三重県農業大学校「みえ農業版MBA養成塾」を開設します
三重大学との連携で修士の学位取得も可能【国内唯一の取組!】
人口減少や高齢化が進む中、農業が基幹産業となっている地方では、先進的・革新的な農業ビジネスを展開しながら、若者にとって“やりがい”のある質の高い就業の場を提供できる経営体を確保していくことが求められています。
また、三重県では新規就農者の大部分が農業法人への雇用就農となっていることもあり、若者に対して質の高い就業の場を提供できる農業ビジネスを展開する起業家などの若きビジネス人材の育成を目的に「みえ農業版MBA養成塾」を平成30年4月に三重県農業大学校に開設します。
【養成塾の特徴】
1.雇用型インターンシップ
県内の先進的農業法人で働きながら本格的に農業ビジネスを学べる環境を
提供します。
2.企業経営やフードマネジメントまで学べる
農業経営のみならず、企業経営やリーダーシップ論などに加え、食品の
流通加工やGAP、HACCPといったフードマネジメントをトータルで
学べる環境を提供します。
3.大学院との連携【国内唯一の取組】
三重大学大学院地域イノベーション学研究科と連携し、地域社会や農業を含む
企業の現場における課題への対応策を議論・演習できる機会を提供します。
さらに修士の学位取得を目指す塾生には同大学院と併学できる環境も提供しま
す。
養成塾の概要
●名称:みえ農業版MBA養成塾
https://mie-nodai-mba.jp/
●開設:平成30年4月
●設置場所:三重県農業大学校(三重県松阪市嬉野川北町530)
●塾 長:木村 修
株式会社伊賀の里モクモク手づくりファーム会長
伊賀市に自然・農業・食農学習をテーマに農業公園「伊賀の里
モクモク手づくりファーム」を作り上げ、「脱・既成農業」の
名の元、25年間で従業員350名、年間50億円に到達。
全国的にも農業の6次産業化の第一人者としても知られている。
●名誉塾長:鈴木英敬(三重県知事)
●養成期間:2か年(1年次:プライマリーコース、2年次:アドバンスコース)
●雇用型インターンシップ受入農業法人等(候補):今後も増やしていきます。
・(株)浅井農園 【トマト生産の匠】
・(株)あぐりん伊勢 【地域農業再生の匠】
・イオンアグリ創造(株) 【農業参入の匠】
・サノ・オーキッド 【洋蘭づくりの匠】
・農業屋ファーム(株) 【大規模水田農業の匠】
・伊賀ベジタブルファーム(株) 【オーガニックの匠】
・(株)伊賀の里モクモク 【集客・交流農業の匠】
・(株)かきうち農園 【かんきつ栽培の匠】
【塾生募集について】
募集対象:社会人経験者を中心に、三重県内で農業ビジネス展開を志す
概ね40歳までの者
募集人員:3~5名程度
選考方法:面接、小論文
募集選考スケジュール:
11月13日~1月31日 プレ申込み(インターンシップ受け入れ法人による面談等)
2月1日~2月15日 本申込み(願書受付:インターンシップ受け入れ法人による
受け入れ内諾者)
2月28日 入塾選考
3月2日 合格発表
みえ農業版MBA養成塾育成カリキュラム案
三重農業大学校について
農業に関する高度な技術及び経営について、実践的な教育により、優れた農業経営者等を養成するとともに、農業者等に必要な研修を行うことを目的に昭和61年4月に設置されました。
農業改良助長法に規定される「農業者研修教育施設」に位置付けられており、
平成18年度からは学校教育法第124条に規定される専修学校になっています。
■設置課程
・主に高校卒業した者を対象に2年間講義(教養科目含む)と実習を組み合わせ
実践的な研修教育を行う二年課程(養成科)
・主に社会人を対象に就農を目的に1年間で集中的に取り組む一年課程(養成科)
・新規就農者や農業者を対象に経営の発展段階に対応した多様な研修を行う
研修課程(研修科)
■教育方針
三重県農業及び農村地域の中核的な担い手として、広い視野から判断し、
行動できる経営感覚に優れた人材を養成するため、次の目標のもとに実践的な
教育を行う。
■教育目標
教育方針に基づき、次の諸点に重点を置いて教育を行う。
・農業技術の高度化及び経営の革新に対応できる技術能力、経営判断力等を
養成する。
・自己の確立と協調性に富む人材を養成する。
・明日の農業を拓く、創造力、実践力豊かな人材を養成する。
プレスリリース添付資料
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