大阪商工信用金庫、本社移転のお知らせ 建築家 安藤 忠雄氏設計のもと生きた建築ミュージアムに
2017.09.15 18:00
大阪商工信用金庫(本店:大阪市中央区本町2丁目2番8号、理事長:多賀 隆一)は、2017年9月19日(火)に本店を松屋町から本町へ移転することを記念して、オープニングセレモニーを同日に執りおこないます。
本店写真
建築計画を固めてから5年、さらなる大阪活性化を進め金融機関としての役割を一層充実させるために本店の建設を決定し、2016年1月より建築工事を進めてまいりました。この本店新築を契機に、大阪の地域・経済発展ために努力してまいります。
この場所には元々、東洋紡ビルがあったことから繊維産業の象徴の「糸車の幻想」という今井 兼次氏の大きなレリーフがそのビルに設置されておりました。今井氏の代表作品であったことから、今回、世界的な建築家:安藤 忠雄氏に設計いただき、そのレリーフを大阪の歴史文化財として保存し後世に残すことになりました。それはまさに生きた「建築ミュージアム」として自負しております。
また、1階部分である本店営業部についてはさらに機能を充実させ、お客様がより良く・より便利に・より快適にご利用いただける空間を提供いたします。
■本社移転の背景と主な機能
1.生きた建築ミュージアム
元々、東洋紡ビルだったことから繊維産業の象徴「糸車の幻想」という今井 兼次氏の大きなレリーフが設置されていました。この度当地に当金庫本店ビルを建築するにあたり、新本店は大阪経済の中心・船場の繁栄を物語る戦後ビルの代表例となる建築を受け継ぎ、旧ビルが建てられた時代の輝きと、まちの歴史を踏まえた建替え計画を進行中と評価されました。それにより、平成25年10月に大阪市より「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」として選定されております。
2.建築家 安藤 忠雄
ビルの場所の選定から建築に至るまで終始一貫し、世界的な建築家 安藤 忠雄氏のプロデュースです。大阪の街を元気にしたい、という当金庫の想いと、安藤氏の想いが合致し、今回の建設に至りました。
■本店概要
建設名称 :大阪商工信用金庫新本店ビル
建築場所 :大阪市中央区本町2丁目2番8号
建築工期 :2015年12月着工、2017年6月竣工
稼動予定 :2017年9月19日
建築構造 :鉄筋コンクリート構造、地下1階地上12階
延べ床面積:9,666.99平方メートル
■金庫概要(2017年3月末現在)
商号 : 大阪商工信用金庫
代表者 : 理事長 多賀 隆一
所在地 : 大阪市中央区本町2丁目2番8号
店舗数 : 大阪市内12カ店/大阪府下7カ店
創業 : 1929年5月
改組 : 1951年10月
出資金 : 19億87百万円
自己資本額: 294億72百万円
預金高 : 5,111億円
貸出金 : 3,503億円
役職員数 : 397名
業務内容 : 預金業務、融資業務、為替業務、
代理貸付業務などの信用金庫法に基づく代理業務