国連気候変動サミットで世界から称賛された 日系マーシャル人のキャシーが6月に初来日
日本に届ける気候変動に脆弱な途上国の声
2017.05.11 11:00
アジア太平洋の社会起業家支援を行う一般社団法人アース・カンパニー(代表理事:濱川 明日香)は、日本人の曽祖父を持つマーシャル人の若き気候変動活動家キャシー・ジェトニル=キジナーを日本に招き、気候変動の直接的な被害者の生の声を日本へ届けます。
■日本語が日常的に使われる親日家の国・マーシャル諸島が直面する水没の危機
日本が委任統治した歴史もあり、親日家も多い国・マーシャル諸島共和国。「チャンポ(散歩)」や「ジョーリ(サンダル)」から「バカヤロー」まで、日本語が今でも日常的に使われ、太平洋戦争中に戦没した日本人兵の慰霊碑も立つこの国の平均海抜は2m。私たち先進国が経済的豊かさを追求し、その恩恵をうけてきた一方で、海面上昇は進み、海抜の低いこの国を頻発する高潮が容赦なく襲っています。
かつては、67回にも及ぶ米国の核実験により、ビキニ環礁を始め多くの国民が被爆。半世紀前に放射能難民となり、愛する故郷を離れなければならなかった彼らは環境難民となりつつあり、今度は国、伝統文化やアイデンティティまでも、失われる危機に晒されています。
多くの日本人がその存在すら知らない、日本と縁深いマーシャル諸島が直面する国土水没の危機に、先進国として、また日本人としてできることは、彼女たちの声に耳を傾けることから始まると考え、アース・カンパニーはキャシーを6月に日本に招待し、多くのイベント・ワークショップの参加をプロデュース。
国連気候変動サミットで世界が涙した、自らの当時6か月の娘にあてた詩の朗読パフォーマンスを始め、気候変動に脆弱な途上国が直面する被害や、マーシャル諸島の若者たちがどのように気候変動に立ち向かっているのか、生の声をキャシーが日本へ届けます。
■キャシー・ジェトニル=キジナー来日スケジュール
6月10日から6月20日まで日本に滞在し、日本政府に気候変動政策提言をする学生団体とのワークショップや、早稲田大学や東京大学での登壇、その他環境NGOによるワークショップなど、10以上のイベントやワークショップに参加します。
●6月10日〜17日:東京都内で多数イベントやワークショップ
●6月18日 :岡山市でイベント
●6月19日 :香川県直島訪問
●6月20日 :広島平和記念資料館訪問
イベントの詳細は、アース・カンパニーのホームページをご覧頂き、イベント参加・取材ご希望の方はアース・カンパニー東京オフィスまでお問い合わせください。
ホームページURL: https://www.earthcompany.info/ja/kathy-jetnil-kijiner-japan-june-2017/
■マーシャル諸島の若者たちを導く「希望の星」キャシー・ジェトニル=キジナーの活動
マーシャル諸島には最高学府は短大しかなく、高校中退者も多く、国を救う課題解決スキルを持つリーダーが育つ環境が乏しいのが現状です。これを深刻に捉えたキャシーは、マーシャル伝統の酋長の血を引くミラン・ロヤックと共に、課題をコミュニティベースで解決するスキルを有し、未来を切り拓いていくリーダーを育成する団体 NGO Jo-Jikum(ジョージクム)を設立。
マーシャル諸島の若者を気候変動の「犠牲者」から未来の「変革者」へと成長させるため、(1)環境リーダー育成、(2)気候変動教育、また(3)万が一移住を迫られた場合に伝統文化を継承するために文化を学び直す活動をしています。
■キャシー・ジェトニル=キジナー プロフィール
マーシャル諸島生まれ。気候変動活動家、詩人。ハワイで人種差別を受けながら育ち、大学在学中に、政治・社会的メッセージを表現するポエトリー・リーディング(詩の朗読)に出会い活動開始。
2014年、国連気候変動サミットの開会式で披露した詩の朗読が世界から称賛され、一躍有名人に。2015年、VOGUE誌が選ぶ13人の「Climate Warriors」の1人として選出。2015年COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)、2016年COP22に出席。2017年、アース・カンパニーよりIMPACT HERO 2017(※注)として選出。現在は、世界中で登壇しマーシャル諸島での気候変動被害や対策の緊急性を訴える一方、NGO Jo-Jikum代表としてマーシャル諸島のリーダー育成に努める。
※注:アース・カンパニーのIMPACT HEROとは?
