岡山の地元調剤薬局が、早期発見・予防に本腰で取り組む　チェーン全店の薬剤師が集結する初の大測定会を開催

10月15日(日)　岡山ターミナルスクエア　12階ホールにて

2017.09.28 10:45

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有限会社富永調剤薬局(本社：岡山県岡山市、代表取締役：富永民雄)は、平成29年10月15日(日)に、岡山ターミナルスクエア　12階ホールで、無料の健康測定会『富永薬局健康フェスタ』を開催します。この測定会には「富永薬局」「とみなが薬局」(岡山市・倉敷市・玉野市・早島町)の全店舗から薬剤師が参集し、一般の方を対象に各種健康測定とその結果に基づいた健康のアドバイスを実施。薬や健康に関する日頃の疑問やお悩みにもお応えします。

これまで薬局店舗単位で様々な測定会や健康教室を行ってきましたが、20店を超える全店の薬剤師が一堂に集まる大規模測定会は初めての取り組みです。

チラシ1

■開催概要

名称：富永薬局健康フェスタ

日時：平成29年10月15日(日)　14:15～16:30

会場：ターミナルスクエア　12階ホール(岡山県岡山市北区駅元町1−4)

入場：無料

対象：岡山市・倉敷市・玉野市・早島町にお住いの方

内容：肺年齢測定、血管機能測定、骨密度測定、フレイルチェック、

　　　もの忘れ診断、薬剤師による測定結果の評価と健康アドバイス、

　　　薬と健康のよろず相談

■「患者のための薬局ビジョン」と「富永薬局」

2025年(平成37年)には、いよいよ団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となります。高齢化が著しく進行している我が国では、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれており、増え続ける医療費を抑制するために、投薬の適正化、残薬管理、医療サービスの効率化、セルフメディケーションの推進、生活習慣病予防・介護予防などは喫緊の課題となっています。

平成27年10月に厚生労働省から『「患者のための薬局ビジョン」～「門前」から「かかりつけ」、そして「地域」へ～』が発表され、かかりつけ薬剤師・薬局の未来像が明らかにされるとともに、中長期的視野に立った「かかりつけ薬局」への再編の道筋が示されました。患者・住民が薬局で医薬品・薬物療法等に関して安心して相談できること、一人ひとりの患者が最適な薬物療法を受けられるよう薬剤師が一元的継続的な薬学的管理・指導を行うこと、地域包括ケアシステム構築の中で薬剤師・薬局が積極的な役割を担うことなど、我が国の薬局の理想像が見えてきました。

さらに、平成28年4月からは健康サポート薬局の制度もスタートし、薬局は、地域に根差す身近な医療機関として、地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に支援する(健康サポート)ことを期待されています。

有限会社富永調剤薬局では、従来からの保険薬局業務に加え、健康相談・介護相談とセルフメディケーション支援に力を入れています。また自社の介護事業部「アミューズ富永」と連携して、生活習慣病やフレイル、転倒・骨折などを予防し、快適な生活をサポートするとともに、社会保障費抑制への貢献を目指しています。なかでも特に「フレイル」(※)に注目した介護予防のための積極的な取組みを全店で展開しているところです。

そしてこのたび、富永薬局のどの店舗でも安心してご相談いただけるよう、薬剤師／店舗ごとのノウハウを共有し、健康サポートサービスの標準化を目指すため、全店舗から薬剤師が参集した『富永薬局健康フェスタ』を開催するに至りました。

※フレイルとは

フレイルとは、海外の老年医学の分野で使用されている「Frailty(フレイルティ)」(日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」)を指します。厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。

高齢者に発生しやすいフレイルは、適切に予防すれば日頃の生活にサポートが必要な要介護状態に進まずにすむ可能性があります。また、フレイルの状態に、家族や医療者が早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る可能性を減らせる可能性があります。高齢者が増えている現代社会において、フレイルに早く気付き、正しく介入(治療や予防)することが大切です。

■会社概要

商号　　：有限会社富永調剤薬局

代表者　：代表取締役　富永民雄

所在地　：〒702-8055　岡山県岡山市南区築港緑町1-15-26

設立　　： 1979年3月(1975年創業)

事業内容：医療用医薬品の保険調剤、医薬品・介護用品・衛生用品の販売、

　　　　　在宅患者訪問薬剤管理指導、居宅療養管理指導、

　　　　　お薬相談・健康相談・補聴器相談

　　　　　介護相談、ケアプラン作成、福祉用具のレンタル・販売、

　　　　　住宅改修、訪問看護、訪問介護、ショートステイ、

　　　　　デイサービス、グループホーム

　　　　　医院・クリニックの新規開業支援、薬局事業連携・支援、事業継承