状や年賀状など)」は34.8%となりました。誰が読んでも誤解のない、正しい文章を書くことや、社交的な文章を書くことを苦手としているビジネスパーソンが多いのではないでしょうか。


続いて、全回答者(1,000名)に、1日あたりの文章を書いている時間を聞いたところ、「0分」は18.8%、「30分未満(1~29分)」は25.2%、「1時間未満(30~59分)」は18.9%、「1時間台」は20.4%、「2時間台」は8.2%、「3時間以上」は8.5%で、平均時間は53.0分となりました。

出身大学の系統別に平均時間をみると、文系は51.8分、理系は53.9分、その他系統は58.0分となっています。どの系統の大学出身であっても、ビジネスパーソンとして働くと、一定の時間 “書く仕事”に携わることになるようです。

また、役職別に平均時間をみると、役職のない人は51.6分、主任・リーダーは55.0分、管理職(課長以上)は81.9分(=1時間21.9分)となりました。役職につくようになると、“書く仕事”に携わる時間が増えているようです。


では、ビジネスパーソンは“読む力”や“書く力”をどの程度身につけているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、“読む力”(※正しい情報を集め、広い視野で物事を理解する力)の自己評価を5点満点で聞いたところ、満点の「5点(非常に得意)」が11.5%、「4点」が28.9%で、読むことが得意な人(4点以上の合計)は40.4%となり、「3点(強くも弱くもない)」は44.3%、読むことが苦手な人(2点以下の合計)は15.3%となりました。

  さらに、“書く力”(※広い視野で物事を考え、意図が正しく伝わる表現をする力)についても同様に聞いたところ、満点の「5点」は8.0%、「4点」は20.3%で、書くことが得意な人は28.3%、「3点」は46.7%、書くことが苦手な人は25.0%となりました。およそ4人に1人が正しく伝える文章を書くことに苦手意識を感じているようです。 


読む力と書く力でタイプ分けすると、「読み書きが(両方とも)得意な人」は24.7%、「読み書きが(両方とも)苦手な人」は12.7%となり、「読むのは得意だが書くのは苦手な人」(3.4%)や、「書くのは得意だが読むのは苦手な人」(0.4%)よりも構成比が大きくなりました。また、読む力と書く力の間には、強い正の相関関係(r=0.7241)が確認できました。文章作成能力を高めるには読解力も高めること、読解力を高めるためには文章作成能力も高めることが重要である、と言えそうです。また、読む力と書く力が両方とも満点(=読み書きマスター)の割合は6.6%と、およそ15人に1人の割合となっています。

就業期間別に、読み書きマスターの割合をみると、新人(就業3年未満)で8.1%、中堅(就業3~9年)で6.0%、ベテラン(就業10年以上)で6.6%と、大きな差はみられませんでした。読む力や書く力は社会人としての経験の長さに伴って、自然と身につくものではないようです。

他方、役職別に読み書きマスターの割合をみると、役職のない人は5.0%、主任・リーダーは7.6%、管理職(課長以上)は12.2%となり、役職が上がるほど読み書きマスターの割合は高くなりました。仕事で成果を残し、評価されている人には、読む力や書く力に秀でた人が多い傾向が確認できました。



≫第2章:“読み書き”が得意な人の特徴

◆読み書きマスターの特徴 「仕事や課題の本質」を考えている、「自己投資意欲」や「チャレンジ意欲」が高い

◆読み書きが得意な人は「業務知識・業務能力」や「情報収集力」「傾聴力」「データ思考力」に秀でる傾向

◆読み書き鍛錬はプレゼン上手への近道  読み書きマスターは“読み書き”が「プレゼン力」や「企画力」の獲得に役立ったと実感

◆読み書きマスターの73%は「仕事に満足」、読み書きが苦手な人では「満足」が僅か5%、「不満」は64%

◆「ひと月に1冊も本を読まない」ビジネスパーソンが3割半、読み書きが得意な人は月に平均4冊読書


読み書きが得意な人と苦手な人とでは、どのような点で違いが表れるのでしょうか。

まず、全回答者(1,000名)に対し、働くうえで、どのようなことを心がけているか聞いたところ、「迅速に仕事をする (効率を高める)」が56.9%、僅差で「丁寧に仕事をする (品質を高める)」が55.0%で続き、次いで、「自分の仕事に責任を持つ」が45.4%で、「締め切り・納期を守る」が34.1%で続きました。効率や品質の向上、仕事に責任感を持つこと、締め切りを守ることを意識しているビジネスパーソンが多いようです。

