養命酒製造株式会社調べ ビジネスウーマンの6割強が過緊張 過緊張のビジネスウーマンは夏の暑さに要注意! 4人に3人が「夏バテ」に
~~ビジネスウーマンのカキンチョウ疲労と恋愛に関する調査2017~~
2017.08.07 15:45
養命酒製造株式会社は、「ビジネスウーマンのカキンチョウ疲労と恋愛」というテーマで、インターネット調査を2017年6月30日~7月4日の5日間で行い、全国の20歳~39歳の未婚のビジネスウーマン1,000名の有効回答を回収しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
心身が過剰に緊張し、ゆるめたくても、なかなか自分でゆるめられない状態を過緊張(カキンチョウ)といいます。毎日忙しく働くビジネスウーマンの中には、過緊張による疲労の蓄積に悩んだり、疲れのせいで恋愛する気が起こらなかったり、疲れが原因で恋人とぶつかったりといった経験をしている人も多いのではないでしょうか。そこで、養命酒製造株式会社では、ビジネスウーマンの過緊張に着目し、過緊張疲労の実態や、疲れが恋愛に及ぼす影響について探りました。
==アンケート総括==
【ビジネスウーマンの疲れの実態】
◆ビジネスウーマンの6割強が「気が休まらない」過緊張状態
◆「疲れている」ビジネスウーマンは8割半、過緊張の人では9割半
全国の20歳~39歳の未婚のビジネスウーマン1,000名(全回答者)に、現在の“疲れ”の状態について聞きました。
まず、全回答者(1,000名)に、【リラックスしようとしてもできない(気が休まらない)】にどの程度あてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」が20.2%、「ややあてはまる」が42.9%となり、合計した『あてはまる(計)』は63.1%となりました。気が休まらず、リラックスしようとしても思うようにリラックスできない“過緊張”の状態にあるビジネスウーマンは、6割強いるようです。
この“過緊張”の状態にある割合は、「最近、仕事がうまくいかない(トラブルがある)」と回答した人(仕事が順調でない人)で68.6%と、順調な人(57.9%)に比べて高くなりました。仕事がうまくいかないストレスで、自らを緊張状態に追い込んでしまっているビジネスウーマンが多いのではないでしょうか。
次に、【疲れを感じている】にどの程度あてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」が36.9%、「ややあてはまる」が46.8%となり、『あてはまる(計)』は83.7%となりました。8割半の人が、疲労を感じているようです。
また、過緊張の状態にある人の9割半(95.9%)は疲れを感じていることがわかりました。過緊張の人のほとんどが疲労感を覚えているようです。
◆ビジネスウーマンの疲れの原因 トップ3「職場の人間関係」「仕事内容」「夏の暑さ」
◆「仕事」や「金銭不安」のストレスが過緊張の呼び水に
「睡眠」や「生活のメリハリ」が不足している人も過緊張に要注意
続いて、全回答者(1,000名)に、自分自身では、どのようなことが疲れの原因になっていると思うか聞いたところ、「仕事の人間関係」が50.2%で最も多く、「仕事の内容」が44.5%、「気温・湿度(じめじめした暑さなど)」が35.2%、「仕事の量(労働時間・残業など)」が30.8%で続きました。上位には、仕事に関連することがらが多く挙がりました。やはり、仕事が疲れの主な原因となっているようです。また、じめじめした夏の暑さが疲れのもとになっている人も多いようです。以下、「金銭事情・金銭的不安(収入や家計)」(27.3%)や「運動不足」(24.5%)、「睡眠不足・睡眠障害」(20.7%)が2割台で続きました。
過緊張の状態別にみると、過緊張の人はそうでない人よりも「仕事の人間関係」(過緊張である58.8%、過緊張でない35.5%、以下同順)が20ポイント以上高く、「仕事の内容」(50.6%、34.1%)や「金銭事情・金銭的不安(収入や家計)」(32.5%、18.4%)では15ポイント前後高くなりました。仕事の人間関係や仕事の内容のほか、金銭的な不安が過緊張の呼び水となり、疲れに繋がってしまっている人が多いのではないでしょうか。そのほか、「睡眠不足・睡眠障害」(25.5%、12.5%)」や「生活のメリハリ不足」(17.3%、7.9%)などでも、過緊張の人はそうでない人よりも割合が高くなりました。過緊張の状態にある人は、睡眠を満足にとれていないことや生活のメリハリ不足が疲れの原因になっている人が多いようです。
◆過緊張がプライベートや仕事にも悪影響?
