世界の低所得者層の生活を豊かにする金融サービスを創造 イオンフィナンシャルサービスとグローバルモビリティサービス、 画期的なオートローン創造の協業で合意
第一弾としてフィリピンでの協業を7月よりスタート
イオンフィナンシャルサービス株式会社(代表取締役社長:河原健次、以下 イオンフィナンシャルサービス)と、Global Mobility Service株式会社(代表取締役 社長執行役員/CEO:中島徳至、以下 GMS)は、世界の人々の生活水準を向上させる金融サービスの創造に向け協業の検討をすることに合意しましたので、お知らせいたします。
1. 協業の背景
世界には11億台を超える自動車が走行する中、オートローンを活用して自動車を購入したくとも、ローン申込み時の審査に通過することができず自動車を入手することができないという人々が20億人にも上ります。それら人々の中には、自動車があれば生活の利便性が大きく向上するという方々や、タクシーや物流を始めとする仕事に就業できるという方々など、自動車の入手により生活の質の向上が見込まれる方々が数多く存在します。
しかし、とりわけ新興国においては銀行口座を保有していない人口が過半数を占めることや、信用情報機関が発達していないこと等の様々な理由により、実際にはローン返済能力があるにも関わらず、金融機関による与信審査に通過せず、ローンを活用することができない方々が大変多いのが実態です。それら人々は、「自動車さえ入手できれば、やり甲斐を持っていきいきと仕事をすることができ、その結果所得の向上が見込める」など、ローン活用の機会を得ることで活躍のきっかけを獲得できるという方々ばかりです。
2. 協業の概要
イオンフィナンシャルサービスとGMSは、この度の提携により、上記の社会的課題を解決し「頑張る人が正当に評価される社会」を創出すべく、低所得者層が金融機会を手にするためのサービスを提供してまいります。
まず、GMSが提供するIoTデバイス“MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)”とIoTプラットフォームシステムを活用し、遠隔で車両のエンジン起動を制御することを可能にすることで、これまで 収入が少なく、信用不足で審査承認対象外となっていた方々に対してオートローンの提供を可能にします。
協業の第一弾として、成長著しいASEANの一国であるフィリピン国においてイオンフィナンシャルサービスの子会社であるAEON CREDIT SERVICE (PHILIPPINES) INC.(本社:フィリピン国パッシグ市、代表取締役社長:荒木孝之)と、GMSの子会社であるGlobal Mobility Service, Philippines Inc.(本社:フィリピン国マカティ市、President/CEO:中島徳至)による、トライシクル(三輪タクシー)向けのオートローンにおける取り組みを2017年7月より開始いたしました。
日本の金融機関による、GMSのIoTデバイスを活用したフィリピンにおける三輪タクシー向けオートローンの提供は、初めての取り組みとなります。
フィリピンは人口1億人のうち2,650万人が貧困層と言われ、それら人々の生活の足として利用されているのが、同国内で350万台もの数が走行しているトライシクルです。しかし、これまでトライシクルのドライバー就業希望の方々はローン活用の機会を得ることができず、既存のドライバーも老朽化した古い車両を使用し続ける中、排気ガスや騒音は同国において社会問題となっています。この度の協業を通じて、低排出ガスの新型車両導入が進むことで、就業機会の創出及び大気環境改善を実現することは社会的意義が大きく、イオンフィナンシャルサービスとGMSのサービスを活用する人々が仕事を頑張ることで低所得者層から中間層へとシフトするためのきっかけを手にし、質の高い生活を送ることができるようになると考えています。
これはイオンフィナンシャルサービスの経営理念である「金融サービスを通じ、お客さまの未来と信用を活かす生活応援企業」につながるサービスであり、GMSの経営理念である「モビリティサービスの提供を通じ、多くの人々を幸せにする」というビジョンと合致する取り組みであると考えております。
今後の展望としては、このGMSのIoT技術を活用したオートローンは、三輪だけでなく、二輪、四輪への応用が可能であり、イオンフィナンシャルサービスの展開国であるインドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジアなどのASEANを始めとする世界各国で順次、各国ニーズに対応する取り組みを行っていく予定です。
協業の拡大に際しては、この度の新たなオートローンを活用して車両販売台数の増加を見込む車両メーカーや販売店、並びに関連サービスを提供するパートナー企業など、提携パートナー各社と共に協業を推進していきます。
イオンフィナンシャルサービスは、これからも、お客さまの幅広い金融ニーズにお応えするべく、安全・安心、便利でお得なサービスの充実に努めてまいります。