読む力と書く力が両方とも満点の“読み書きマスター”にみられた傾向に注目すると、「仕事や課題の本質を考える」は33.3%で、全体(13.2%)よりも20.1ポイント高くなりました。読み書きマスターは仕事や課題の本質が何かを自身に問いかけながら働いているようです。そのほか、「新しいことに挑戦する」は全体比で17.8ポイント高く(読み書きマスター30.3%、全体12.5%、以下同順)、「自己投資をする (知識のインプットや資格勉強など)」は全体比で17.5ポイント高く(30.3%、12.8%)なりました。読み書きに秀でた人は、新しいことへの挑戦や自己投資を心がけているようです。 


次に、全回答者(1,000名)に、≪自身の武器(強み)≫だと思うビジネススキルを聞いたところ、「業務知識・業務能力」が31.1%で最も高く、次いで、2位に「情報収集・課題発見力 (情報を読み解き課題を発見する力)」が25.4%、3位に「データ思考・ビジネス数学力 (数字を読み解く力)」が20.1%で続きました。業務遂行に直接関わる知識や能力のほか、情報を読み解く力、数字を読み解く力が、ビジネススキルとして武器になったと感じているビジネスパーソンが多いようです。

読む力・書く力によって分けたタイプ別にみると、読み書きが得意な人はいずれのビジネススキルでも苦手な人よりも身につけている割合が高いことがわかりました。特に、読み書きが得意な人が身につけている割合が苦手な人より20ポイント以上高くなったビジネススキルに注目すると、「情報収集・課題発見力」は28.3ポイント差(得意な人40.1%、苦手な人11.8%、以下同順)、「業務知識・業務能力」は24.0ポイント差(41.3%、17.3%)、「傾聴力 (相手の話をよく聴き、正しく理解する力)」は20.8ポイント差(27.9%、7.1%)、「データ思考・ビジネス数学力」は20.6ポイント差(31.6%、11.0%)となりました。読む力・書く力を土台に持つことで、情報やデータの読み解きや整理、話の理解に強くなり、結果として、業務知識や業務能力も身についていると感じている人が多いのではないでしょうか。

 

そこで、読む力と書く力が両方とも満点の読み書きマスター(66名)に、≪読む力・書く力を鍛えていたことで、獲得が楽になった≫と思うビジネススキルを聞いたところ、「情報収集・課題発見力」は45.5%、「業務知識・業務能力」は36.4%となりました。やはり、読む力・書く力はビジネススキルの獲得に役立ったと感じている読み書きマスターが多いようです。また、「プレゼン力 (魅力が伝わる表現や演出をする力)」は34.8%、「企画力 (発想を変えてアイディアを出す力)」は27.3%が、読む力・書く力のおかげで獲得が楽になったと回答しています。読み書きに秀でた人は、プレゼンや企画など、アウトプット面でも読む力・書く力が役に立ったと感じているようです。


続いて、全回答者(1,000名)に、仕事の満足度を5点満点で聞いたところ、「5点」(8.8%)や「4点」(22.8%)と回答した満足層が31.6%、「2点」(12.8%)や「1点」(10.1%)と回答した不満層は22.9%となりました。

読む力・書く力によって分けたタイプ別にみると、読み書きが得意な人は満足層が62.3%、不満層が9.7%、読み書きが苦手な人は満足層が4.7%、不満層が63.8%となり、明確な差が見受けられました。また、読み書きマスターは満足層が72.7%と、さらに仕事の満足度が高くなりました。読み書きに秀でた人は、広い視野で正しく情報を読みとり、伝えたいことを正しく表現できることで、就職活動のときに自分にマッチした職場を選ぶことができたり、読む力・書く力をもとに身につけた業務知識・業務能力を使って仕事で活躍したりといった差がうまれ、結果として、仕事の満足度も高くなっているのではないでしょうか。


