ホンダアクセス調べ 11月1日は“犬の日” 結婚の相手に求め...

ホンダアクセス調べ  11月1日は“犬の日”  結婚の相手に求める条件は“犬好き”?  愛犬家・独身女性の8割弱が 「パートナーは愛犬家がいい」と回答

~愛犬とのお出かけ・ドライブに関する調査2017~

日本をキーステーションに、Honda車をさらに魅力的・快適・安全にする製品を提供する株式会社ホンダアクセス(所在地:埼玉県新座市、代表取締役 社長執行役員:松居 祥二)は、「愛犬とのお出かけ・ドライブに関する調査2017」を、インターネットリサーチにより2017年9月5日~9月7日の3日間において実施し、自家用車を保有していて犬を飼っている30歳~69歳のドライバー1,000名の有効サンプルを集計いたしました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)


≪愛犬の飼育状況・しつけについて≫

■愛犬のサイズは「小型犬」が7割弱 60代男性は「小型犬」好き、60代女性は「大型犬」好きが多い傾向

■愛犬は「室内飼育」が9割弱、大型犬でも6割半が「室内犬」


自家用車を保有していて犬を飼っている30歳~69歳のドライバー1,000名(全回答者)に、愛犬の飼育状況やしつけについての質問を行いました。

まず、全回答者(1,000名)に、飼育している愛犬のサイズを聞いたところ、「小型犬」が67.6%で最も多く、「中型犬」が27.2%、「大型犬」が5.2%となりました。

男女・世代別にみると、男女どちらも30代は「中型犬」(30代男性33.6%、30代女性31.2%)の割合がそのほかの世代よりも高く、男性では世代が上がるにつれて「小型犬」の割合が高く(30代男性64.0%→40代男性68.8%→50代男性70.4%→60代男性74.4%)なり、女性では「大型犬」の割合がやや高く(30代女性・40代女性ともに4.8%→50代女性8.0%→60代女性8.8%)なる、といった特徴がみられました。


次に、全回答者(1,000名)に、愛犬の主な飼育場所について、室内飼育か、屋外飼育か聞いたところ、「室内飼育」が88.3%、「屋外飼育」が11.7%となりました。

愛犬のサイズ別にみると、小型犬は「室内飼育」が97.9%、中型犬は68.8%、大型犬は65.4%となりました。


■あなたのわんこは「リーダーウォーク」できる?習得率は48%、大型犬では56%

■愛犬に用足しを促す「トイレコマンド」の習得率は37%


では、愛犬にはお出かけに役立つコマンド(愛犬に指示するときの号令)やしつけをどの程度、習得させているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、愛犬は「リーダーウォーク(リードをぐいぐい引っ張らず、飼い主の横について歩くこと)」ができるか聞いたところ、「できる」の割合(以下、習得率)が47.5%となりました。

愛犬のサイズ別にみると、「リーダーウォーク」の習得率は大型犬で55.8%となり、小型犬(46.4%)や中型犬(48.5%)よりも高くなりました。

次に、「待機コマンド(“待て”や“伏せ”などの掛け声で、待機すること)」ができるか聞いたところ、習得率は78.5%となりました。

愛犬のサイズ別にみると大型犬では「待機コマンド」の習得率は84.6%となり、こちらのコマンドも小型犬(78.3%)や中型犬(77.9%)よりも高くなりました。大型犬の飼い主は、お出かけ時に愛犬の行動を制御できるようにしつけている人が特に多いようです。

さらに、「トイレコマンド(“ワンツー”や“しーしー”などの掛け声で、用足しを促すこと)」ができるか聞いたところ、習得率は36.6%となりました。

飼育場所別にみると、室内犬は「トイレコマンド」の習得率が39.8%で、屋外犬(12.8%)よりも高くなりました。室内犬の飼い主には、お出かけ先やドライブ中に愛犬が粗相をしてしまわないように、用足しをしてもよい場所でトイレを促せるようにしつけている人が比較的多いようです。


