現代の日本の写真を集めた 「DNP寄贈コレクション」の展覧会をパリで開催
―パリ市立ヨーロッパ写真館で「MEMOIRE ET LUMIERE」展―
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、社長:北島義俊、資本金1,144億円、以下:「DNP」)は、1994年から2006年にかけて、都合11回にわたり、第2次世界大戦以降の日本の写真家の作品を集めた「DNP寄贈コレクション」をパリ市立ヨーロッパ写真館(Maison Europeenne de la Photographie、以下:「MEP」)に寄贈しました。これは、DNPのフランスにおける文化活動の最初の事例であり、寄贈した作品は21作家・540点にのぼります。今回、MEPがそれらの作品の中から約350作品をセレクトし、2017年6月28日(水)から8月27日(日)まで2か月間にわたる大規模な展覧会を開催します。日本を代表する写真家の1945年から2000年までの写真を、このように総体的なかたちでパリで公開するのは1980年代以降初めてとなります。
【MEPにおける「DNP寄贈コレクション」の概要】
DNPによるMEPへの現代日本の写真家の作品の寄贈は、1990年のパリ写真月間に開催された『両次大戦間の日本の写真』『日本の広告写真』というふたつの展覧会への協賛が契機でした。当時まだ開設準備中だったMEPから、日本の現代写真コレクションを設立することについて、DNPに対して支援要請があり、メセナ活動の一環として1994年から13年間にわたり継続的に寄贈してきました。そして、これらの作品は「DNP寄贈コレクション」としてMEPに収蔵されています。現在、フランスで現代日本の写真家による作品をこれほど多数所蔵している文化機関はありません。
このDNP寄贈によるコレクションは、寄贈開始から約20年を経て、各作家に対する高い評価と、その重要なシリーズが選定されているという意味で、ヨーロッパで最も重要なコレクションの一つとして、同館より高い評価を受けています。2016年にフランス国立ギメ東洋美術館で開催され、大きな反響を呼んだ荒木経惟氏の大回顧展「ARAKI」にも、「DNP寄贈コレクション」に含まれる初期の著名シリーズがMEPによって貸し出されました。
ヨーロッパ写真界の重要機関であるMEPの活動において、近年世界的な高まりを見せる日本の現代写真への注目に応えるものとして当コレクションの役割がますます期待されています。
寄贈作品は下記21名の作家による540作品で構成されています。
[寄贈作家] 荒木経惟、深瀬昌久、古屋誠一、畠山直哉、HIRO、細江英公、石元泰博、石内都、木村伊兵衛、松江泰治、宮本隆司、森村泰昌、森山大道、奈良原一高、柴田敏雄、杉本博司、田原桂一、土田ヒロミ、東松照明、植田正治、山崎博(アルファベット順)
【展覧会概要】
タイトル:MEMOIRE ET LUMIERE PHOTOGRAPHIE JAPONAISE, 1950-2000
LA DONATION DAI NIPPON PRINTING CO.,LTD.
<参考訳>記憶と光 日本の写真 1950-2000
大日本印刷寄贈コレクションより
会期 :2017年6月28日(水)~8月27日(日)
主催 :パリ市立ヨーロッパ写真館 Maison Europeenne de la Photographie
後援 :在フランス日本国大使館
※表示の関係で本展タイトル、主催のフランス語表記はアキュート・アクセントを省いております。掲載の際は当社ホームページをご参照の上、アキュート・アクセントを含んだ表記をお願いいたします。
http://www.dnp.co.jp/news/10136713_2482.html
展示される作品例:
植田正治/≪砂丘人物≫/1950年頃/(C) Shoji Ueda Office/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_2.jpg
細江英公/≪男と女#20≫/1960年/ (C)Eikoh Hosoe /パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_3.jpg
荒木経惟/≪センチメンタルな旅≫/1971年/(C)Nobuyoshi Araki/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_4.jpg
宮本隆司/≪震災後の神戸≫/1995年/(C)Ryuji Miyamoto/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_5.jpg
森山大道/≪下高井戸のタイツ≫/1987年/(C)Daido Moriyama Photo Foundation/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_6.jpg
※本画像は、本展会期中(2017年6月28日~8月27日)、プロモーションのための利用は著作権フリーとなります。トリミング、改変、文字載せはできません。掲載時はクレジットを併記してください。
【DNPのフランスでの文化活動について】
DNPは、1876年の創業以来、事業活動による社会や文化の発展に努めると同時に、本業に近い分野での継続的な取り組みであることをモットーに、さまざまなメセナ活動を国内外で推進してきました。