過緊張の人は「だらだら休日を過ごす」が1.5倍、「仕事でミスをする」が2.1倍に
さらに、全回答者(1,000名)に、最近の生活で経験した出来事について、【やりたいことや予定があったのに、だらだらして休日を過ごす】ことがどのくらいあるか聞いたところ、『ある(計)』(「よく」と「ときどき」の合計、以下同様)の割合は過緊張の人は82.1%で、過緊張でない人(53.2%)の1.5倍となりました。また、【思考力や集中力が欠け、作業の質や量が低下する(ささいなミスをするなど)】ことが『ある(計)』の割合は、過緊張の人は76.7%で、過緊張でない人(37.2%)の2.1倍となりました。過緊張の状態にあると、休日を無駄に過ごしたり、仕事でミスをしたりするなど、プライベートや仕事面での悪影響があらわれてしまう人が多いようです。過緊張の状態にあると、プライベートや仕事がうまくいかなくなってしまい、そのことがストレスとなり、それがまた過緊張の状態へと繋がるといった悪循環に陥ってしまいやすいのではないでしょうか。
◆疲れは女性の大敵?ビジネスウーマンが感じている疲れの症状 トップは「肌荒れ」
◆過緊張のビジネスウーマンほど「疲れやすい体質」に
過緊張の状態にあることで、プライベートや仕事面以外に、健康面にも影響があらわれてしまうことはあるのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、疲れがたまったときに自覚症状としてあらわれやすい不調を提示し、日頃、感じている不調を聞いたところ、「疲れが肌に出る」(50.9%)や「疲れやすい体質になった(すぐに疲れる)」(49.8%)が5割前後、「体力が衰えた(ちょっとした運動でへとへとになる)」(44.0%)が4割半、「肩こりがひどい」(35.4%)が3割半、「何となくだるく、気力がわかない」(32.9%)や「イライラする」(31.8%)が3割台前半で続きました。肌荒れや疲れやすさ、肩こりといった不調に悩まされているビジネスウーマンが多いようです。
また、過緊張の状態別にみると、過緊張の人が感じている自覚症状の個数は平均5.5個と、過緊張でない人(2.7個)と比べて多くなりました。また、過緊張の人はそうでない人より、「疲れやすい体質になった(すぐに疲れる)」(過緊張である60.9%、過緊張でない30.9%、以下同順)や「イライラする」(42.2%、14.1%)、「落ち込む・ゆううつな気分になる」(37.7%、11.1%)などの不調を感じている割合が高くなっています。なかなか気が休まらない過緊張の状態にあると、精神的に不安的になってしまうほか、肉体的にも疲れやすさを感じやすくなってしまうのではないでしょうか。
◆ビジネスウーマンの7割半が「疲れがとれない」慢性疲労状態、
過緊張の人は9割強が慢性疲労
◆過緊張が体調不良にも繋がる?過緊張状態だと「体調をくずした」が2.0倍に
全回答者(1,000名)に、現在の“疲れ”の状態について、【一晩寝ても疲れがとれない(休んだ気がしない)】にどの程度あてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」が28.9%、「ややあてはまる」が46.1%となり、合計した『あてはまる(計)』は75.0%となりました。7割半の人が、一晩寝ても疲れがとれず休んでも休んだ気がしない“慢性疲労※”の状態にあることがわかりました。
また、過緊張の状態にある人の9割強(92.9%)は、この“慢性疲労”の状態にあることがわかりました。気が休まらない過緊張の状態にあると、疲れやすい体質になってしまい、それが、休んでも疲れがとれない“慢性疲労”へと繋がってしまうようです。
※…慢性疲労と慢性疲労症候群(CFS)とは別のもの。慢性疲労症候群は病気であり、日常生活に支障をきたすほどの疲労感が半年以上
続きます。休息しても過剰に疲労感を感じ、体を動かすことも出来ない身体疾患で、適切な治療が必要です。
次に、全回答者(1,000名)に、【体調をくずす(風邪をひくなど)】ことがどのくらいあるか聞いたところ、『ある(計)』(「よく」と「ときどき」の合計)の割合は49.0%となりました。また、過緊張の人は『ある(計)』が60.3%で、過緊張でない人(29.9%)の2.0倍、慢性疲労の人は57.6%で、慢性疲労でない人(23.2%)の2.5倍となりました。過緊張が慢性疲労の呼び水となって、日々の疲れをためこんだことで免疫力が下がり、病気を引き起こしやすくなってしまった人もいるようです。