さらに、ひと月あたりの読書量(※漫画や雑誌は除く)を聞いたところ、読書はしない、またはひと月に1冊も読まないとする「0冊」が36.5%で最多回答となり、「1冊」は26.9%、「2冊」10.0%、「3冊」8.1%、「4冊以上」は18.5%となりました。平均すると、ひと月の読書量は2.4冊となっています。

読む力・書く力によって分けたタイプ別に平均読書量をみると、読み書きが得意な人は月に4.0冊、苦手な人は0.9冊と、大きな差がみられました。また、読み書きマスターは月に4.9冊と、さらに読書量が多い傾向がみられました。 



≫第3章:ビジネスパーソンの考える社会で必要な“基礎力”

◆社会人に必要な基礎力ランキング 1位「話す力」2位「考える力」3位「聞く力」 「読む力」は4位、「書く力」は5位にランクイン、役職が上がるにつれ「書く力」を重視する傾向あり

◆新社会人がつまずく原因?  就業3年未満の新人が実感した“新社会人に不足している”基礎力 1位「話す力」2位「考える力」3位「書く力」

◆管理職が考える“マネジメント能力向上に欠かせない”基礎力 1位「計画力」2位「考える力」3位「自己決定力」

◆経営者やスペシャリストが考える“夢の実現に必要な基礎力” 1位「考える力」、6位に「読む力」がランクイン


学校や家庭の保護から自立して働いている人のことを、“社会の一員としての役割を担う人”という意味で、“社会人”と表現することがありますが、実際にビジネスシーンで活躍している人は、どのような力が“社会人”として必要だと感じているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、≪社会の一員として生きていくうえで必要な力(=以下、基礎力)≫だと思うものを聞いたところ、「話す力」が64.8%で最も高く、次いで、2位は「考える力」(60.1%)、3位は「聞く力」(55.9%)、4位は「読む力」(50.2%)、5位は「書く力」(45.7%)となりました。話す力や聞く力など、俗に“コミュニケーション能力”などと言われる力のほか、考える力や読む力・書く力が必要だと感じられているようです。

役職別にみると、「書く力」は役職が上がるにつれて高く(役職のない人42.3%、主任・リーダー51.4%、管理職53.1%)なり、管理職の回答では、同率1位の「話す力」や「考える力」(ともに59.2%)に次いで「書く力」(53.1%)が3位にランクインしました。管理職は、基礎力として書く力を重視している傾向にあるようです。 


次に、就業期間が3年未満の新人(172名)に、≪新社会人に不足していると思う基礎力≫だと思うものを聞いたところ、1位「話す力」(37.8%)、2位「考える力」(31.4%)、3位「書く力」(21.5%)、4位「聞く力」(20.9%)、5位「読む力」(15.7%)となりました。実際に、話す力や考える力、書く力が不足していて、新社会人のときに失敗した、との経験を持っているのかもしれません。

 

続いて、管理職(49名)に、≪マネジメント能力向上に必要な基礎力≫だと思うものを聞いたところ、1位「目標設定力・計画力」(38.8%)、2位「考える力」(36.7%)、3位「自己決定力 (判断力・行動力)」(32.7%)、4位「聞く力」(30.6%)、5位「協働力 (協調性)」(26.5%)となりました。管理職として働いている人は、自分で考え、計画や行動を決める力がマネジメント能力の向上に必要だと感じているようです。また、「読む力」や「書く力」は同率(ともに14.3%)で10位にランクインしました。

 

さらに、役員、自営業、自由業、専門職といった、“会社員・公務員以外”の職業で働く人(85名)に、≪自己の成長や夢の実現に必要な基礎力≫だと思うものを聞いたところ、1位「考える力」(55.3%)、2位「話す力」(47.1%)、3位「目標設定力・計画力」(44.7%)、4位「自己決定力」(41.2%)、5位「聞く力」(36.5%)となりました。役員(企業役員・団体理事/監事)や事業主(自営業・自由業)といった雇われない生き方を選んだ人や、高度な専門知識が要求される専門職で働く人は、自分で考え、正しく誤解のない言葉で伝え、計画や行動を決める力が自己成長や夢の実現に必要だと感じている傾向にあるようです。また、「読む力」(35.3%)は6位に、「書く力」(31.8%)は9位にランクインしました。