≪愛犬とのお出かけ・ドライブについて≫

■愛犬とのお出かけ実態 「ほぼ毎日散歩に連れて行く」が6割半、「週1回以上」は8割半

■愛犬を飼っているドライバーの2人に1人は「毎月1回以上は愛犬とドライブ」


続いて、愛犬とのお出かけの実態についての質問を行いました。

全回答者(1,000名)に、どのくらいの頻度で愛犬を散歩に連れて行っているか聞いたところ、「ほぼ毎日」が65.1%で最多回答となり、「2~3日に1回」が10.3%、「4~5日に1回」が4.4%、「1週間に1回」が5.6%で、それらを合計した『週1以上』が85.4%となりました。

愛犬のサイズ別にみると、小型犬では「ほぼ毎日」が58.3%、中型犬は77.6%、大型犬は88.5%となりました。

また、愛犬の年齢別にみると、子犬(1.5歳未満)では「ほぼ毎日」が58.5%、成犬(1.5歳~9歳)では70.9%、老犬(10歳以上)では58.6%となりました。愛犬の体格や年齢、健康状態など、様々な要因によって愛犬に必要な運動量は異なってきますが、ほとんど毎日散歩に連れて行っている飼い主がどの層でも過半数となりました。愛犬の健康状態をしっかり観察しながら、愛犬と一緒の散歩を自身も楽しんでいる愛犬家が多いのではないでしょうか。


次に、どのくらいの頻度で愛犬をドライブ(クルマに乗せてお出かけ)に連れて行っているか聞いたところ、「1週間に1回」13.2%や「1ヶ月に1回」13.7%、「2~3ヶ月に1回」12.9%がほぼ同率で並び、累計で『週1以上』が27.3%、『月1以上』が49.1%となりました。愛犬を飼っているドライバーの4人に1人は週に1回以上、2人に1人は月に1回以上、愛犬をドライブに連れて行っているようです。

愛犬のサイズ別にみると、小型犬では『月1以上』が52.2%、中型犬では43.0%、大型犬では40.2%となりました。小型犬は必要な運動量が比較的少ないためか、散歩の頻度が中型犬や大型犬に比べてやや低くなっていましたが、その分、定期的にドライブに連れて行ってもらっているようです。


■要注意!愛犬家がこれまでに経験してしまったお出かけ時の失敗とは?

「子どもやほかのわんこに迷惑をかけた」「クルマに酔ってしまった」「お出かけ先の施設や車内で粗相」

■愛犬とのドライブでは「車内でのトイレ対策」「適切な固定・乗せ方」「内装へのひっかき傷対策」の実施を

 

では、愛犬とのお出かけに際し、飼い主はどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。愛犬家がこれまでに経験してしまった失敗を参考に、飼い主が気をつけたいことを探りました。

全回答者(1,000名)に、愛犬とのお出かけ・ドライブで、これまでにしてしまったことがある“お出かけ時の失敗”について聞いたところ、「吠えたり飛びついたりして、ほかの犬や子どもを驚かせてしまった」が22.8%で最も高くなりました。お出かけが楽しくて愛犬がはしゃいでしまったのか、ほかの犬や子どもに飛びついたり、吠えたりして驚かせてしまった失敗を経験している飼い主が少なくないようです。次いで、「クルマに酔ってしまった」が15.2%、「出先の施設や車内で粗相(おしっこ)をしてしまった」が14.1%、「クルマで走行中、急ブレーキや急ハンドルで座席から転落してしまった」が10.7%で続きました。愛犬がクルマ酔いや粗相をしてしまったり、安全運転や愛犬の固定を疎かにしたせいで、愛犬を危険な目にあわせてしまったりといった失敗を経験している人が比較的多くなりました。

愛犬連れドライブの頻度別にみると、週1以上愛犬をドライブに連れて行く人は、「出先の施設や車内で粗相をしてしまった」19.8%や、「クルマで走行中、急ブレーキや急ハンドルで座席から転落してしまった」18.7%、「クルマの内装に、ひっかき傷やかみ傷をつけてしまった」13.2%といった失敗を経験している割合が愛犬連れドライブの頻度が低い層よりも高くなりました。愛犬連れのドライブを楽しみたい人は、これらの失敗例を教訓に、対策を取るとよいかもしれません。