◆過緊張のビジネスウーマンは夏の暑さに要注意!4人に3人が「夏バテ」に
さらに、【最近、暑さに参ってきた/夏バテだと感じる】にどの程度あてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」が22.0%、「ややあてはまる」が42.1%となり、合計した『あてはまる(計)』は64.1%となりました。また、過緊張の人は『あてはまる(計)』が75.0%で、過緊張でない人(45.5%)の1.6倍、慢性疲労の人は73.2%で、慢性疲労でない人(36.8%)の2.0倍となりました。過緊張や慢性疲労の状態の人ほど、暑さに参りやすい傾向もあるようです。
【疲れが及ぼす恋愛への影響】
◆ビジネスウーマンの2割強は恋愛に後ろ向き、恋人がいる人も2割弱は関係がギクシャク
◆ビジネスウーマンが疲れのせいでしてしまったこと
慢性疲労の人は「家族や恋人と衝突」が2.0倍に、「恋愛の気持ちがさめる」は2.6倍、「ダイエットに失敗する」は1.5倍発生
◆疲れが原因でしてしまったデートの失敗
慢性疲労状態だと「デートを楽しめなかった」は2.8倍、「相手の機嫌を損ねた」は3.2倍に
慢性疲労の人はデート中の失態に要注意!4人に1人が「疲れのせいでデート中に居眠り」
では、仕事で疲れをためてしまったことで、日々の生活でうまくいかないことや恋愛で失敗することはどのくらいあるのでしょうか。
まず、疲れと恋愛の関係を探る前段として、全回答者(1,000名)に、恋愛の状況を聞いたところ、「恋人がいる」が34.8%、「恋人はいないが、気になる人がいる」が9.8%、「気になる人はいないが、恋愛したい」が33.3%、「恋愛したいと思っていない」が22.1%となりました。
また、恋人が「いる」と回答した人(348名)に、恋人との関係を聞いたところ、「関係は良好である」は82.2%、「うまくいっていない」は17.8%となりました。恋人がいても、相手と良い関係を築けていないと感じている人は2割弱いるようです。
続いて、全回答者(1,000名)に、最近、【ささいなことでイライラし、家族や恋人と衝突する】ことがどのくらいあるか聞いたところ、『ある(計)』(「よく」と「ときどき」の合計、以下同様)の割合が慢性疲労の人は58.2%で、慢性疲労でない人(29.6%)の2.0倍になりました。また、【疲れのせいで恋愛する気が起きなくなったり、気持ちがさめたりしてしまった】では、慢性疲労の人は59.2%で、慢性疲労でない人(23.2%)の2.6倍となりました。疲れが原因で衝突してしまったり、恋愛の気持ちがさめてしまったりしているようです。そのほか、【ダイエットに失敗する(太る・ダイエットが続かないなど)】では、慢性疲労の人は60.0%で、慢性疲労でない人(40.4%)の1.5倍となりました。疲れがたまっていると、ダイエットに失敗しやすくなるようです。ダイエットの失敗が増えると、自信の喪失へ繋がり、そのために恋愛を避けるようになってしまうことがあるかもしれません。
次に、デートに関することがらについて、【疲れのせいでデートが楽しめなかった】ことがどのくらいあるか聞いたところ、慢性疲労の人は48.5%となり、慢性疲労でない人(17.6%)の2.8倍になりました。また、【仕事の愚痴や「疲れた」と言いすぎて、デート相手/恋人を不機嫌にさせた】では、慢性疲労の人は27.8%で、慢性疲労でない人(8.8%)の3.2倍、【疲れのせいでデートの約束に遅刻したり、直前でキャンセルしたりした】では、慢性疲労の人は34.2%で、慢性疲労でない人(9.2%)の3.7倍となりました。疲れがたまっていると、楽しいはずのデートを楽しむことができなかったり、デート相手の機嫌を損ねてしまったりといった失敗をしてしまいやすいようです。そのほか、【疲れのせいでデート中に居眠りしてしまった】では、慢性疲労の人は24.4%で、慢性疲労でない人(13.2%)の1.8倍となりました。慢性疲労の状態にあると、疲れが抜けないために、デート中にもかかわらず気づいたら居眠りをしてしまいやすいようで、4人に1人が経験していることがわかりました。
◆疲れていてもしたいリフレッシュデート 1位は「お家デート」
「水族館デート」や「映画館デート」、「スパデート」も上位に
◆疲れているときはちょっと……さすがに遠慮したいと思うデートは?
