20~26歳平成男子のオフラインコミュニティ、無料見学会スタート
ー U26コミュニティ無料見学会のご案内 ー
2017.08.17 16:00
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:松田 武久、以下R&D)は、20~26歳男性の普段の会話から若者の意識や価値観に触れられる「U26 平成男子コミュニティ」(以下 U26コミュニティ)を定期的に無料で公開することになりました。
背景・目的
近年、「若者の○○離れ」という言葉は定番化し、モノが売れないのは若者が消費をしていないからとレッテルを貼ってしまっている状況です。R&Dではその状況を解明するため、2014年から「U26コミュニティ」(図 1)を構築し、20~26歳独身男性 14名(以下U26)とオフライン/オンラインのコミュニティで定期的にコミュニケーションをとっております。
実態がつかみにくいとされるU26世代の男性ですが、「U26コミュニティ」の運営から2年以上が経過し、彼らのホンネを聞き出せる関係性が構築できてまいりました。そのため、企業の皆様がU26世代の彼らに向き合う機会として、2017年8月より定期的にオフラインコミュニティを無料で公開することに致しました。
U26コミュニティの特徴
・“女子”ではなく、あえて“男子”に着目
いつの時代も女性は比較的消費意欲が高く、女性を理解しようとする企業は多いですが、男性に注目する企業は少ないです。しかし、分かりづらいと言われる男性のホンネの中にこそ、現代の若者の行動を理解する鍵があるとR&Dでは考えます。かつてのような男女間の垣根はなくなりつつある今、男性をエクストリーマーとして対話の対象としました。
・日常の生活を再現
通常のグループインタビューと違い、コミュニティメンバーの会話から展開するフリートークを重視しています。オフラインコミュニティに加え、スマートフォンのアプリを介して日常的にコミュニケーションを展開しています。
・生活者同士の信頼関係を構築
調査会社と対象者といった従来の調査手法とは一線を画し生活者同士の対話を重視しています。運営から2年以上経過したコミュニティだからこそ、彼らのホンネを聞き出せる関係性を構築しています。
U26 コミュニティ運営からの発見
・「若者の○○離れ」の要因
U26コミュニティを運営して見えてきたのは、若者と大人との間にあるコミュニケーションギャップでした。
“若者が消費しない”というイメージは、大人が考える“ある程度の年齢になれば持っているはずのモノ”を買っていないことで生まれています。つまり、大人の期待通りのモノを持たない、買わないことが“○○離れ”の要因として強く反映されています。
・新しい消費行動「シミュレーション消費」
SNSを通して、かつてないほどのリアルな情報が大量に流通しています。スマートフォンによる情報接触が大きな影響を与え、モノでも場所でも、多くの選択肢の中から何かを選んでいる時点で、若者であっても情報の波に疲れている状況です。
「本当に必要なのか」と自問自答した結果、「(買わなくても、行かなくても、味わわなくても)まあいいか」となってしまうということが往々にして起こっています。たくさんのリアリティある情報に触れ、バーチャルでモノを体験して、「シミュレーション(疑似)消費」しているうちに、最終的には欲しくなくなってしまう。
このような新しい消費行動を「シミュレーション消費」と名付けました。これが若者を理解するキーワードです。「シミュレーション消費」を理解すれば、現代の若者とどうコミュニケーションを図ればいいか、糸口がつかめるはずです。
詳細は弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/solution/204/ をご覧ください。
開催日程、お申込み方法なども記載しております。
今後もR&Dでは、お客さまのマーケティング課題の解決をサポートできるよう、価値ある情報、機会を提供してまいります。
(図 1)オフラインコミュニティの様子
会社概要
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション/経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
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