GMSは、提携ファイナンスパートナー各社と共に、世界中で新たな金融のあり方を創造してまいります。
これからの両社の取り組みに、どうぞご期待ください。
1. 協業の背景
世界には11億台を超える自動車が走行する中、オートローンを活用して自動車を購入したくとも、ローン申込み時の審査に通過することができず自動車を入手することができないという人々が20億人にも上ります。それら人々の中には、自動車があれば生活の利便性が大きく向上するという方々や、タクシーや物流を始めとする仕事に就業できるという方々など、自動車の入手により生活の質の向上が見込まれる方々が数多く存在します。
しかし、とりわけ新興国においては銀行口座を保有していない人口が過半数を占めることや、信用情報機関が発達していないこと等の様々な理由により、実際にはローン返済能力があるにも関わらず、金融機関による与信審査に通過せず、ローンを活用することができない方々が大変多いのが実態です。それら人々は、「自動車さえ入手できれば、やり甲斐を持っていきいきと仕事をすることができ、その結果所得の向上が見込める」など、ローン活用の機会を得ることで活躍のきっかけを獲得できるという方々ばかりです。
2. 協業の概要
イオンフィナンシャルサービスとGMSは、この度の提携により、上記の社会的課題を解決し「頑張る人が正当に評価される社会」を創出すべく、低所得者層が金融機会を手にするためのサービスを提供してまいります。
まず、GMSが提供するIoTデバイス“MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)”とIoTプラットフォームシステムを活用し、遠隔で車両のエンジン起動を制御することを可能にすることで、これまで 収入が少なく、信用不足で審査承認対象外となっていた方々に対してオートローンの提供を可能にします。
協業の第一弾として、成長著しいASEANの一国であるフィリピン国においてイオンフィナンシャルサービスの子会社であるAEON CREDIT SERVICE (PHILIPPINES) INC.(本社:フィリピン国パッシグ市、代表取締役社長:荒木孝之)と、GMSの子会社であるGlobal Mobility Service, Philippines Inc.(本社:フィリピン国マカティ市、President/CEO:中島徳至)による、トライシクル(三輪タクシー)向けのオートローンにおける取り組みを2017年7月より開始いたしました。
日本の金融機関による、GMSのIoTデバイスを活用したフィリピンにおける三輪タクシー向けオートローンの提供は、初めての取り組みとなります。
フィリピンは人口1億人のうち2,650万人が貧困層と言われ、それら人々の生活の足として利用されているのが、同国内で350万台もの数が走行しているトライシクルです。しかし、これまでトライシクルのドライバー就業希望の方々はローン活用の機会を得ることができず、既存のドライバーも老朽化した古い車両を使用し続ける中、排気ガスや騒音は同国において社会問題となっています。この度の協業を通じて、低排出ガスの新型車両導入が進むことで、就業機会の創出及び大気環境改善を実現することは社会的意義が大きく、イオンフィナンシャルサービスとGMSのサービスを活用する人々が仕事を頑張ることで低所得者層から中間層へとシフトするためのきっかけを手にし、質の高い生活を送ることができるようになると考えています。
これはイオンフィナンシャルサービスの経営理念である「金融サービスを通じ、お客さまの未来と信用を活かす生活応援企業」につながるサービスであり、GMSの経営理念である「モビリティサービスの提供を通じ、多くの人々を幸せにする」というビジョンと合致する取り組みであると考えております。
今後の展望としては、このGMSのIoT技術を活用したオートローンは、三輪だけでなく、二輪、四輪への応用が可能であり、イオンフィナンシャルサービスの展開国であるインドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジアなどのASEANを始めとする世界各国で順次、各国ニーズに対応する取り組みを行っていく予定です。
協業の拡大に際しては、この度の新たなオートローンを活用して車両販売台数の増加を見込む車両メーカーや販売店、並びに関連サービスを提供するパートナー企業など、提携パートナー各社と共に協業を推進していきます。
イオンフィナンシャルサービスは、これからも、お客さまの幅広い金融ニーズにお応えするべく、安全・安心、便利でお得なサービスの充実に努めてまいります。
GMSは、提携ファイナンスパートナー各社と共に、世界中で新たな金融のあり方を創造してまいります。
これからの両社の取り組みに、どうぞご期待ください。
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