≪愛犬連れドライブの工夫について≫

■愛犬をクルマに乗せると嫌がる?喜ぶ?「喜ぶ派」は7割

■あなたのわんこもクルマ好きに?ドライブ好きなわんこの飼い主が気をつけたこと

「短時間で慣らしドライブ」「行き先は楽しい場所へ」「エンジン停止状態でトレーニング」

■「長距離ドライブでは1時間に1回以上は休憩する」ドライブが好きわんこの飼い主は6割弱が実施、ドライブが苦手なわんこの飼い主では5割に留まる


続いて、愛犬をクルマ好きにするためのドライブの工夫について質問を行いました。

まず、全回答者(1,000名)に、愛犬をクルマに乗せようとすると喜ぶか、嫌がるか聞いたところ、「喜ぶ」が32.5%、「どちらかといえば喜ぶ」が38.1%となり、それらを合計した『喜ぶ派』が70.6%となりました。また、「嫌がる」は9.9%、「どちらかといえば嫌がる」は19.5%で、それらを合計した『嫌がる派』が29.4%となっています。クルマに乗るのが好きなわんこが多数派なものの、苦手なわんこも少なくないようです。

飼育場所別にみると、屋外犬は『嫌がる(計)』の割合が48.8%と、室内犬(26.9%)と比べて高くなりました。普段、室内で過ごす機会が少ない屋外犬は、クルマに乗るのを苦手に感じやすい傾向にあるようです。


では、愛犬をドライブ好きなわんこにするためには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、愛犬をクルマやドライブに慣れさせるために行ったトレーニングや、トレーニング中の工夫について聞いたところ、「短時間のドライブから徐々に慣れさせた」が22.8%で最も高く、「いつも以上に安全運転を心がけた(急ハンドル・急ブレーキをしないなど)」が15.4%、「車内温度に気を配った(愛犬が快適に感じる温度にした)」が11.9%、「好きな場所・楽しい思いをする場所に頻繁に連れて行った」が11.0%で続きました。短時間のドライブから徐々に慣らすトレーニングのほか、安全運転や車内温度に気を配ったり、楽しい場所に連れて行ったりするなど、愛犬がクルマのお出かけを好きになるように工夫した、という意見が上位回答となりました。

愛犬がクルマのお出かけを喜ぶ派の回答に注目すると、喜ぶ派は「短時間のドライブから徐々に慣れさせた」27.8%や、「好きな場所・楽しい思いをする場所に頻繁に連れて行った」13.6%、「エンジンを止めた状態のクルマに乗せて慣れさせた」12.0%といった工夫を行っている割合が、嫌がる派(それぞれ10.9%、4.8%、4.1%)の2倍以上となりました。愛犬をクルマ好きにさせたい人はこれらの工夫を参考にしてみるとよいかもしれません。


続いて、全回答者(1,000名)に、愛犬を長距離ドライブに連れて行くとき、どのくらいの時間を目処に休憩をはさむか聞いたところ、「1時間に1回」が44.2%で最多回答となり、累計で『1時間に1回以上』が55.6%、『2時間に1回以上』が80.2%となりました。1時間に1回以上、少なくとも2時間に1回以上は休憩をはさんでいる飼い主が多いようです。

愛犬がクルマのお出かけを喜ぶ派と嫌がる派で比較すると、喜ぶ派は『1時間に1回以上』が58.4%、嫌がる派は49.0%となり、喜ぶ派のほうが頻繁に休憩をはさむように工夫していることがわかりました。愛犬がクルマ酔いをしてクルマ嫌いになってしまうことを防ぐためにも、1時間おきくらいに休憩を取り、クルマの外に出して運動や気分転換をさせるのがよいのではないでしょうか。


≪飼い主も愛犬も喜ぶクルマについて≫

■犬の抜け毛で掃除は大変?頻繁に愛犬連れドライブを楽しむ人の4割半は「週に1回以上車内清掃する」


愛犬家のドライバーは、クルマの車内清掃をどのくらい行っているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、どのくらいの頻度でクルマの車内清掃をするか聞いたところ、「1ヶ月に1回」20.0%と「2~3ヶ月に1回」19.0%がほぼ同率で並び、「半年に1回」14.4%と「1週間に1回」13.2%が続きました。累計で、『週1以上』が21.3%、『月1以上』が50.2%となっています。

