コンピューテックス、新たなFPGA実機デバッグ・ツールを出荷開始

報道関係各位
プレスリリース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2003年11月20日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社コンピューテックス

　　　　　　　　　　　株式会社コンピューテックス
　　　　FPGAの実機デバッグを可能にしたエミュレータを出荷開始

開発支援装置を開発・生産・販売している株式会社コンピューテックス（本社：
京都市東山区、代表取締役：山田登）は、Xilinx社製FPGAの実機デバッグを可
能にした「PALMiCE FPGA」の出荷を開始。

「PALMiCE FPGA」は、ターゲット・システムに搭載されたFPGAのJTAGポートと、
専用コネクタで接続することで、動作中のFPGA内部のノードや、ブロックRAM
の観察を可能にした画期的な実機デバッグ・ツールです。予めI/O端子を割付
けておけば、最大16チャネルのステート・アナライザ機能も使用可能です。

JTAGポートによるF/Fや、RAMの状態確認と、ステート・アナライザによる時系
列での信号確認の組み合わせ使用により、シミュレーション・デバッグでは押
さえきれない、微妙なタイミングの不具合や、思い違いのミス発見に威力を発
揮します。本製品は、FPGA内部リソースを占有することなく実現していること
も特徴の一つです。対応言語はVHDL、Verilog、対応FPGAはXilinx製
Spartan-II/II E、Virtex、Virtex-E/IIです。なお、Spartan-3、
Virtex-II Proにも順次対応予定で、Xilinx製品のFPGA対応は万全です。また
ホストパソコンとは、USB(Ver1.1)によるワンタッチ接続を可能とし、操作性
に優れたGUIにより、快適な実機デバッグをサポートします。

製品は、上記機能を可能としたXI-FPGA380と、ステート・アナライザ機能を持
たないベーシック・モデル(XI-FPGA200)の2機種を用意しています。

なお、発売記念として2004年3月末まで、XI-FPGA380を198,000円、ベーシック・
モデルのXI-FPGA200を98,000円で販売します。コンピューテックスでは、初年
度2機種合わせて500台の販売を予定しています。

コンピューテックスの取締役営業部長 丹羽幸二は次のように述べています。
「弊社の「PALMiCE FPGA」はボード上に実装されたFPGAのJTAGインタフェース
との接続のみで、動作中のFPGA内部信号やブロックRAMなどの観察が可能です。
ステート・アナライザ対応モデルでは、信号のダンプ表示や波形表示も可能に
するなど、今までにない新しいFPGA実機デバッグ・ツールとしてより多くの方
にご使用していただけるよう開発いたしました。」

コンピューテックスでは今回、お求めやすい価格にて新発売キャンペーンを
期間限定にて実施させていただきます。
■標準価格
モデル　XI-FPGA380　\\398,000→\\198,000（キャンペーン価格）
　　　　XI-FPGA200　\\298,000→\\98,000（キャンペーン価格）

■コンピューテックスについて
株式会社コンピューテックスは、マイクロコンピュータ(通称マイコンと呼ば
れている)を使用した製品開発に於いて、ソフトウェア開発エンジニアが開発
するプログラムのデバッグ(プログラムの間違えを探し修正する作業)をする時
に使用する開発支援装置を開発、製造、販売している専業メーカです。
特に、全ての製品に共通オペレーションでサポートするオリジナル統合環境デ
バッガ「CSIDE」(シーサイド)に幅広いユーザより高い評価を得ています。
製品情報のホームページ: http://www.computex.co.jp/fpga/

■Xilinx社について
Xilinx社は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供する世界的リー
ダです。同社についての詳細な情報は、日本語対応ホームページ
http://www.xilinx.co.jp/ で公開されています。


※記載中の製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。

■お問い合わせ先
　株式会社コンピューテックス　東京営業所
　マーケティング担当　小口 和彦
　TEL: 03-3253-2901　FAX: 03-3293-2902　E-MAIL: sales@computex.co.jp
　〒101-0047　東京都千代田区内神田二丁目15-2 内神田DNKビル7F


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