新しい大学のあり方を提案する「星槎大学」平成16年4月開学
報道関係各位
プレスリリース 平成15年11月25日
学校法人国際学園
「誰でも、いつでも、どこでも」学べる、新しい大学のあり方を提案する
星槎(せいさ)大学が開学
学校法人国際学園(静岡県三島市、理事長:伊藤圓亢)では、文部科学大臣の
設置認可を受けて、高校の新卒生のみならず、一般社会人から、主婦、すでに
リタイアした高齢者などを広く対象とし、「誰でも、いつでも、どこでも」学
べる、新しい大学のあり方を提案する星槎大学(通信制―本校キャンパス所在
地:北海道芦別市)を平成16年4月に開学します。
下記の日程で芦別、東京において共同記者発表を行います。
・東京会場 11月27日(木) 17:00~
日本プレスセンタービル6F
フォーリンプレスセンター会見室
最寄駅:営団地下鉄 霞ヶ関駅
出席者:星槎大学学長 山口 薫、星槎大学副学長 川野辺 敏
星槎大学設立準備室 虎尾 幹司
星槎大学設立準備室 中山 康之
・芦別会場 11月27日(木) 15:00~ ※詳細はお問い合わせください。
芦別市役所
出席者:星槎グループ会長 宮澤 保夫
学校法人国際学園理事長 伊藤 圓亢
星槎大学設立準備室 松本 幸広
芦別市役所 林 政志 市長他
・参加お申し込み、お問い合わせ先
星槎大学設立準備室 担当:中山、松本
TEL: 0463-71-4080 FAX: 0463-70-3041
E-MAIL: y_nakayama@seisa.ed.jp
1.通信制大学
通信制大学は通常、学生が履修登録した科目を、テキスト、補助教材教員が作
成する学習指導書などを使って自学自習していく学び方が基本となります。
科目ごとに出された課題をレポートとして提出し、教員の添削指導を受ける科
目と、決められた期日、場所において対面式の授業を受けるスクーリング科目、
またそれぞれを併用した科目があり、仕事をもった社会人でも自分の計画に合
わせて学んでいくことができます。星槎大学では、より多くの人々が高等教育
を受ける機会を得られるように、通信制大学の利点を最大限に生かすとともに、
新たな試みを取り入れていきます。
2.教育理念・設置の趣旨等
星槎大学を設置する学校法人国際学園のネットワークである星槎グループは
30年以上にわたり、様々な教育に携わり、中でも、不登校生への対応、LD教育
をはじめとする特別支援教育の分野においては大きな成果をあげてきました。
学校法人国際学園では、幼稚園(神奈川県横浜市、静岡県三島市)、広域通信
制高等学校(北海道芦別市)、福祉専門学校(神奈川県横浜市)を設置し、独
自の教育を展開する中で、大学の全く新しいあり方を示すべく星槎大学を設置
します。
3.星槎大学の設置の趣旨
少子高齢化、高度な情報化、国際化が急激に進む我が国において、大学教育に
対する需要も大きく変わりつつあります。研究の場としての大学、また、将来
の就職のためのキャリアアップのための大学といった旧来方の大学だけではな
く、さまざまな理由により大学で学ぶ願いを持ちながら、その機会に恵まれな
い高等学校新卒者ならびに社会人等やきめ細かい高等教育を受けることを希望
する特別な支援を必要とする人が存在していることも事実であり、このような
ニーズに対応する大学の設置が必要であると考えます。星槎大学では、「自然
や文化、社会や人々と積極的にかかわりを持つことを通して、お互いの共生を
目指す豊かな人間性を育成する。」という学校法人国際学園の教育理念を基に、
(1)「誰でも、いつでも、どこでも」学べる大学、(2)生涯学習ニーズへの対応、
(3)地域社会への貢献、を主な柱とするとともに、「共生」をキーワードに
(1)教育、環境、国際関係という分野を横断する総合的な広い知力を養い、
(2)人や環境を思いやる科目を展開し、教育においても一貫して「心の耕作」
を重視した教育を展開し、(3)将来問題となるであろう事項を自ら予測し、こ
れらの問題を広い視野と時間を有効に活用した深い考察を持って柔軟かつ総合
的に思考・判断し、その経過や結果を表現する力を養う。ことを教育目標とし
ます。
4.星槎大学の特徴の一部
(1)スクーリングによる対面授業も重視。学生の利便性を図る。
星槎大学では卒業に必要な124単位中30単位以上の取得が必要なスクーリング
(対面)による授業を、芦別本校の他に、星槎国際高等学校の学習センター
(全国12箇所)で実施し、全国に広がる学生の利便性を図ります。また、芦別本
校で実施するスクーリングにおいては、すばらしい環境を生かしたフィールド
ワークによる学習など特別なプログラムを実施します。年に1回、全国から様々
な年齢、職業の仲間が集まり共に学ぶ。そのような場としていきます。
(2)LD教育等をはじめとした特別支援教育の専門家の養成。
現在、学習面や生活面で特別な教育的支援を必要とする児童生徒数は、通常学
級に在籍する児童生徒の6%前後とも考えられています。しかしながら、個々
の状況に合わせた教育的対応ができる専門知識を有する教員が、本来ならば各
学校に少なくとも1名は必要なところ、その数は極端に不足しているのが現状
です。星槎大学では現職の教員、保護者等を対象とし、科目履修生としてその
専門知識を学ぶとともに、専門資格を取得できるコースを設置します。
(3)提案型カリキュラム~パッケージユニット
主婦、会社員、看護士、自衛官他あらゆる人々が、現在の仕事や生活を最大限
に生かした学習計画を立てることが可能です。入学はしたものの継続率が非常
に低い通信制大学において、星槎大学では、その障害となりうるものを極力取
り除き、スクーリング等の受講面での利便性を図るとともに、それぞれの生活、
趣味、興味、日々の取り組みを単位取得に生かせるよう、パッケージユニット
を提案しライフスタイルに合わせた大学生活を送ることができるようにしてい
きます。
(4)キャンパスディレクター制度
各教員がマンツーマン指導員として、直接、1人ひとりの学生の履修指導等に
あたる他、担当学生(3~5名)の学生と大学の間に立ち、学生本位の視点から学
生生活全般に関する助言を行うキャンパスディレクターをおき、従来の通信制
にありがちな、学生と大学とのコミュニケーション不足を解消し、通信制とし
ての新たなキャンパスライフを提案していきます。
学校法人国際学園の主な年譜
昭和55年 学校法人長谷川学園として静岡県より法人設置認可
昭和61年 学校法人国際学園に法人名を変更
静岡県三島市にピーターパン幼稚園を設置
昭和62年 神奈川県より横浜国際福祉専門学校設置認可
平成11年 北海道より星槎国際高等学校設置認可
平成15年 静岡県より学校法人青葉台幼稚園との合併認可
【本件に関するお問い合わせ先】
学校法人国際学園 星槎大学設立準備室
担当:中山、松本
TEL: 0463-71-4080 FAX: 0463-70-3041
E-MAIL: y_nakayama@seisa.ed.jp
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