愛犬連れドライブの頻度別にみると、週1以上愛犬をドライブに連れて行く人は、クルマの車内清掃が『週1以上』の割合が46.5%と、愛犬連れドライブの頻度が低い層より高くなりました。愛犬の抜け毛などの掃除のためか、愛犬をドライブに連れて行く頻度が高い人ほど、車内清掃を頻繁にしていることがわかりました。


■「クルマは犬にとって快適な空間にしたい」愛犬家ドライバーの7割

■クルマ選びも“犬目線”で?「愛犬のことも考えてクルマを選びたい」が4割半

■愛犬家ドライバーの夢 2人に1人が「安全なら、愛犬を助手席に乗せてドライブしたい」と回答


続いて、全回答者(1,000名)に、愛犬を乗せるクルマについての考えを聞きました。

まず、「愛犬にとって快適な車内空間にしたい」についてみると、『そう思う(計)』(「非常に」と「やや」の合計、以下同様)は69.5%となりました。クルマを運転するドライバー自身だけでなく、愛犬にとっても快適なクルマにしたいと考えている人が多いようです。

次に、「愛犬のことも考えてクルマを選びたい」についてみると、『そう思う(計)』が45.0%となりました。愛犬にとって快適なクルマにしたいとの思いはクルマ選びのシーンにも影響を及ぼしているようです。

愛犬連れドライブの頻度別にみると、週1以上愛犬をドライブに連れて行く人は、『そう思う(計)』が69.6%となり、頻度が低い層より高くなりました。毎週のように愛犬連れでドライブを楽しんでいる人は、愛犬のことを考えてクルマ選びをしたい傾向が特に強いようです。


さらに、愛犬とのドライブに関して、「安全なら、愛犬を助手席に乗せてドライブしたい」と思うか聞いたところ、『そう思う(計)』が50.6%となりました。愛犬の安全が確保できるのであれば、愛犬を助手席に乗せてドライブしてみたいと思うドライバーが2人に1人の割合となりました。

愛犬のサイズ別にみると、小型犬では『そう思う(計)』が55.7%となり、中型犬(42.7%)や大型犬(25.0%)よりも高くなりました。小型犬の飼い主は、運転中すぐに目の届く場所に愛犬を乗せておきたいと思うのかもしれません。


■こんな“犬目線”のカーアイテムが欲しい!

「掃除が楽になるペットシートマット」「愛犬が快適に過ごせるフロアクッション」「助手席に固定するソフトケージ」

■小型犬の飼い主は「助手席ソフトケージ」、大型犬の飼い主は「ペット用乗り降りスロープ」に関心大


こうした愛犬家の声に応えて、愛犬とのドライブを快適にする様々なカーアクセサリーが登場していますが、どのようなカーアクセサリーが人気なのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、愛犬とのドライブを快適にするカーアクセサリーとして、欲しいと思うものは何か聞いたところ、「車内の掃除が楽になるペットシートマット」が35.7%で最も高くなりました。車内の掃除を楽にするグッズは愛犬家からの人気が高いようです。次いで、「愛犬が快適に過ごせるフロアクッション」が26.7%、「助手席に固定できるソフトケージ(クレート)」が18.6%、「車内に入れたくない汚れ物(うんち袋など)や小物専用の収納スペース」が17.1%、「急な飛び出しを防げるリードフックやペット用ハーネス」が16.5%、「ひっかき傷やかみ傷から守るドアカバー」が16.4%で続きました。

愛犬のサイズ別にみると、小型犬では「助手席に固定できるソフトケージ」が21.6%で、中型犬(13.2%)や大型犬(7.7%)よりも高くなりました。固定できるケージに入れることで安全性を確保し、助手席に乗せてドライブを楽しみたいと考える小型犬の飼い主が多いようです。対して、大型犬では、「乗り降りが楽になるスロープ」が26.9%で、小型犬(6.5%)や中型犬(9.2%)よりも高くなりました。大型犬の飼い主は、愛犬のクルマの乗り降りでいつも苦労しているのかもしれません。