アース・カンパニーは、アジア太平洋地域から並外れたインパクトをもたらすポテンシャルを秘めたチェンジメーカーを年に1人選出。最初の1年を特別支援期間、その後2年をフォローアップ期間とし、(1)ファンドレイジング(資金調達)、(2)機会創出、(3)NGO運営コーチングを含む包括的集中支援を行っています。
■団体概要
一般社団法人アース・カンパニー
設立 : 2014年10月
代表理事: 濱川 明日香
事業内容: アース・カンパニーは「次の世代に残せる未来」を創出すべく
社会変革を起こす「人」と「団体」を支援・育成するために、
アジア太平洋のチェンジメーカーを支援する
IMPACT HERO支援事業、個人・大学・企業向けに
社会企業や革新的な試みの最前線を体験していただく
バリ島ソーシャル研修事業、社会変革に挑む事業や
団体を対象にしたコンサルティング事業を展開しています。
URL : http://www.earthcompany.info/
国連気候変動サミットでのスピーチ
■日本語が日常的に使われる親日家の国・マーシャル諸島が直面する水没の危機
日本が委任統治した歴史もあり、親日家も多い国・マーシャル諸島共和国。「チャンポ(散歩)」や「ジョーリ(サンダル)」から「バカヤロー」まで、日本語が今でも日常的に使われ、太平洋戦争中に戦没した日本人兵の慰霊碑も立つこの国の平均海抜は2m。私たち先進国が経済的豊かさを追求し、その恩恵をうけてきた一方で、海面上昇は進み、海抜の低いこの国を頻発する高潮が容赦なく襲っています。
かつては、67回にも及ぶ米国の核実験により、ビキニ環礁を始め多くの国民が被爆。半世紀前に放射能難民となり、愛する故郷を離れなければならなかった彼らは環境難民となりつつあり、今度は国、伝統文化やアイデンティティまでも、失われる危機に晒されています。
多くの日本人がその存在すら知らない、日本と縁深いマーシャル諸島が直面する国土水没の危機に、先進国として、また日本人としてできることは、彼女たちの声に耳を傾けることから始まると考え、アース・カンパニーはキャシーを6月に日本に招待し、多くのイベント・ワークショップの参加をプロデュース。
国連気候変動サミットで世界が涙した、自らの当時6か月の娘にあてた詩の朗読パフォーマンスを始め、気候変動に脆弱な途上国が直面する被害や、マーシャル諸島の若者たちがどのように気候変動に立ち向かっているのか、生の声をキャシーが日本へ届けます。
■キャシー・ジェトニル=キジナー来日スケジュール
6月10日から6月20日まで日本に滞在し、日本政府に気候変動政策提言をする学生団体とのワークショップや、早稲田大学や東京大学での登壇、その他環境NGOによるワークショップなど、10以上のイベントやワークショップに参加します。
●6月10日〜17日:東京都内で多数イベントやワークショップ
●6月18日 :岡山市でイベント
●6月19日 :香川県直島訪問
●6月20日 :広島平和記念資料館訪問
イベントの詳細は、アース・カンパニーのホームページをご覧頂き、イベント参加・取材ご希望の方はアース・カンパニー東京オフィスまでお問い合わせください。
ホームページURL: https://www.earthcompany.info/ja/kathy-jetnil-kijiner-japan-june-2017/
■マーシャル諸島の若者たちを導く「希望の星」キャシー・ジェトニル=キジナーの活動
マーシャル諸島には最高学府は短大しかなく、高校中退者も多く、国を救う課題解決スキルを持つリーダーが育つ環境が乏しいのが現状です。これを深刻に捉えたキャシーは、マーシャル伝統の酋長の血を引くミラン・ロヤックと共に、課題をコミュニティベースで解決するスキルを有し、未来を切り拓いていくリーダーを育成する団体 NGO Jo-Jikum(ジョージクム)を設立。
マーシャル諸島の若者を気候変動の「犠牲者」から未来の「変革者」へと成長させるため、(1)環境リーダー育成、(2)気候変動教育、また(3)万が一移住を迫られた場合に伝統文化を継承するために文化を学び直す活動をしています。
■キャシー・ジェトニル=キジナー プロフィール
マーシャル諸島生まれ。気候変動活動家、詩人。ハワイで人種差別を受けながら育ち、大学在学中に、政治・社会的メッセージを表現するポエトリー・リーディング(詩の朗読)に出会い活動開始。
2014年、国連気候変動サミットの開会式で披露した詩の朗読が世界から称賛され、一躍有名人に。2015年、VOGUE誌が選ぶ13人の「Climate Warriors」の1人として選出。2015年COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)、2016年COP22に出席。2017年、アース・カンパニーよりIMPACT HERO 2017(※注)として選出。現在は、世界中で登壇しマーシャル諸島での気候変動被害や対策の緊急性を訴える一方、NGO Jo-Jikum代表としてマーシャル諸島のリーダー育成に努める。
※注:アース・カンパニーのIMPACT HEROとは?
アース・カンパニーは、アジア太平洋地域から並外れたインパクトをもたらすポテンシャルを秘めたチェンジメーカーを年に1人選出。最初の1年を特別支援期間、その後2年をフォローアップ期間とし、(1)ファンドレイジング(資金調達)、(2)機会創出、(3)NGO運営コーチングを含む包括的集中支援を行っています。
■団体概要
一般社団法人アース・カンパニー
設立 : 2014年10月
代表理事: 濱川 明日香
事業内容: アース・カンパニーは「次の世代に残せる未来」を創出すべく
社会変革を起こす「人」と「団体」を支援・育成するために、
アジア太平洋のチェンジメーカーを支援する
IMPACT HERO支援事業、個人・大学・企業向けに
社会企業や革新的な試みの最前線を体験していただく
バリ島ソーシャル研修事業、社会変革に挑む事業や
団体を対象にしたコンサルティング事業を展開しています。
URL : http://www.earthcompany.info/
この企業のプレスリリース MORE
日本と同じ核兵器の被害国・マーシャル諸島の気候変動活動家が初来日 広島を訪問し被爆者と対談
2017.06.07 11:00
NY国連気候サミットで世界から称賛されたマーシャル諸島の若き気候変動活動家のCOP22参戦をアース・カンパニーが支援!
2016.11.08 11:30