≫第4章:“読む力・書く力”を育てる経験

◆読み書きが苦手な人は「学生時代の読む力・書く力の鍛錬不足」を後悔

◆読み書きが得意な人は「ゼミ・研究室活動」や「卒論・卒業研究」に打ち込んだ経験あり

◆卒業論文・卒業研究をやり遂げて自信がついた人の8割強が「書く力が鍛錬された」と実感

◆ビジネスパーソンが“読み書き”を学びたい文芸人ランキング

 作家部門1位「村上春樹さん」、2位は「又吉直樹さん」、

 ライター部門1位は「糸井重里さん」、2位は「池上彰さん」、

 脚本家部門1位は「三谷幸喜さん」、僅差の2位は「宮藤官九郎さん」 


全回答者(1,000名)に、読む力や書く力を学生時代に鍛錬しておけばよかったと後悔しているか聞いたところ、「読む力の鍛錬不足を後悔している」割合は20.4%、「書く力の鍛錬不足を後悔している」割合は24.2%となりました。この割合は、読み書きが苦手な人ではおよそ3人に1人の割合(「読む力の鍛錬不足を後悔している」33.1%、「書く力の鍛錬不足を後悔している」36.2%)となっています。


では、読み書きが得意な人と苦手な人とでは、学生時代の経験にどのような違いがあるのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、学生時代、やり遂げて自信がついたことを聞いたところ、「アルバイト」が22.4%で最も高く、次いで、「学科の勉強 (講義の受講)」(19.7%)、「卒業論文・卒業研究」(16.7%)、「ゼミ・研究室での活動」(16.3%)、「クラブ・サークル活動」(13.8%)が続きました。

読み書きが得意な人の割合が苦手な人よりも高くなった項目に注目すると、「ゼミ・研究室での活動」(22.0ポイント差、得意な人29.1%、苦手な人7.1%、以下同順)、「卒業論文・卒業研究」(17.6ポイント差、24.7%、7.1%)、「学科の勉強」(13.9ポイント差、31.2%、17.3%)、「読書」(9.7ポイント差、11.3%、1.6%)などでギャップがみられました。読み書きが得意な人は学生時代に、ゼミ・研究室の活動や卒業論文・卒業研究に打ち込み、やり遂げた経験があるようです。 

 

さらに、学生時代に卒業論文・卒業研究をやり遂げて自信がついた人(167名)に、≪卒業論文・卒業研究で鍛えられた基礎力≫だと思うものを聞いたところ、「書く力」が83.2%、「考える力」が74.9%、「読む力」が63.5%となりました。腰をすえて論文・研究の執筆に取り組み、やり遂げた経験から、書く力や考える力、読む力などを身につけることができたと実感している人が多いようです。


最後に、読む力・書く力を教えてもらうことができるとしたら、どんな先生に師事したいと思うのか、質問しました。

全回答者(1,000名)に、読む力・書く力を学びたいと思う文芸人を自由回答で聞いたところ、≪小説家≫部門での1位は、7年ぶりに新作小説が発売されたことで話題になった「村上春樹さん」(93人)、2位は芥川賞の受賞で作家としての活動でも注目を浴びたお笑い芸人の「又吉直樹さん」(65人)、3位は「東野圭吾さん」(56人)となりました。

≪ライター≫部門では、代表をつとめる会社の株式上場でも話題を呼んだコピーライターの「糸井重里さん」(74人)が1位に、2位は鋭い取材とわかりやすい解説が人気のフリージャーナリスト「池上彰さん」(54人)、3位は「鳥越俊太郎さん」(7人)となりました。

≪脚本家≫部門では、昨年の大河ドラマの脚本を手がけた「三谷幸喜さん」(60人)が1位に、僅差の2位は、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した「宮藤官九郎さん」(59人)、3位は「鈴木おさむさん」(18人)となりました。

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