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明治大学 文学部心理社会学科 「哲学専攻」が来年4月に誕生 ~身近な問題を徹底的につきつめ、未来の社会を構想する~

哲学専攻の特色

現代の問題を、実践的に、多角的に扱うことを目指しています。古代から蓄積されてきた先人たちの英知を学ぶことはもちろん必要ですが、それは「現代の問題」に結びついてこそ生きた知識となります。そして、問題となる事象を深く知るために、文献・資料を読むと同時に、現場に出かけたり、人に会って話を聴いたりする「実践」を大切にします。とりわけ、「哲学プラクティス」という授業でその技法を学びます。さらに、自分の思考を鍛えるべく、西洋哲学だけではなく、日本や中国も視野に入れ、また心理学や社会学の成果を取り入れながら、さまざまな思索のかたちを「多角的に」学んでいきます。  


定員 

入学定員45名

一般入試

一般選抜入試22名

全学部統一入試9名

大学入試センター試験利用入試(前期日程3科目)4名

大学入試センター試験利用入試(前期日程5科目)2名


特別入試

自己推薦特別入試2名


推薦入試

付属高校からの推薦入試若干名



設置時期 2018年4月


取得学位 学士(文学)


資格取得 中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民)、学芸員、社会教育主事、司書課程、司書教諭課程


カリキュラムの特長

◇現代の問題に取り組む

過去の蓄積を踏まえながら、現代に生きる自分が感じる個人的・社会的な問題を考える。

◇実践的に取り組む

文献・資料を読むと同時に、現場に出かけたり、人に会って話を聴いたりする「実践」を大切にする。そのためアクティブ・ラーニングの手法をとる。

◇多角的に取り組む

西洋哲学だけでなく、日本や中国の哲学も広く視野に入れて学ぶ。

 

その他13専攻同様、各学年に必ず演習形式の科目を配置し、教員と学生との双方向的なやりとりを通じて、主体的な学習を促す。


1年/基礎演習⇒2年/哲学演習(2年)⇒3年/哲学演習(3年)⇒4年/卒業論文

         段階的にレベルを上げて、時代に対応した思考力と表現力を養う。



哲学専攻の代表的な授業

◇哲学プラクティス1

人生の意味とは、自由とは、平等とは?哲学的な問いが立ち上がる現場は、家庭に、学校に、路上に、この社会にリアルに存在しています。この授業では、グループで自ら問いを立て、答えの手がかりを教室の外に発見しに行き、関連資料を読み、対話を重ねて、最終的にグループでの発表にまとめます。それによって、根本的な問いに共同で立ち向かうための実践的スキルを養います。

 

◇哲学交流論

「Philosophy」ということばはギリシア生まれであっても、哲学的思索は世界中で行われ、各地の思索は、互いに影響を与えあってきました。例えば、中国に布教に来た宣教師がもたらした神の概念は中国の天の概念の再検討を促し、宣教師がヨーロッパに送った中国の情報によって啓蒙主義が発展します。この授業では、さまざまな交流によって新しく豊かな思考が育っていく様子を具体的に紹介します。

 

目指す将来イメージ

多くは、一般企業に就職すると予想されます。論理的な表現能力を重視することから、報道界や出版界、さらに物事を多角的に考える行政、教育現場での仕事も予想されます。









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