MEPへの作品寄贈をはじめとしたフランスでの文化活動は、DNPの日本国外における最も重要な文化活動のひとつです。2006年には、技術的な側面からミュージアムの機能を高め、誰もが文化・芸術に親しめる鑑賞方法をかたちにする文化活動「DNPミュージアムラボ」を開始し、ルーヴル美術館、セーヴル・リモージュ陶芸都市、フランス国立図書館などとのコラボレーションにより発展しています。また、MEPへの作品寄贈プロジェクトをはじめとする功績がたたえられ、1997年には、北島社長にパリ名誉市民の称号が授与されました。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
【MEPにおける「DNP寄贈コレクション」の概要】
DNPによるMEPへの現代日本の写真家の作品の寄贈は、1990年のパリ写真月間に開催された『両次大戦間の日本の写真』『日本の広告写真』というふたつの展覧会への協賛が契機でした。当時まだ開設準備中だったMEPから、日本の現代写真コレクションを設立することについて、DNPに対して支援要請があり、メセナ活動の一環として1994年から13年間にわたり継続的に寄贈してきました。そして、これらの作品は「DNP寄贈コレクション」としてMEPに収蔵されています。現在、フランスで現代日本の写真家による作品をこれほど多数所蔵している文化機関はありません。
このDNP寄贈によるコレクションは、寄贈開始から約20年を経て、各作家に対する高い評価と、その重要なシリーズが選定されているという意味で、ヨーロッパで最も重要なコレクションの一つとして、同館より高い評価を受けています。2016年にフランス国立ギメ東洋美術館で開催され、大きな反響を呼んだ荒木経惟氏の大回顧展「ARAKI」にも、「DNP寄贈コレクション」に含まれる初期の著名シリーズがMEPによって貸し出されました。
ヨーロッパ写真界の重要機関であるMEPの活動において、近年世界的な高まりを見せる日本の現代写真への注目に応えるものとして当コレクションの役割がますます期待されています。
寄贈作品は下記21名の作家による540作品で構成されています。
[寄贈作家] 荒木経惟、深瀬昌久、古屋誠一、畠山直哉、HIRO、細江英公、石元泰博、石内都、木村伊兵衛、松江泰治、宮本隆司、森村泰昌、森山大道、奈良原一高、柴田敏雄、杉本博司、田原桂一、土田ヒロミ、東松照明、植田正治、山崎博(アルファベット順)
【展覧会概要】
タイトル:MEMOIRE ET LUMIERE PHOTOGRAPHIE JAPONAISE, 1950-2000
LA DONATION DAI NIPPON PRINTING CO.,LTD.
<参考訳>記憶と光 日本の写真 1950-2000
大日本印刷寄贈コレクションより
会期 :2017年6月28日(水)~8月27日(日)
主催 :パリ市立ヨーロッパ写真館 Maison Europeenne de la Photographie
後援 :在フランス日本国大使館
※表示の関係で本展タイトル、主催のフランス語表記はアキュート・アクセントを省いております。掲載の際は当社ホームページをご参照の上、アキュート・アクセントを含んだ表記をお願いいたします。
http://www.dnp.co.jp/news/10136713_2482.html
展示される作品例:
植田正治/≪砂丘人物≫/1950年頃/(C) Shoji Ueda Office/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_2.jpg
細江英公/≪男と女#20≫/1960年/ (C)Eikoh Hosoe /パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_3.jpg
荒木経惟/≪センチメンタルな旅≫/1971年/(C)Nobuyoshi Araki/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_4.jpg
宮本隆司/≪震災後の神戸≫/1995年/(C)Ryuji Miyamoto/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_5.jpg
森山大道/≪下高井戸のタイツ≫/1987年/(C)Daido Moriyama Photo Foundation/パリ、ヨーロッパ写真館所蔵/大日本印刷寄贈
https://www.atpress.ne.jp/releases/131435/img_131435_6.jpg
※本画像は、本展会期中(2017年6月28日~8月27日)、プロモーションのための利用は著作権フリーとなります。トリミング、改変、文字載せはできません。掲載時はクレジットを併記してください。
【DNPのフランスでの文化活動について】
DNPは、1876年の創業以来、事業活動による社会や文化の発展に努めると同時に、本業に近い分野での継続的な取り組みであることをモットーに、さまざまなメセナ活動を国内外で推進してきました。
MEPへの作品寄贈をはじめとしたフランスでの文化活動は、DNPの日本国外における最も重要な文化活動のひとつです。2006年には、技術的な側面からミュージアムの機能を高め、誰もが文化・芸術に親しめる鑑賞方法をかたちにする文化活動「DNPミュージアムラボ」を開始し、ルーヴル美術館、セーヴル・リモージュ陶芸都市、フランス国立図書館などとのコラボレーションにより発展しています。また、MEPへの作品寄贈プロジェクトをはじめとする功績がたたえられ、1997年には、北島社長にパリ名誉市民の称号が授与されました。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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