1位「遊園地デート」2位「アウトドアデート」3位「スポーツデート」
疲れていても、デートをすることで気持ちが切りかわり、生活にハリが出るという人もいるのではないでしょうか。
そこで、全回答者(1,000名)に、仕事で疲れているときに(ときでも)したいと思うリフレッシュデートについて聞いたところ、「お家(自宅)デート」が43.4%で最も多く、「水族館デート」が37.6%、「映画館デート」が31.6%、「スパ(お風呂施設)デート」が25.6%で続きました。仕事で疲れているときは、家でゆっくりしたり、水族館や映画館でのんびりしたり、スパに行ってリフレッシュしたいという人が多いようです。
一方で、仕事で疲れているときにしたくないと思うデートについても聞いたところ、「テーマパーク(遊園地)デート」が39.6%、「アウトドア(海・山・川)デート」が39.1%、「スポーツデート(ゴルフ・サイクリングなど)」が35.8%となりました。テーマパークではしゃぐデートや、アクティブに体を動かすようなデートは、仕事で疲れているときには好まれない傾向にあるようです。以下、「スポーツ観戦デート」(29.3%)、「動物園デート」(28.4%)、「お祭り・イベントデート(花火大会など)」(28.3%)、「ライブ/コンサートデート」(26.3%)が2割台後半で続きました。
◆これで疲労回復も早まる!疲れているときに恋人からかけてもらいたいセリフ
1位「ゆっくり休んで」2位「美味しいもの食べに行こう」3位「いつも頑張ってるね」
仕事で疲れているときに恋人からどのような言葉をかけてもらえると元気が出るのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、仕事で疲れているとき、恋人にかけてもらいたいセリフは何か聞いたところ、1位は「ゆっくり休んで/ゆっくりしていて」(45.9%)、2位は「美味しいもの食べに行こう」(38.9%)、3位は「いつも頑張ってるね/頑張ってるの知ってるよ」(30.3%)となりました。一方、提示したセリフの中で支持が得られなかったものは、割合の低い順に、「もっとこうしたらうまくいくよ」(1.9%)、「何とかなるよ」(3.2%)、「頑張れ」(4.2%)となっています。仕事で疲れているときには、具体的な改善策の提示や応援・励ましの言葉よりも、疲れをいたわってくれるセリフや頑張りを認めてくれるセリフのほうで、元気が出るという人が多いようです。以下、4位は「いつでも頼って/俺がついてるよ」(28.0%)、5位は「本当にお疲れさま」(23.9%)となったほか、10位には「好き/愛している」(14.6%)がランクインしました。
【活力をくれる芸能人ランキング】
◆その微笑みを見ればたまった疲れも吹き飛ぶ!笑顔を見ると元気がもらえる芸能人
1位「福士蒼汰さん」2位「高橋一生さん」3位「ディーン・フジオカさん」
20代回答の1位は「新垣結衣さん」と「岡田将生さん」、3位「石原さとみさん」
◆優しい囁き声で疲れを癒して欲しい芸能人 20代30代ともに1位は「斎藤工さん」
最後に、疲れていても笑顔を見たら元気をもらえると感じる芸能人、囁き声で癒して欲しいと感じる芸能人をそれぞれ自由回答形式で聞きました。
まず、全回答者(1,000名)に、「この人の笑顔を見ると元気がもらえる」と感じる芸能人を聞いたところ、1位は「福士蒼汰さん」、2位は「高橋一生さん」、3位は「ディーン・フジオカさん」となり、いずれも爽やかな役から大人の表情を見せる役まで幅広く演技をこなす俳優が上位3位に挙げられました。彼らが出演しているドラマを見て、笑顔に元気をもらっているビジネスウーマンも少なくないのではないでしょうか。
年代別にみると、20代の回答では、1位は同数で「新垣結衣さん」と「岡田将生さん」、3位は「石原さとみさん」となり、トップ3に女性芸能人がランクインしました。20代のビジネスウーマンは、同性の笑顔からも励まされているようです。
また、「この人の優しい囁き声で疲れを癒して欲しい」と感じる芸能人を聞いたところ、「斎藤工さん」が1位となりました。クールな役も無邪気な役も多彩に演じる役者として活躍している斎藤工さんの低音ボイスで癒されたい人が多いようです。次いで、2位には「ディーン・フジオカさん」、3位は「高橋一生さん」、4位は同数で「福士蒼汰さん」と「竹野内豊さん」になりました。トップ5には、「この人の笑顔を見ると元気がもらえる」と感じる芸能人のトップ3となった俳優がランクインしています。彼らの笑顔だけでなく声にも癒されたいというビジネスウーマンがいることがわかりました。
年代別にみても顔ぶれは同じとなり、20代と30代ともに1位は「斎藤工さん」となりました。ビジネスウーマンには、斎藤工さんの声が支持されているようです。
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