日本酒に特化した認定制度「 J.S.A.SAKE DIPLOMA 」を 発足し、初の試験を実施

一般社団法人日本ソムリエ協会(会長:田崎真也)は、日本酒に特化した認定制度「 J.S.A.SAKE DIPLOMA 」を世界で初めて発足し、2017年8月20日(日)に初の試験を日本全国32都道府県の会場で実施いたします。試験は、 8月20日(日)開催の第一次試験(筆記)、9月25日(月)開催の第一次試験合格者向け第二次試験(テイスティング、論述)で構成されます。応募資格は20歳以上であればどなたでも応募いただけます。6月30日(金)まで受付しております。

( 詳細:https://www.sommelier.jp/exam/sakewebapp.html

「 J.S.A.SAKE DIPLOMA 」の発足は、国際的なアルコール飲料として知られている日本酒を今後さらに普及させるために、専門知識やテイスティング技量を有するエキスパートを育成し、日本の食文化をより一層向上させることを目的としています。

今後は、国際的な認定制度にするために、国際ソムリエ協会・各国在日ワイン振興機関と連携して各国での導入を目指します。


 平成 28 年の清酒の輸出金額は、約 156 億円(対前年比 111.2%)、輸出数量は約 19,737kl(対 前年比 108.6%)となり、いずれも7年連続で過去最高となりました。(出典:平成29 年2月国税庁) 世界の日本酒への関心が益々高まっており、ワインのソムリエのような日本酒のエキスパートの需要が高まる可能性があります。


 また、平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略」においても、日本酒については、全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会が平成26年11月27日に立ち上がりオールジャパンの輸出体制が整備され、海外における日本酒ファンが増えることが期待されます。一方で、平成29年度からの新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定され、訪日外国人旅行消費額を8兆円にすることが目標の一つに掲げられた背景もあり、日本の食文化がますます注目されることが予想されます。


 このような背景の中で、一般社団法人日本ソムリエ協会は「 J.S.A.SAKE DIPLOMA 」を通じて今後日本酒エキスパートの育成に努めてまいります。


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