≪愛犬と楽しむお出かけスポットについて≫

■お留守番させるのはイヤ?「旅行に愛犬も連れて行きたい」が6割弱、30代の愛犬家は7割弱

■愛犬家の7割が「ペット同伴可のお出かけスポットを探すのは大変だ」と苦悩


全回答者(1,000名)に、愛犬とのお出かけについての考えを聞きました。

まず、「旅行に行くなら、愛犬も連れて行きたい」についてみると、『そう思う(計)』が57.2%となりました。

世代別にみると、30代は『そう思う(計)』が68.4%となり、そのほかの世代よりも高くなりました。若い世代では、愛犬を連れて旅行に行きたいと考えている人が多いようです。

次に、「ペット同伴可のお出かけスポットを探すのは大変だ」についてみると、『そう思う』が69.6%となりました。お出かけスポット探しで苦労している愛犬家が多いようです。


■愛犬とのお出かけ人気スポットランキング 1位は「大きな公園・牧場」、2位は「アウトドア(海・山など)」

■これからブームに?「ペットと泊まれる宿泊宿」はリピート利用したい人が多数、「わんこ専用メニューのあるドッグカフェ・レストラン」も人気


それでは、愛犬を連れていけるお出かけスポットでは、どのような場所が人気なのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、これまでに愛犬を連れて行ったことがあるお出かけスポットを聞いたところ、「大きな公園・牧場」が54.8%で最も高く、「海・山・川・湖(登山、水遊び、海水浴場など)」が48.9%、「ドッグランのある道の駅・サービスエリア」が33.0%で続きました。愛犬を思いっきり運動させることができる公園・牧場やアウトドアスポット、ドッグランのある施設の人気が高いようです。

また、今後(または再度)、愛犬を連れて行きたいお出かけスポットを聞いたところ、「ペットと泊まれるホテル」28.4%や「ペットと泊まれる温泉宿・スパリゾート」30.5%、「ペットと泊まれるペンション」26.3%などは、これまでに連れて行ったことがある割合よりも高くなりました。今後はペットと泊まれる宿泊施設への注目が高まってくるのではないでしょうか。

さらに、それぞれのお出かけスポットについて、リピート意向率(行ったことがある人が「再度行ってみたい」と思う割合)をみると、リピート意向率1位は「ペットと泊まれる温泉宿・スパリゾート」で77.7%、僅差の2位は「ペットと泊まれるホテル」で74.7%、3位は「犬専用メニューのあるドッグカフェ・レストラン」で66.1%となりました。ペット泊まれる宿泊施設に行ったことがある人の多くはその経験に満足していて、また訪れたいと思っているようです。また、愛犬と一緒に食事を楽しめるドッグカフェやレストランも、経験者をその魅力の虜にしていることがわかりました。


■ペット同伴可のお出かけスポットはどう探す?「ネット検索」して「お出かけ情報サイト」や「施設公式HP」を参照

■30代の愛犬家のお出かけスポット探しは「SNSの書き込みや投稿写真」で情報収集

■愛犬とのお出かけ“上級者”は「雑誌のペット特集」や「レビューサイト」も利用して情報収集


では、愛犬家はペットを連れて行けるお出かけスポットをどのように探し出しているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、ペット同伴可能なお出かけスポット探しで参考にしている情報源を聞いたところ、「ポータルサイトでの検索結果(Google検索など)」が37.8%で最も高く、「お出かけ情報・旅行情報サイトの特集ページ(ペットと行ける●●特集など)」20.8%や「レジャー施設や宿泊施設の公式HP」18.9%が続きました。ネット検索を入り口に、お出かけ情報サイトや施設の公式HPを参照するなどして、スポット探しをしている人が多いようです。

世代別にみると、30代は「SNSの書き込み内容(Twitterなど)」19.6%や「レビューサイトの書き込み(トリップアドバイザーや食べログなど)」14.8%、「SNSに投稿された写真(Instagramなど)」14.8%の割合がそのほかの世代に比べて高くなりました。30代は、SNS上の投稿内容やレビューサイトの投稿内容も参考にしているようです。

