Colt、新東京データセンター2が完成、日本での事業を拡大
ロンドン発 - グローバルデータセンターの通信事業者であるColtデータセンターサービス(DCS)は本日、日本において5番目のデータセンターにあたる新東京データセンター2が完成し、正式に運営を開始したことを発表しました。
市場調査では、アジア太平洋地域のコロケーション市場が世界規模の平均よりも速いスピードで成長することを示しており、2018年には145億ドルと16.2%の成長が予測されています。新東京データセンター2は、2011年1月に完成した8.4メガワットで4000平方メートルの総フロア面積を誇る東京データセンター2と並列して建設されました。新東京データセンター2はすでに最大使用可能容量の大部分が専有されていることから、アジア太平洋地域における大容量サービスに対する需要を明示しており、当社において最も戦略的な立ち上げとなりました。
Coltデータセンターサービスの最高経営責任者(CEO)であるデトレフ・スパングは次のように述べています。「新東京データセンター2を新設したのは、アジア太平洋地域において大規模なクラウドサービスを供給したいという業界のニーズに応えるためでした。各サービスプロバイダーは自社サービスを顧客に届けるため、信頼性があり、かつ優れた立地に位置する接続性の高いコロケーション施設を必要としていました。キャリアニュートラルな拠点として、新東京データセンター2はコア・エッジ戦略を強化し、Coltのデータセンター同士を接続することで、アジア太平洋地域で提供するお客様への全てのサービスに柔軟性のある拡張ソリューションやピアリングサイトへのアクセス、そして安全な環境下における、より優れたキャリアの選択肢を提供できればと考えています。」
新東京データセンター2は、アジア太平洋地域のコロケーション及びクラウドサービスに対する高まるニーズを満たすべく設計され、本地域における企業の積極的な成長プランを支えるものとなっています。本施設には6フロアに渡る500平方メートルのデータセンタースペースが10か所設けられており、オフィススペースなども併設することから、ディザスターリカバリーや事業継続計画の一環としても活用できるスペースとなっています。新東京データセンター2は最新の建設技術が用いられており、周辺で発生するあらゆる地震の影響も受けない仕組みになっています。本データセンターは1平方メートルあたり125トンもの重さを支えられるバネを用いた基礎上に建設されており、地震が起きても建物自体を揺らすことなく基礎より分離させることで建物全体が動く設計になっています。そのため、あらゆる衝撃を緩和させることで建物自体やお客様のハードウェア、そして現場のスタッフを守ります。また、建物全体に直接膨脹冷却(DX) が用いられており、日本の変動する気候や湿度下でも高い信頼性と効率を維持した稼働を実現しています。
「新東京データセンター2は、耐障害性、信頼性、そして拡張性という3つの側面を重視して設計されています。本施設はあらゆるクラウドサービスプロバイダーおよびお客様に対して、強固な事業継続性をご提供できるのです。」とスパングは付け加えました。
Colt DCSに関する詳細は、http://www.coltdatacentres.net/をご覧ください。
Coltデータセンターサービスについて
Coltデータセンターサービスは、キャリアニュートラルなデータセンター通信事業者です。Coltは世界有数の大企業のお客様より信頼を得ており、比類なきサービスとセキュリティを提供しています。Coltの優位性はUptime Instituteのマネージメント及び運用アワードにおいて最高スコアを獲得したことでも立証されています。
Coltデータセンタサービスは、大規模なデータセンターの計画、建築及び運営、そしてデータセンターコロケーションサービスを20年以上に渡り提供してきました。最もミッションクリティカルなグローバルの各業界の1,000社を超えるお客様からセキュリティレベルの高さに信頼を頂き、ヨーロッパ及びアジアにある29のキャリアニュートラルなデータセンターをご利用頂いています。
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