また、ペットと泊まれる宿泊施設の経験者は、それぞれの情報源を参考にしている割合が軒並み高くなり、その中でも「ポータルサイトでの検索結果」62.3%、「お出かけ情報・旅行情報サイトの特集ページ」40.9%、「レジャー施設や宿泊施設の公式HP」38.9%、「旅行誌や週刊誌のペット特集」29.8%、「レビューサイトの書き込み」19.8%の5つは全体よりも10ポイント以上高くなりました。お泊り旅行を楽しむ、愛犬とのお出かけ“上級者”は、ネット検索やお出かけ情報サイト、施設の公式HPのほかに、雑誌やレビューサイトの情報も参考にして、お出かけスポット探しをしていることがわかりました。


≪愛犬とのくらしについて≫

■愛犬家ドライバーの2割強は「愛犬画像をSNSに投稿する」、30代は4割弱

■「SNSのアカウントは愛犬画像」30代愛犬家の3人に1人、「愛犬名義のアカウント持ち」も?


愛犬とのお出かけやドライブを楽しんでいると、愛犬との思い出が増え、愛犬の写真を撮影する機会も多いのではないでしょうか。そこで、愛犬の写真をSNSに投稿したり、ほかの愛犬家とSNS上で繋がったりすることがあるのか、質問を行いました。

全回答者(1,000名)に、愛犬とのくらしでのSNSの活用状況について聞いたところ、「愛犬の画像を投稿することがある」は22.6%となり、「犬の画像を投稿するアカウントをフォローしている」は15.9%、「愛犬家と繋がっている(愛犬家同士で相互フォローしている)」は14.9%となりました。また、「自分のアカウントのアイコンは、愛犬の画像を使っている」は25.8%、「愛犬専用(愛犬名義)のアカウントを持っている」は10.0%となりました。

世代別にみると、30代は「愛犬の画像を投稿することがある」が38.8%、「犬の画像を投稿するアカウントをフォローしている」が32.4%、「愛犬家と繋がっている」が28.4%、「自分のアカウントのアイコンは、愛犬の画像を使っている」が36.8%、「愛犬専用(愛犬名義)のアカウントを持っている」が14.8%となり、それぞれほかの世代よりも高くなりました。愛犬の画像を投稿したり投稿するアカウントをフォローしたりすることで、ほかの愛犬家とSNS上で繋がっている人が30代では特に多いようです。また、30代の愛犬家の3人に1人以上の割合で、自分のSNSのアカウントのアイコン画像に愛犬の画像を使っていて、7人に1人の割合で愛犬専用のアカウントを開設していることがわかりました。愛犬とのくらしの中で、SNSを活用した交流を楽しんでいるようです。


■結婚の相手に求める条件は“犬好き”? 愛犬家・独身女性の8割弱が「パートナーは愛犬家がいい」と回答

■愛犬家の理想像?お手本にしたい愛犬家芸能人 1位は「坂上忍さん」、同着2位は「志村けんさん」「森泉さん」


また、全回答者(1,000名)に、「パートナー(配偶者や恋人)は、愛犬家の人がいい(愛犬家がよかった/愛犬家でよかった)」と思うか聞いたところ、『そう思う(計)』が73.6%となりました。愛犬とのくらしを大事に思い、犬好きの人をパートナーに選びたいと考えている人が多いようです。

男女・婚姻状況別にみると、未婚女性は『そう思う(計)』が77.8%でそのほかの層よりも高くなりました。愛犬家の女性には、自分の飼っている愛犬のことを大事にしてくれる人をパートナーに選びたいと考える人が多いようです。


最後に、愛犬家の理想像を探るため、全回答者(1,000名)に、「お手本にしたい」と思う愛犬家の芸能人について自由回答で聞いたところ、1位はダントツで、数多くの愛犬を飼育し、しつけもしっかりしていることで知られる「坂上忍さん」(170名)、2位は同着で「志村けんさん」と「森泉さん」(ともに20名)となりました。愛犬のためにセカンドハウスを購入した坂上忍さんのように愛犬に深い愛情を注ぎながらも、しつけはしっかりと行いたいと考えている愛犬家が多いのではないでしょうか。

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